出来事ふたつの視点。 それは360度×360度の認識の中で存在している。 ふたりに関するひとつの物事。 ひとりは物事の本質に執着し、もうひとりはその事柄のみに執着する。 同じひとつの点を見ている。 派生したふたつの事実は、互いに真である。 まるで別物のようであるにもかかわらず。 その出来事については個々別々に知っているが、お互いが気付いているということは、お互い知らない。