大川総裁の「資本主義の未来」について、明確に言及されていないけれど、これが答えではないか、の続きです。
前回は、金融政策が効いていない理由として、消費税増税により消費が冷え込んでいること、企業がデフレ下の20年間で体質を強化した結果、銀行から借り入れをしなくても投資ができるようになっていることをあげました。
その結果、ブタ積みと言われるカネ余りが銀行で発生しています。
じゃあ、その余ったお金を銀行はどうするのか。
とりあえず国債を買う、社債を買うという形でしょうか。
銀行であればリスクの低い金融商品に投資するしかありません。
国債の金利を低利でおさめたい、財務省にとっては万々歳でしょう。
まあ、まわり回って国民の負担も軽くなるのでいいですけど。
話が脱線しました。
話をもとに戻すと、個人もローンを組まない、企業もお金を借りないので、お金が余っている状況なのです。(デフレ)
次回は、富の源泉が「資本」から「知識」に移るとはどういうことかを話たいと思います。
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