15日と16日の土日の反日デモが凄すぎて、北京に住んでいる私としては、本当に心苦しく感じます。
昨日、17日は、大学で日本語を勉強している4名の学生さん達が、日本料理を勉強したいということでお料理教室を開催しました。
皆さん日本語を大学で4年間勉強されて、現在は大学院に進まれて本当に日本語がとても上手でした!
今日のメニューは、炊き込み寿司、肉じゃが、野菜のかき揚げを作りました。
まずは、野菜を切るところからスタートです。
みじん切りや、千切り、乱切りを教えさせて頂きました。
皆さん上手に切ってましたよ!
野菜のかき揚げも楽しく揚げてますよ!
はい、上手に出来上がりました!
皆で美味しく頂きましたよ!
皆さん大学の寮に住んでいるのですが、ここまで一時間以上かけて来てくれたんですよ。
そして、また勉強したいと言ってくれました。
終わってから日本大使館を見てみたいということで、道案内として同行してきました。
今のデモのことについて聞くと、みなさんは日系企業に勤めたいと思っているので、就職がしにくくなることが心配とのことでした。
日本料理屋さんも多く並ぶ「ラッキーストリート」に着きました。
中国の国旗など赤色が今日も目立ちます!
江戸前寿司さんは昨日より完全に店名隠してます。
日本料理の蔵善さんも大きな国旗で店の名前をすべて隠してます。
こちらも何屋さんかわからなくなってます。
確実に昨日より店防御策が取られています。
乾山寿司さんは、ガラスがすべて保護膜で覆われていました。
日本大使館前は土日ほど人はいませんでしたが、デモが行われていました。
日本大使館前では、デモのグループが大使館に向かってペットボトルなどを投げつけている姿が見えました。
見物者もたくさん来ています。
一緒に行った中国人の学生さん達は、このような行動を唖然としてみていました。
日本語を勉強している中国人にしたら何とも悲しい風景だったかもしれません・・・。
中国人の愛国心は素晴らしいかもしれませんが、大使館に向かって物を投げたり、青島で起きている日系スーパーのガラスを割ったり、放火したりという行為は許せません。
中国から撤退する企業も出てきているみたいですが、日中国交正常化40周年にちなんだ今年こそ、日中友好、中日友好に歩み寄る両国であってほしいです。
日本人も来世は中国人に生まれるかもしれないし、中国人も来世は日本人に生まれるかもしれません。
お互いに地球を守り、いい暮らしをしたいものです。