大川総裁が、「資本主義の未来」を語られました。
総裁のマルクス主義経済学の評価、アベノミクス批判、さらには貨幣論と電子マネーの落とし穴について知りたいという方は、お近くの幸福の科学まで。
もちろん、勉強になる内容ですが、今回、私が衝撃を受けたのは、総裁が「チラリズム戦略」をとられたことです。
結論をスパっと言ってしまうと、すぐ流用されるので…ということで、あまり結論を話されずヒントだけ話す、とうスタイルをとられたことです。
この講演がなされた背景として、今年の4月、私も卒塾しましたHS政経塾で、総裁が「資本主義の終わり」に言及されたことかありました。
何故、日銀が金融緩和しているのに、景気が回復しないのか?
これに答えられたら、総理が務まりますとおっしゃてます。
と、いうことで、政治家を志すものの一人として、チャレンジします。
ます、金融緩和をしても景気が回復しない理由として、消費税増税が挙げられます。
消費は伸びない、と考えた経営者は当然のことながら投資を控えます。
そのため、企業は銀行から借り入れを控えます。
また、消費が伸びないということは、住宅ローンの貸し出しなども減るということで、個人に対する貸し出しもなかなか増えません。
ですので、日銀が銀行に貸し出ししたお金は銀行でブタ積み状態となります。
以上の経緯は何度かこのブログでふれましたし、大学で学ぶマクロ経済学の基礎的な問題かと思います。
さらに、何故、資本主義の終わりにつながるのか、という話ですが、これは若干長くなりますが、セイの法則が働くなっていることと、黒字経営を続け内部留保を豊富に持っている企業が増えると、資本でお金を稼ぐ、ということができなくなってくるからです。
時間がないので、詳しい解説は別途しますが、これから富の源泉は、資本ではなく知識に移行するということです。
詳しい話は追い追いしていきたいと思います。
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