振替休日を何とか年度末に消化しきった伊東です
タイトルにもあります通り、開幕前ではありますがチームを退団することとなりました。
なかなか練習に参加出来ない状況でチームに貢献出来る程自分には実力が無いし、
関東目指している仲間の力になれないことがとても申し訳ない思いでいっぱいです。
チームを長く引っ張ってきている選手、事務・運営を担っていた選手には尚更です。
勿論練習や試合だけがチームに貢献する術だとは思っていないし、
みんなが慰留してくれたのももっと大きな枠でチームに関わるべきという考えに基づいていたのだと思います。
1年しか所属出来ませんでしたが、正直自分の人間性を叩き直されるような1年でした。
入団する前に柳宗明氏が言っていた意味が少し分かった気がします。
1年前、カテゴリーも実力も下の自分が入団することになったとき、東京都優勝チームでMVPのつっちーさんの方から頭を下げて「宜しくお願いします」と声をかけてくれたとき、魂を揺さぶられる思いだったのを鮮明に覚えています。
なんて人としての器が大きい人なんだろう。こんな人と一緒にボールを蹴れる、一緒に活動出来る。
それだけでもフットサルやってて良かったし、自分は恵まれた縁の中にいるのだなと当時感じました。もちろん今でも思います。
情熱は特別(特殊)なチームです。
中学校の部活の延長とつっちーさんが言ってましたが、これだけ同じ方向を向いて、家族や親戚・友人を大切に出来るチームは少なくとも都リーグにはないと思います。
みんな擦れてなくて真っすぐなんですよね。
たつやとイノ、真っすぐすぎて俺は怒られても逆に何とも思わなかったよ・・・。
けど、30過ぎて真っすぐな目で意見されるっていうのは幸せなことです。
普通は多少「うるさいな」と思うものですが、真っすぐな人間に言われるとそうは思わないものです。むしろいつも感謝していました。プレーでどうしても見返せないのがかなり歯痒かったですが。
ゆーきにしょーまも散々いじってくれたけど、俺がいじられキャラって良くわかったな・・・
そこになんで山ちゃんは乗っかってこないの?っていつも思ってました・・・
こばさんはいつも俺が怒られると程良くアドバイスしてくれて、その気遣いがいつも嬉しかったです。
ただ、繰り返しになりますが怒られても何とも思って無かったです!笑
けいのドリブルに振り子のように振り回され、ジェネに「いとまんさん、かなり振り回されているので見ているだけでいいですよ」と言われたのをはっきり覚えている・・・。
プレッジにいたときからけいは知ってたけど、まさかけいも覚えていてくれたとは・・・
ふみは最初暴力振るう人だと思ってたからかなり恐かったけど、結婚式2次会あたりから隔てなく話すようになって、徐々に俺をいじるようになって・・・プレーに関してはフミが一番話してくれたかも。
ハラ、申し訳無い気持ちでいっぱいです。
さっしー、切り替えの練習でハーハー言ってベンチ戻って「ナイスラン」って言ってくれるかと思ったら、「いとまんの走ってる顔まじやべーぞ」って・・・
そしてジェネ、象徴のような選手。
一緒にやらないと分からない・見えない部分が多々あるけれど、お手本のような選手。
ジェネからは勉強することばかりでした。一つも勝るところがなかった・・・
(基礎技術が違いすぎる・・・)
あとは何と言っても監督ですね。
俺はエスカレーション、PLEDGEしか経験がありませんでしたが、やっさんは監督に向いていると思います。(なぜか上から目線すいません)
組織には必ずリーダーが必要で、リーダーは思想・哲学だけでなく人間性が大きな要素を占めると考えています。それは会社でも同じです。
やっさんは見ていなさそうで人の性格を態度や表情から読み取る力に長けているし、チームの舵を取るべきときにははっきり厳しいことも言える。
かといって些細なことは包み込むようにして解決する力もある。
だからみんなついて行くのでしょうね。飲み会でお箸で刺されたときは正直まじで痛かったですけど。
いい監督に巡りあえてこれまた自分は恵まれました。
ざっとでも振り返ると長くなりましたが・・・そういう人が集まるチームを辞める。
挨拶するときは感謝の気持ちをしっかり伝えようと思ったけれど、想いが溢れすぎて迷子になってしまいました・・・
もう自分の実力的に東京都1部でやることは無いと思います。
逆に言えば最後の挑戦が情熱ロンリネスで良かったです。
たぶん別のカテゴリーでフットサルは続けると思います。
フットサルの世界は狭いし必ずまたみんなに会うし、どこかでまた一緒に蹴る機会もあると思うので、これからも宜しくお願いしますと言いたいです。
長くなってしまいましたが、悩みすぎて相当体毛が濃くなってしまったのでこれから薄くなるように晴れやかな気持ちで過ごしたいと思います。
では、あでぃおーす!
P.S.たつやにもらったアディダスのシューズ、細くて入りません。