傾聴10年「聴く人が楽になる傾聴スキル」

聴脳力:なぜ話が聴けないのか?コーチングやカウンセリング経験者が増えて、傾聴を知っている人はたくさんいるのの、身の周りに聴き上手が増えていないのはなぜなのか?そんな疑問に答えていきたいと思います。

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ある社長さんから社員面接時の

話の聴き方について相談を受けました。

その会社では、いままでしていなかった

社員への半年に一回の定期面接を

始めたばかりなのだそうですが、

なかなか社員から本音を

言ってもらえず困っているとのこと。

自分の話の聴き方がマズいのかもと思って

相談してくださったわけです。

まずその話を聞いたとき思ったのは、

「社員を大切にしようとしている、立派な社長さんだな」

ということでした。

(社員にその思いが伝わっているかどうかは別として)

・・・

実際にどのように面接を

進めているのか聴いたところ

自由に意見を言ってもらいたいので、

「なにか困っていることはないですか?」

と質問をしているのそうですが、

何も言ってもらえないことが多いとのこと。

「別に面接するふりをして、不満を持っている社員を洗い出して、責めようとしているわけでもないのに・・・」


と少し落ち込んでいらっしゃいましたね。

こんな風に面接がうまくできないと

その原因を自分の聴く力のなさに

求める方も多いのですが、

実際は、

傾聴力以前の問題があることが多いです。

面接に限って言うなら、面接の前に

「事前に何を質問するか伝えていない」


ことが問題ではないでしょうか。

何の準備もできていない状態でいきなり

「なにか困っていることはなですか?」


と質問をされたら困惑して当然です。

面接前日でもいいから、

聴きたい内容を伝えておけば

それなりに準備してくるでしょう。

たとえば、

事前にこのように伝えておくといいかもしれません。

-----------

面接では以下のようなことについて、伺いたいので考えてきてください。

・今期設定した目標の進捗・達成についての自己評価と抱えている課題について

・来期の目標

・仕事をする中でやりにくいと感じていること(こうすればもっとよくなると思う改善案があれば一緒に)

・職場内で困っていること

・職場外で困っていること(対顧客、取引先など)

・仕事を進めるうえで気になっていること(大小問わず)

・会社に対する要望

・その他、意見や質問などあれば


-----------

このように具体的に事前に伝えておくことで

面接のときに何も話がでてこない

ということはなくなるでしょう。

多くの場合、

面接をする意図をちゃんと

理解しているのは経営者だけです。

社員には伝わっていないものです。

(ときどき経営者自身、何のための面接かわからずしているケースも見受けられますが(汗))

面接の意図をちゃんと社員に伝えるのも大切ですが、

現実的にはそれも限界があるかもしれません。

ならば、

意図は十分に伝わらなくても、

質問の内容自体を意図に沿った

回答が得やすいものにしておけば

意図が十分に理解できていない社員からも

ある程度必要な話を聞くことができます。

そしてそれは当日いきなり質問するのではなく、

「事前に伝えておかないと」

いけません。

面接で必要な話が聴き出せないとき、

それは傾聴力の問題ではなくて、

「答えやすいように伝えることができていない」

マネジメント力の問題であるかもしれません。

問題のポイントがずれていないか

確認してみましょう。

・・・

人間の脳は、

「予期していいないことには対応できない」

という特徴を持っています。

逆を言えば

「予期できることは対応しやすい」

ということです。

たとえば、

今日の予定、一週間の予定を

スケジュール長で確認するのはよくしますよね???

無意識にしていることかもしれませんが、

あれは何の意味があるかというと、

前もって起きることを知っておくことで、

準備がしやすくなり、やり忘れや、

混乱を防げぐことができるから見るわけです。

こんな風に、

先に知っておくことで脳は安心しますから

面接を上手に進めるには、

面接当日の聴き方のスキルを磨く以前に

事前に伝えておくのがお勧めです。

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「面接するなら、事前に何を訊きたいか伝えておく」

そのうえで、

面接当日、せっかく正直に話してくれいる人の

話をさえぎったり、否定したりしないために

傾聴力が高ければなおよいでしょう。

問題の切り分けが必要です。

個人的には、傾聴力を鍛えるていることで、

「それが傾聴で解決できる問題なのか?」

「それ以外の方法で解決できる問題なのか?」


「解決策の切り分け」がしやすくなりました。

対処法選びで迷うことが減った分、

傾聴を使わない場面の対応もずいぶんと

楽にできるようになりました。

一つのことをそれなりに突き詰めると、

世の中は意外とシンプルに

見えてきたりするから面白いものですね。

<お知らせ>

傾聴を使わない場面でも、

楽に仕事も進めたいという方にも、

傾聴の学習はきっと役に立つでしょう。

傾聴講座は次回、東京は8月13日。

大阪は8月25日に開催です。
 ↓
http://goo.gl/SSm3qu

 

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