苦労したからこその思い入れ | 流離のロマンチストかく語りき

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何か書けと言われても、何と書いたらいいのか、、、、

とりあえず、暇な方は、ちょっとだけでもお立ち寄りくださいね。


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可もなく不可もない目覚めです。


お陰さま?で、喜んでいいのか悪いのか、竹鶴35年は、開けぬまま今日に至ってます。


先日購入したアニメは、週末に一括配送と言うことだそうで、まだ観るどころか手元にも届いてません。


まあ、別に良いけど、、、


それにしても上には上が居るものだ。


正直言って、毎度ここでも紹介してる1970年代にTBSラジオで放送された 『 夜のミステリー 』 という番組に関しては、おそらく日本で一番多く所持してると言う自信は持っている。


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とは言っても、数年前から同好の士たちと音源交換したり、MP3に落としてダウンロードサービスなんかもしちゃったので、今現在は判らないけどね。


けどさ、それとが別に、FM局で放送されたスレテオドラマシリーズに於いては、僕が所持する数の何倍も録音してる人が居るんですよね。


間違いなく、僕より年上の人だと思うんだけど、それこそ1960年代の放送されたものまで持ってる。


ちなみに、僕がラジオ番組を録音し始めたのは、1977年からのこと。


勿論、コレクションの中には、それ以前に放送されたものも幾つか有るけど、いずれも再放送されたものを録音したものだ。


それに加えて、当時は学生だったので、財政難?なこともあって、買い置きのカセットテープが切れてるときは、消して違う作品を録音することも多かった。


何度も書いてきたけど、当時は、カセットテープの値段も馬鹿にならなかったんです。


それに、放送時間も45~60分だったので、一般的なC-60タイプのものに比べて、割高だった上に、テープが薄くて切れやすいという難点も多かった。


そんなわけで、僕なんか足元にも及ばないコレクターの方々の苦労は、並大抵のものじゃなかったと察します。


そうそう、誤解されちゃうと困るので補説しておくけど、敢えてコレクターという言い方をしちゃったけど、僕の場合は、世間一般で言うコレクターとは違ってて、保存を目的として集めたものでなく、興味を持ったものを片っ端から節操無く集めて、後で楽しもう、、、と、思って、とりあえず保存したものを売りも捨てもしない結果として溜まったものだ。


お陰さまで、実家に居る期間が長かったことに加えて、プライベートで使用してた部屋が4部屋あった関係で、保管する場所に困らなかったので、無理に整理&処分することもなかったわけで御座います。


居間には、ビデオ機器&ビデオ6千本、プライベートスタジオ内には、大きな楽器類と古雑誌類、書斎には、自宅録音機材の他に、オーディオ機器&レコード(LP2千枚以上)やCDやカセットテープ(数千本)、そして寝室には、エロ系のビデオや雑誌、、、と、買うたびに、捨てることも売ることもなく、ただただ溜まる一方でした。


勿論、それ以外にも多趣味な人間の齎した副産物が一杯有った訳で御座います。


けど、それも今は遠い昔の話。流離のロマンチストかく語りき


けど、あの頃は、オーディオにもビデオにも湯水のように金を掛けてたものだった。


給料が手取りで14、5万くらいしか無かった時代に、毎月、ビデオテープ代に、5万近く使ってたもんな、、、


なんてったって、ノーマルの120分テープが1本6千円だった時代だったし。


で、1箱(10本入)4万くらいで売ってた秋葉原まで、わざわざ買いに出掛けてたんだけど、当時は、1箱買いする奴なんて、そう滅多にいなかったので、周囲からは、羨望の眼差しが向けられたものでした。


今じゃ信じられないかも知れないけど、その頃は、1箱買うと、結構豪華なビデオ収納ボックス(木製でガラス扉付)やワイングラス等がオマケに付いてることも多かった。


スコッチのタイプ・ラベラー(ダイモみたいな奴)やワイングラスは、何十個も溜まっちゃったので、晩年、ヤフーオークションで売ったら、1個千~2千円で全部売れちゃったっけ。


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こういう奴なんだけど、20個以上売ったかな、、、


って、結局は、何の話をしてるのか判らなくなっちまった!!叫び


まあ、苦労した話は、連鎖的に回顧することも多いし、それもまた楽しいものだ。


何でもかんでも親に買ってもらったり、安く簡単に手に入る時代では、物に対する思い入れは勿論のこと、それらに付随する一喜一憂の思いも残りゃしないよな、、、