スタッフさしはらの本紹介コーナー【手放す練習】物を手放すと、本当に大切なことが見えてくる。
こんにちは♪スタッフさしはらです(^^)🍀.⋆突然ですがみなさんは「手放すこと」を意識したことはありますか?私はこれまで、自分の持ち物を管理できていなかったり、何がどこにあるか分からなくなって探し物をすることがよくありました…。そんなモヤモヤをなくしたい!と思っていた時に出会ったのが『ミニマルな暮らし』という考え方でした。『ミニマル』や『ミニマリスト』と聞いて、最初は、ただ物を少なく持つとか、シンプルな暮らしのことだと思っていました。ところがある本を読んで、その考えが大きく変わったんです!それが、ミニマリストしぶさんの【手放す練習】という本。この本は、ただ物を減らす話ではなく、『本当に大切なものを見失わないためにどう生きるか?』を考えさせてくれる一冊でした。読んでいくうちに理解が深まった【ミニマルな暮らし】とは、自分が物を【選ぶ】【所有する】【選択する】ことは、物を通して人生の選択や、大切なもの(目に見えるものに限らず)見失わないために、そして自分が本当に大切にしたいことをもっと大切にできる素敵な生き方なんだと、自分の生き方を見つめ直すきっかけになりました。今回は、そんな気づきをくれたこの本をぜひ皆さんにご紹介したいと思います✨そもそもミニマリストを知るきっかけとなったのが、YouTubeでミニマリストしぶさんの動画を見たことがきっかけでした。そこから本も出版されていること知り、読んでみることにしました。この本の中で私が一番心に響いたのは、余白を美しいと感じられる感性を持つこと。例えば音楽の場合、どんなに美しいメロディでも、休符(余白)がなくずーっと流れていたらきっと聞いていて疲れてしまいますし、惹きつけられる部分がなくなってしまうかもしれません。(また、奏者も大変ですよね💦)余白があるから、ハッと惹きつけられたり、その次に流れるメロディがより美しく感じられるんだと思います。美術館の場合、素敵な作品でも、所狭しと並んでいたら、どれを見ていいか分からなくなってしまいますし、本当の魅力を感じ取れなくなってしまうかもしれません。実際に美術館は、作品の間に余白があることで、一つ一つの作品に浸ることができ、その世界観に引き込まれるのだと思います。では、お部屋の空間にもなぜ余白が必要なのか?意識はしていませんが私たちの脳は、目に入るもの全てを【情報】としてとらえていますよね。物がたくさんあると、脳はどこを見ても休みなく目から入る情報を処理し続ける。そうするとやはり脳は疲れてしまいます。そう考えると、睡眠もやはり『余白』なんだと思います。目を閉じて、情報をシャットアウトし、身体を休め、しっかり眠ることで次の日もまた元気に活動ができますよね。余白があるから、美しいものはより引き立ち、大切なことに集中できる。物を大切にする。ということは、ひとつの物を長く持つことだと思っていましたが、人生の中で一人の人間が所有できる物の数には限りがあります。場所があるからと全部を抱えて生きていくことはとても大変ですし、過去の自分にとっては必要だったとしても、今の自分にはもう必要ない物もあるかもしれません。今、自分が生きていく上で本当に大切なのか?その物は今の自分にとって本当に役立っているのか?今の自分にとって負担になっていないだろうか?物で溢れてしまうと、今必要な物が見つからなくて探し物をする時間が増えたり、持っていたのを忘れてまた買ってしまったり…それは目に見えるものに限らずです。 自分が本当に大切にしたいことはなんですか?見失っていないですか?自分を見失いそうになった時や、人生の選択に悩んだ時、まずは目に見える物から見直してみてはいかがでしょう?今の自分にとって何が必要か、大切かを物が教えてくれます。そして手放す物が出てきた時は、今までの自分を成長させてくれたこと、役立ってくれたことに感謝の気持ちを忘れないこと。そしてなぜ手放すことになったのか、その理由は、今の自分が大切にしたいことと合わない理由があるから。その物から学ぶことも大切です。物を見直して、あなたが手放さなかったものこそが本当に大切にしたい物や事で、余計な物がなくなることで、より大切にしたいことが引き立ち、それに集中できるようになります。この本を読み終えて、いとしやがご提案する物、そして事がみなさんにとって大切にしたい、手放したくないと思ってもらえるように私も日々、成長を続けていきます🌱✨以上、スタッフさしはらでした(^^)🍀.⋆