春から始めるフィラリア予防
こんばんは
看護士の萩原です
今年もステイホーム🏡のGW。。。
みなさんは、いかが過ごされましたか
さて、動物病院では、春の予防シーズンに入り、混み合う日も多くなっています
予約診察になっていますが、お待ちいただく事もあり、ご迷惑をおかけ致しますが、ご協力、お願いいたします
さて、今回は、フィラリアの予防について書いてみよう
ワンちゃんを飼われている方は、良くご存知かと思いますが、言われたからとりあえず、、、と、始めてる方もいらっしゃるのでは
フィラリア症とは、蚊に刺されて寄生虫に感染し、様々な症状が出る病気です🐛…
予防と言われていますが、実は、フィラリアの感染を予防しているわけではないのです
フィラリアは、蚊が持っている幼虫が、刺された時の傷口によって、犬の体内に感染します
人でも、蚊に刺されないように予防しますが、絶対に刺されない事はないですよね
室内飼いだから、蚊取り線香をつけてるから大丈夫
と、言われる方もいらっしゃいますが、100%ではありません
予防薬は、感染した幼虫が、血管の中に入って成虫になる前に駆虫するお薬なのです
これが、蚊が出始めて1ヶ月以内〜、いなくなって1〜2
ヶ月後に、最後の予防をする理由です
また、予防を始める前に、血液検査をして頂いています
これは、血液中に、フィラリアの子虫(ミクロフィラリア)がいないかを、チェックしています
ミクロフィラリアが、血液中に泳いでいる状態で、予防薬を与えてしまうと、予防薬によって死んだミクロフィラリアによって、アレルギー反応を起こす危険があるからです
厳密に言うと、この検査は、フィラリアに感染していないと断定するものではありません
感染した数が少なかったり、オス♂だけ、メス♀だけの場合、ミクロフィラリアは、産まれないからです
ですが、きちんと予防していれば、感染する事は、まずありません
うっかり半月飲ますのが遅れた、、飲ませたつもりが、知らないうちに吐き出していた、、など、もしもがある為、検査を実施させて頂くようにしています
予防をしていなかった子には、成虫の感染を調べる別の検査もして頂いています
ちなみに、フィラリアは、犬の体内だけで成長する訳ではありません。
犬の心臓で生まれたミクロフィラリアは、一度蚊に移る事で、第3幼虫まで成長し、再び、犬の体内に戻り成虫になるのです
つまり、フィラリアに感染した犬がいなければ、蚊に刺されたとしても、フィラリアに感染する事はないのです
ちなみに②
ねこちゃんにも、フィラリアは感染します
ねこは、フィラリアにとって本来の宿主(成長するために適した相手)ではない為、感染しても、成虫になる数が少なく、犬とは異なった症状が出ます
犬の場合は心臓や肺の血管に成虫が詰まることで咳や心臓発作、心不全による腹水など特徴的な症状が出ますが、猫の場合は、はっきりとした症状がなかったり、他の病気と見分けがつかない症状が出ることが多く、診断が難しいとされます。
突然死を起こす原因になることもあります
また、犬は血液検査でフィラリア症にかかっているかどうかがわかりますが、猫は寄生している虫の数が少ないため、感染していても検出できない場合がほとんどです。
このことが、症状の早期発見や治療を難しくしている要因の一つにもなっています
猫の場合、感染しても治療法が確立されておらず、対処療法になる事がほとんどです
国内の報告では、10頭に1頭がの猫が、フィラリアの幼虫に感染していたという報告があります
発見もしにくく、治療法もない、、、
しかし、予防していくことで、確実に防ぐ事ができます
ねこちゃんの場合は、ノミ・ダニ予防と一緒にできるスポットタイプがあります
ねこさんのフィラリア予防に興味を持たれた方は、いつでも、ご相談して下さいね
初めまして
挨拶がだいぶ遅れましたが、
去年の11月からアイビーで働かせて頂いています。
受付の比嘉です!
生まれも育ちも岡山で、3月に短期大学を卒業しました!
猫好きなので、猫の動画を見たり、猫カフェに行く事で癒されています🐱
働きはじめてもう5ヶ月が経つと思うと、時の流れの速さにビックリしています( ˙_˙ )
仕事に少しは慣れてきましたが、まだまだ分からないことが沢山あり、日々学ぶことが多いです💦アイビーに来て頂いているわんちゃん、ねこちゃん、飼い主様のためにも一生懸命頑張りますので
よろしくお願いします!!!写真に写っているわんちゃんは
私の祖母の家で飼っているヨークシャテリアのあいちゃんです🐶
とってもかわいいので激推しです( ' ' )♡
これこそほんとのお久しぶりです(笑)
なんと約1年半以上ぶりにブログを書きます५✍(ÒωÓ )💦