何だか異様なドタバタ騒ぎのあと、結局、社民は福島党首罷免の後に、連立離脱した。



元々政権与党に似つかわしくない政党だったし、背後関係を考えれば、こういう連中が閣内に入ってどうなるんだろう?というところだったので、結論的にはOKだろう。



ある意味、社民党は沖縄と共に、「基地問題」と運命を共にすることを決めたと言える。連中がどうなろうが知ったことではない。



おそらく、沖縄県民で基地に反対している人たちですら、社民党にはそのうち愛想を尽かすだろう。これまでは「連立与党」だったから、それなりの発言権を期待していたのだろうが、野党となってしまえば、消えゆく運命の単なる弱小政党だ。いくら、口で「同じ気持ちです」と言われたところで、何が期待できるだろうか?



さて、問題は、別に基地問題のことではなく、社民党に期待していた人たちの「他の政策の行方」の方だ。



私自身の例でいえば、唯一、「選択的夫婦別姓」については期待していた。しかし、この状況ではその実現は殆ど不可能だろう。