こんばんは星

今日も暑かったですね~汗汗
私は昨日から仙台にいましたが、仙台は東京より暑いかんじで、びっくりしました晴れ

どうしちゃったんでしょうねあせる



さて、私は今日は、原子力発電による電気のゴミである高レベル放射性廃棄物の地層処分を考えるシンポジウムのコーディネーターを務めてきたんです。

一体どんなもので、どうやって処分しようとしていて、どんなリスクを想定してどう対応しようとしているのか。

さらに、場所を決めるにあたって、どう合意していくのか、

などなど、一般の方々に素朴な疑問、不安をぶつけてもらい、事業者であるNUMOに全て答えてもらうというものでした。



ブログを読んでいただいてる方は何度かこの話題を書いているのでご存じだと思いますが、

私は数年前からこの問題は日本が抱える大きな課題だと思い、取材もしてきました。


高レベル放射性廃棄物は原子力発電の賛成、反対にかかわらず、また、再稼働する、しない、にかかわらず、これまでの発電によってすでに日本国内に存在し、何としても安全に処分しなくてはいけないものなんです。

どの位あるかというと、
フランスで再処理してもらったガラス固化体2167本が青森の六ヶ所村にあり、

さらに全国の原子力発電のプールなどに保管されている使用済み燃料が、ガラス固化体換算で25000本分存在しているんです。

で、プールはほぼ満タンに近づいています汗

震災のときに動いていなかった福島第一原子力発電所の4号機が水蒸気爆発したのは、プールに水が注入出来なくなって使用済み燃料を冷やすことができなくなったからでしたよね。

通常はしっかり管理され、特に震災後はさらなる対策を講じてはいるようですが、

地上にあるということは、こうした自然災害やテロのリスクに常にさらされているということです汗

早く安全にそのリスクから遠ざけることは、もはや日本の安全保障のひとつとも言えると思いますビックリマーク


とはいえ、


この地震、火山大国の日本で本当に地下300メートルに埋めて安全と言えるのか、

さらに地下水から地上に放射性物質が出てくることがないのか、

何万年も先のことなんか、どうやって担保するのか、


などなど、

不安は間違いなくあるだろうし、絶対安全などという言葉はないのも事実。


そんな中で、どう納得して、信用して、処分場を決めることができるのか…。

独立した第三者機関のチェックも考えることもさることながら、

処分場を受け入れる候補地域だけの問題として知らんぷりをするのではなく、全国民が自分の住む町に作るならと考えて、安心、安全を追求していくことが大事なんだろうと思います。

どこか、基地の問題と似たところがありますね。


というわけで、
本当にもう差し迫った課題になってきましたので、私もこれからシンポジウムでわかったこと、わからなかったこと、疑問、そして新たな研究開発の動向などを時々書いていきますが、皆さんも是非関心を持って調べてみていただきたいなぁと思いますビックリマーク





おまけ:

せっかくなので、帰りに仙台駅構内の牛タン通りに立ち寄りましたよニコニコ

「利休」は何度か入ったことがあるので、今日はこちらの「喜助」に入りましたビックリマーク

しかも、ひとりで!!
成長著しいでしょ音譜


じゃーんビックリマーク牛タン定食にとろろをトッピングドキドキ


むは~ドキドキ
柔らかくて美味しいなぁ~音譜


しっかり食べて元気出さなくっちゃメラメラ

と、言い訳しながら完食べーっだ!