ザーコリ使用が決まる。 | 山あり谷あり、カーブあり

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家でも仕事でも一緒に頑張ってきた夫と妻のブログ

昨日、CTを撮った。 私も仕事を抜けて病院に付き合い

一緒に結果を聞きにいった。

最近、夫の体調も顔色も良くて、先日のX線写真での、

肺の画像を見た限り、癌はだいぶ小さくなっていたので、

きっと全体的にいい調子なんじゃないかな・・・なんて期待

しながら診察室に入って行ったのだが、結果はというと、

・・・そうでもなかった。


肺癌のCT画像の方は、たしかに前回(9/27)は直径 4cm、

今回は、2cmぐらいになっていたので、一定の効果は

認められたのだが、転移先の肝臓の方は、僅かではあるが

拡大していた。 前回が6.2cmで、今回は6.5cm。

どうしても原発巣の癌にくらべて、転移癌の方が悪性度が

高いのだと、先生が仰っていた。


「ザーコリへ移行してみましょうか」 と仰るので、お願いする

事にした。 2週間の入院が決まった。

夫は、私の肩をポンと叩いて、「大丈夫、大丈夫、今度は

肝臓を治すぞ」 と、一生けんめいに笑顔を作った。


あんなに、切望していたザーコリだったが、いざとなると

なんだか心が不安でいっぱいになってしまう。

夫の癌は、線癌と扁平上皮癌の混合という事で、たしかに

その後の検査でALK 融合遺伝子 「陽性」 という結果は

出たが、先生は、その検査結果に少々疑問を抱いて

いる。 さらに、肝臓に大きな転移があるので、副作用の

一つである、肝機能低下が生じた場合には、すぐさま

ザーコリ使用中止となる予定。

そして、新薬情報や癌治療関係のウェブサイトには

目覚ましい効果があると書かれているものが多いが、

実際にザーコリを使っておられる色々な方のお話を読ませて

頂くと、この薬がそれほど素晴らしい効果を上げる薬のよう

には見えない、というのもある。 

まずは、今せっかく、食事がちゃんと摂れているおかげで

元気でいられるが、副作用のせいで全く食べられない・・

という事態にならぬ事を祈るばかりです。


入院は10/19から。 それまで少し時間があるので、動ける

だけ動いておこうと思う。 まずは、免疫治療クリニックに

相談に伺う。 そしてがんサポートコミュニティーでも

グループサポートを受けてご意見を伺ってこよう。