スポーツゲームというと今では様々なジャンルが、それこそ様々な工夫を凝らして発売されていますが、ファミコン初期は実にシンプルだったんです。
『ゴルフ』、『テニス』
どちらも前年発売された『ベースボール』と同じくほとんどBGMがなく静かなゲームでした。
当時はゴルフもテニスもルールが分からず、全然楽しめませんでしたし。
ゴルフは後に”プロゴルファー猿”が流行ってから、テニスは兄がテニス部に入った影響で多少プレイするようになりましたが、やり込んだ記憶はありません。
あとテニスの方は、スーパーマリオブラザーズの裏ワザをやるのに使いましたね。
この裏ワザを紹介した雑誌に”本体が壊れる可能性がある”とか書かれてましたが(笑)。
『ダックハント』、『ワイルドガンマン』、『ホーガンズアレイ』
専用の光線銃を本体に繋げて、テレビ画面に向かって撃つという、いわゆる光線銃シリーズです。
今では当たり前のようになっていますが、当時、これを持っている人は皆の憧れの的でした。
私の周りにも持っている人がほとんどおらず、1~2回しかプレイしたことがありません。
今も、カセットはあるのですが光線銃が無いのでプレイできません。
『F1レース』
これは雑誌で記事を見た時からすごく欲しくて、何度も手に入れた夢を見ました。
夢の中で見たパッケージやカセットの色、形、ゲーム画面は、目が覚めてもしっかり覚えている程でした。
まぁ、本物とは全然違いましたが。。。
あとこのゲームで初めて、”好きなゲーム=得意なゲーム”にはならないんだなと思い知らされました。
『エキサイトバイク』
それまでカセットは全て4500円だったのに、このゲームは5500円で発売され子供心に”高級品”というイメージがついていました。
周りでも持っている人が少なく、友達の開拓を進めてようやく持っている人を見つけ、毎日のように通いました。
今でも好きなゲームです。
『マッピー』
それまで任天堂だけだったファミコン業界に新たに参入した”ナムコ”作品です。
ナムコはパッケージやカセットのデザインが独特で、それだけでとても親近感がわきました。
マッピー自体は発売当時ではなく、もっと後になってプレイしたと思います。
見た目はカワイイのに、結構ムズカシイんですよ。
『ロードランナー』
こちらも新たに参入した”ハドソン”の作品。
これはハマリましたね~。特にエディット機能(マップを自分で作れる)が面白くて、金塊だらけの超簡単な面を作ったり、逆に絶対解けないような面を作ったり。裏ワザ(バグ?)が出来る面も当時の雑誌で紹介されましたね。
確か、作った面をノートに記録していたと思うのですが・・・どこにやったんだろう?
あと、BGMね。スタート時の画面を見渡す時のBGM,私の中では”ババッチ、ババッチ、ババッチ、だからババッチ、ババッチ、ババッチだから・・・”でした(笑)。