傾聴10年「聴く人が楽になる傾聴スキル」

聴脳力:なぜ話が聴けないのか?コーチングやカウンセリング経験者が増えて、傾聴を知っている人はたくさんいるのの、身の周りに聴き上手が増えていないのはなぜなのか?そんな疑問に答えていきたいと思います。

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いまではコペルニクスが唱えた

地動説が定説となっていますが、

観測機器が発展するまでの約1400年間、

「地球が宇宙の中心にあり、他のすべての天体は、地球を中心として回っている。」

というプトレマイオスの天動説が、

15世紀から16世紀にかけて

信じられてきました。

当時の一般の人たちからすれば、

天が回っていようが、

地が回っていようが

どちらでも構わなかった

と、いえばその通りでしょうが、

研究をしている人の立場からすると、

世間の常識が、天動説から

地動説に変わるということは、

ある日突然、昨日までの

「変人が、常識人」

に変わり、

「常識人が、変人に変わる」


・・・くらいの、衝撃が

あったのではないでしょうか。

(地動説もいつか変わるかもしれませんが・・・)

・・・

こんな風に、

「昨日の常識が、今日の非常識」

ということは結構あるのでしょう。

人間の意識というのは、

たとえどのような事情があるにせよ、

きのうまで信じていたことを

いきなり今日、別の考え方に切り替えるというのは、

なかなかしがたいものですね。

それは人の中に、

「信じてきたことを否定することは、自分の存在しのものを否定すること」

という無意識があることが

関係しているからおように思います。

・・・

私は、いままでどちらかというと

自分のことを

「傾聴の異端児」

と表現しておりました。

なぜそのような表現をするかといいますと、

私自身が傾聴をするときに

一番の大切にしている根幹、

「自分を大切にできる人が、他人を大切にできる。」

あるいは

「自分の心のに寄り添い、自分の心の声をちゃんと聴けた分だけ、他の人の心の声もちゃんと聞こえるようになる。」

という考え方が、

あまりにも同じ業界の中で、

重要視されていないという

「常識」があったからです。

「相手の方を楽にするために、聴いてあげましょう。」

「自分の意見は言ってはいけません。」

「喜んでもらえるように聴きましょう。」


支援活動やコミュニケーション関係の

活動をしている人の多くが、

「相手のため」を強調します。

あるいは、

「相手が喜んでから、その笑顔を見て自分の喜びのエネルギーにしましょう」

・・・と。

とにかく

「相手が先」「相手のため」を強調し、

そのためには、

「我慢としんぼう」

が素晴らしいことのように

言っているのを耳にします。

それを聞くたびにガッカリしています。

「リンゴだけ食べるダイエット」

が効果があっても、

一生続けられないのと同じように、

我慢や辛抱はいっときは

できたように見えても、

ずっと続けることはできません。

また、

たとえ自分が我慢することで、

誰かの笑顔が増えたとしても、

それは

笑顔になった人がプラス1人と、

我慢していることで笑顔でくなった人がプラス1人。

相殺してプラスマイナス0です。

地球という広い視野で見ると、

何も改善も向上もしていないのではないか?

と、思うのです。

でも、社会の常識は

「人のためは素晴らしい」

「自分のためより、人のため」

ですね。

・・・

人の話を聴く傾聴でもそうです。

聴き手の我慢して無理をして聴いていても、

「相手が笑顔になれば、その聴き方は成功。」

で、

「相手からの評価が悪い(ない)ければ失敗」

という価値観が蔓延しているように感じます。

でも、やはり私が思うのは、

「自分が楽ではないのに、他の人が楽になって何か意味があるのだろうか?」

「そもそも、自分が楽になることができない人が、他の人を楽にしてあげることができるのだろうか?」

「人の為と言いながら、結局、相手から笑顔をもらってそれを生きるエネルギーにしているなら、それは結局、はじめから『自分のため』なのではないだろうか?」


・・・

結局、私にとって傾聴は、

「自分の気持ちに寄り添い傾聴できる分だけ、他の人の気持ちにも寄り添い傾聴しやすくなる。」


これだけを11年間、

追い求めているのであります。

自分への傾聴「だけ」をすることで、

自分が楽になり、

自分が楽になった分だけ

周りの人との関係も作りやすくなりました。

結果的に、相手の話も

すごく聞きやすくなっています。

「お互いが楽になる」

この体験をぜひ多くの人に

味わってもらいたいものです。

・・・

でも、

カウンセリングの学校も、

社会の常識も「自分より相手」優先なものですから、

「傾聴の異端児」と表現するほうが、

角が立たないし、言いたいことも言えるし、

いいかなと思ってきたのでありました。

でも最近読んだ、ある本、

・・・C.ロジャーズの本がきっかけで、

もう異端児と呼ぶのは辞めようと思いまして。

その本には、ロジャーズの

このような言葉が書かれていました。

「私が自分自身との間に援助的な関係を形成することができるならば、自分自身の感情に感受性豊かに気付くことができ、それを受容することができるならば、私は他者に対しても援助的関係を作ることができる可能性が高まる。」

18世紀にカウンセリング界に

最も影響を与えた心理療法家

と称されたロジャーズは、

はじめから真の支援効果は、

自分自身との援助的関係の

深さにより成り立っている

と言っているではありませんか。

この本の中からは、

いまの社会の常識である

自分を我慢して、抑えて、

形だけうなずき、あいづちして、

くり返しして・・・、

という理解がどうして

生まれたのか疑問に思います。

・・・

ロジャーズの本から、

自分こそ王道だなんて

いうつもりもありませんが、

異端という必要もまたなかった

という気付きを得たのでありました。

(もっと早く読めばよかった(汗))

【この言葉を自分に言ってみよう!】

「常識が正しいとは限らない。信じる道を進もう。」

人生の先輩である知りあいのお医者さんから、

「人には2つの宗教はいらないんだよ。」

と言われたことがあります。

要するに、

人間は、一つ信じているものがあれば十分で

他の考えを持ったり、考えを変えることを好まない。

ということの比喩であります。

いまの社会にある、自己犠牲を美徳する

常識を説得して変えることはできません。

でも、異端でも王道でも構わないから、

わたし自身が、傾聴の常識が変わるように、

自分の心を傾聴できた分だけ

他の人の心の声もしっかり受け止められる

それによって人生が豊かに

なっているのが見てわかる!

そんな生き証人になりたいと思うのであります。

・・・
いかがでしょうか?

これをお読みいただいているあなたは、

人には理解されなくても、

自分の中ではゆるぎなく

信じていることはありますか???

ぜひ、

その思いが他の人に

理解しれもらえなかったとしても

自分だけは自分のよき理解者として、

自分で傾聴してあげて欲しいものであります。

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