【国防】危機の10年を乗り切る | 幸福実現党 伊藤希望のブログ 東京1区(千代田区、港区、新宿区)

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幸福実現党の党員&HS政経塾の塾生、伊藤希望のブログです。衆議院選挙の東京選挙区で東京一区(千代田区、港区、新宿区)での政治活動を担当しています。

中国は今年の6月21日に、


ベトナム、フィリピン、インドネシアなどが


実効支配している領域を


一方的に「三沙市」という行政区を設定しました。






また、今年の4月から5月にかけては、


スカボロー礁をめぐって、


フィリピンと中国の艦船が睨み合いを続けました。


最終的には強力な軍事力を背景にした中国に


フィリピンが屈するかたちとなっております。






こういった状況のなか、


フィリピンでは一度追い出した米軍を呼び戻し、


中国の侵略行為に対抗をしようとしています。






今年にはいって、アメリカの軍事戦略として


アジア回帰、ということがたびたび言及されました。






このアジア回帰を主導していたのが、


クリントン国務長官と


キャンベル国務次官補と言われていますが、


二期目には引退すると言われています。






また、


アメリカの国防費が89兆円削減されるなか、


いつまでもアメリカを頼りにすることは出来ません。






幸福実現党としては、


こういった状況に対し、




「日米同盟を強化しつつ、


自主防衛体制を築きます」




ということを訴えています。






さらに、私個人としては、




アジア版NATO結成




を行いたいです。






今年のノーベル平和賞はEUに贈られましたが、


これは本来であれば、


NATOに贈られるべきであったと、


私は思います。





EUのノーベル平和賞受賞理由は、


「戦争の大陸を平和の大陸とした」


ということですが、


ヨーロッパが平和になったのは、


軍事同盟としてのNATOがあったためです。






(軍事・外交のリアリズムを理解している


英国のキャメロン首相は授賞式を欠席したと思いますが)






アメリカの国力が衰退していく以上、


自分の身は自分で守る、


ということが重要ですが、


日本単身よりも、


共同戦線を張れる


東南アジアの国々と手を結ぶべきだと思います。






対中包囲網に関しては、


ベトナムを中心にASEANで


中国包囲網を形成しようとする動きがありましたが、


中国と関係を強化したほうが


経済メリットが多いという国が


反対をしています。






そのため、アメリカに後援を頼みつつ、


アジア版NATO、


東南アジア条約機構;South-eastern Asia Treaty Organization


を結成したいと思います。