今年は、初めて昇殿参拝させていただき、
玉串拝礼に参加させていただきました。
戦争は人が亡くなるから嫌だ、という声を聞きます。
ただ、民間人を標的にして攻撃を行ったのは
あくまでもアメリカ軍です。
日本政府ではありません。
戦争で亡くなられた方々は、
広島・長崎に原爆を投下させるために、
戦争を始めたわけではありません。
東京大空襲をさせるために、
硫黄島で戦ったわけではありません。
あくまでも、
日本を守るために、
日本にいる愛する家族を守るために、
戦ったのです。
民間で80万人の方々を守りきれなかったことを
一番悲しく思っているのは、
戦場で散っていかれた方々なのではないかと思います。
私は、信仰を持つものとして、前世を信じています。
そして、過去の転生では、自分の命を投じてきた
人間の一人だと感じています。
だからこそ、
多くの人のために命を差し出す人間であれば、
太平洋戦争で民間の犠牲者が出たことに対して、
どれだけ深い慙愧の念いを持っているか、
想像に難くありません。
最愛の人を守れなかったという無念の思いは
日本が精神的な意味でも、
「もはや戦後ではない」状態になるまで
消えないでしょう。
「あのとき、命をかけて護った甲斐があった」
と言っていただけるような日本を
日本人全員で創っていきたいと、
決意を新たにいたしました。
最後に、2013年の終戦記念日の
大川談話―私案―（安倍総理参考）を
紹介させていただきます。