2年間、働かずに食ってきた | いってつのブログ

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あるIT企業を起業。社員40名程の規模でうつ病を発症。
その後、某精神病院の隔離病棟に数ヶ月入院することになる。
ゆかいな精神病患者たちとの交流記や、闘病記。あとはお金のこと。
すべて実話です。

2年間、働かずに食ってきた。働けずにといったほうが正確か。(どうやって生計を立てているかはのちのち。)

IT技術者専門の特定派遣会社を上司とともに辞め、起業した。
社員数ゼロ、上司が195万円。僕のポケットにあった5万円と合わせて200万円で会社を作った。

上司が社長。私が参謀。
ほぼ、無計画で起業せざるを得ない状況となったため準備はほとんどしていない。

会社の定款ってなぁに?というところからスタート。

会社の定款とはその会社がどんな営業活動をするのかを記した文書。後で変更はできるがいちいち金がかかる。
某大企業2社の定款を取り寄せ良いとこ取りして作成。
簡単なものだ。
こういった作業は社長は苦手なので僕が主流で進める。

会社の名前を決め、ドメインの取得。

なにより重要なのは社員集め。
会社を辞めることになった夜から電話をかけまくり。
元部下に会社を辞めることになったいきさつを説明し、新会社への移籍を説得。

憲法で職業選択の自由があるので引き抜きは合法だ。
(元会社の役員だった社長は役員時代に勧誘はしていないので、取締役の善管注意義務違反にはあたらない。)
現場監督だった私の部下を中心に勧誘に当たる。

10人ほどから色よい返事。
幸先の良いスタートだ。

そんなこんなでスタートした会社、順調に売上高も5億に近くなった頃、社内での自分の居場所をなくし、うつ病を患い退職。
2年経過した今現在も治療の毎日を送っている。

これまでのこと。
これからのこと。
過去への想い。
今の想い。
未来への想い。

そんなこんなを散文的に書いていきます。

起業に興味のある方は、失敗例の一つとしてぜひお読みください。


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