抽象も中傷もチョットね | 流離のロマンチストかく語りき

流離のロマンチストかく語りき

何か書けと言われても、何と書いたらいいのか、、、、

とりあえず、暇な方は、ちょっとだけでもお立ち寄りくださいね。


アラン・ドロンが所蔵してた抽象画が14億6千万円で落札されたというニュースが出てました。


と言っても1点でというわけでなく、全部で40点を出品てたそうで、その競売落札金額の合計が874万ユーロ(約14億6000万円)になったんだそうだが、それにしても凄い!叫び


deloncollection.jpg
ドロンが売りに出した絵画たち


こういうデカい絵画が飾れる部屋や廊下がある家が欲しいッス。流れ星


まあ、日本では、ピカソゴッホ等を何十億もの金額で落札し、その度に話題になったが、その殆どは、個人がポケットマネーで買ったものでなく、儲かってる会社の税金対策のようなもので、バブルがコケた後に、半分にも満たない金額でサッサと売ってしまったものも少なくないらしいが、なんかみっともない話だ。


ドロンが個人で所有してたものか、自分の経営する会社名義なのかまでは把握しかねるが、自分の死後、競売が行われるのは我慢ならない、、、という当人の言葉を聞く限り、個人所有のものであって、血縁のものに遺産を残したくないという気持ちが見えるよね。


まあ、そんなプライベートに於ける内輪話なんざ、別になんの興味もないんだけど、日本人の殆どは、他人(特に有名人)のプライベートに関心や興味を持つ輩が多いようですね。


敢えて書くことでもないのですが、例えば、先日結婚した神田うのにしたって、その前の藤原紀香にしたって、なんであんなに騒ぐのかが全く理解できません。


美空ひばり小林旭の時のように、誰もが認める大スター同士の結婚ならまだしも、歌手としても、女優としても、芸人としても、なにひとつ一流と呼べるものじゃなく、ただ単にテレビに出てるというだけの中途半端なタレント?が、百歩譲って、死んだと言うのならまだしも、何処の誰と交際しようが、結婚しようが、別れようが、勝手にしてくれ!って思うんだけど、昨今の下衆丸出しのテレビ番組や芸能記事を好む人種って意外に多いようで、なんかコイツらと同じ国民とか類に思われたくないな、、、って、思ってるうちに、すっかり人間嫌いになってしまってました(本当よ)。叫び


おっと、余計なことを書くと、また敵を作っちゃうので、早々に話を進めることにして、アラン・ドロンの映画は、丁度、人気の最盛期が僕らの年代の青春時代と重なることも有って、主演作の殆どを観て来ましたが、その中で僕の好きな作品を5上げろ、、、と、言われたら、年代が古い順に、世にも怪奇な物語黒いチューリップショック療法愛人関係アラン・ドロンのゾロってところかな。


勿論、他にも一杯好きな作品が有るんだけど、太陽がいっぱいとか、初期の頃のピュアな匂いのするものより、シブいかエロいか馬鹿馬鹿しい作品が好きです。


kuroitulipe1964.jpg
黒いチューリップ (1964年)


ここでも何度か紹介したと思いますが、いわゆる2重人格的展開で、白土三平のアニメの忍風カムイ外伝のように、主人公だと思ってた人物が死んでしまった後に、その弟が跡を次いで、そいつが本当の主人公になるというパターンです。


この作品は、後で紹介するゾロと一緒に、割と頻繁に観てます。


yonimokainina1968.jpg
世にも怪奇な物語 (1967年)


この作品は、3部構成のオムニバスになっていて、アラン・ドロンが登場する部が2重人格的ミステリーで、自分と正反対に正義感の強いクラスメイトが出現して、その後、学校でも、社会に出ても、何かにつれて自分の前に現れるので、ついに邪魔になって剣で刺し殺してしまいます。


で、その後に、協会に懺悔に行くんだけど、幻覚をみて協会の最上階から飛び降りちゃうんだけど、落ちて死んだドロンの腹には、何故か剣が刺さっていた、、、というオチ。


実は、これと同じような、、、というか、多分、パクったんだと思いますが、毎度、話しに出てくる夜のミステリーという1970年代のラジオ番組の第52回目に、あいつ(1978年10月8日放送)という作品があって、こっちは、仕事もギャンブルも恋愛も何をやっても駄目な奴が主人公で、いつも彼の目の前で自分ができないことを簡単にやってのけてしまうライバル(一方的に思ってるだけ)をやっかんだ挙句に、そいつの背中にナイフを突き刺した、、、が、その直後に自分の背中にナイフがグサッと刺さって、苦しみながらも、どうして、、、って苦悶しながら、俺って、つくずく駄目な奴だな、、、というオチ。


今、世間を騒がせている亀田のオヤジが興毅に送ったとされる手紙のパクリ文とまでいかないまでも、すっげー似てるよな?


shockryouhou1972.jpg
ショック療法 (1972年)


この頃は、月刊ロードショースクリ-ンなんて映画雑誌を毎月買って読んでたんだけど、アラン・ドロンが全裸で出演、、、って言って話題になったんだよね。


そのカットは、海で患者の女性の前に、スッポンポンで立って(アレがという意味じゃないよ)脅かすというシーンなんだけど、勿論、雑誌も実際の映画(勿論日本で観たもの)もアソコがボケボケというかモジャモジャ(この頃が黒塗りじゃなかった)というか、そんな感じで隠してました。


まあ、別に僕は、ソッチ系?の興味って無いから、アラン・ドロンのポコチンなんか観たくも無かったけど、当時のファンには、センセーションだったようです。


ちなみに、僕が先の映画雑誌を買い始めた頃は、男性俳優の人気投票では、何時もアラン・ドロンが1位で、女優部門では、最初が個人教授の影響で、元妻のナタリー・ドロンだったんだけど、後に、オードリー・ヘップバーンになりました。


その後、カンフー映画ブームが到来して、男性俳優部門がブルース・リー、女優部門がノラ・ミャオになったあたりで、学業が忙しくなって、、、と言うのは嘘で、音楽活動が忙しくなっちゃったので、何時の間にか映画や関連雑誌からも遠ざかることになってしまいます。



aijinkankei1974.jpg
愛人関係 (1974年)


この当時、ドロンのプライベートでも愛人(同棲してた)だったミレイユ・ダルクとの共演で話題になりましたが、僕の趣味的には、ナタリー・ドロンよりもミレイユ・ダルクのが断然魅力を感じてた、、、というか、抜けました。にひひあせる


zorro-poster.jpg
アラン・ドロンのゾロ (1975年)


痛快と言うか、馬鹿馬鹿しさと言ったらこの作品。


先の黒いチューリップ同様、この作品も何度か触れたことが有りましたが、共演してたオッタビア・ピッコロという女優がメチャクチャ奇麗だったんです。ラブラブ!


ottabiapiccolo00.jpg
オッタビア・ピッコロ


高校1年の時のクラスメイトで、お婆ちゃんがフランス人とか言ってた鈴木(旧姓)貴子嬢を更に奇麗にした感じ、、、、と言っても、ここを読んでる99%の人は、判らないと思うけど、、、にひひ


そんなわけで、今現在も割と頻繁に観てます。


ということで、今日は、ドロン特集のような感じになっちゃいましたが、最後に、映画の話から元の絵画の話に戻してシメることにしましょう。


正直言って、僕は、あまり抽象画って好きじゃないんですよね。


僕の絵画のコレクションを観て判るように、、、と言っても、観たことが無い人も居ると思うので、興味がある人は、以下のサイトで紹介してますのでご覧ください。


僕のコレクションルーム


で、観てお判りの通り、抽象画っぽい作品は、僕が所有してる約40作品の中で、僅か2点のみ。


iwatayukism.jpg     tyusyo4.jpg
この2作品くらいかな、、、(作者は、上記サイトを参照)



それだって、抽象画が好きで買ったわけでなく、いわゆる連れション買いって奴で、たまたま同じ方が売りに出してたから送料をケチる為に、一緒に、、、という感じで買ったもの。


ですが、近々、或る画家の抽象画を何点か買う予定ですので、手元に届きましたら、また改めて紹介なんぞをしちゃいましょう。


それにしても僕の所有する絵画は、いったい幾らになるんだろうか?


収集の一貫性も持ってるし、結構、そこそこに売れるとは思うんだけど、、、


結構、高そうなものも有るんだけど、売るとなれば、再度、鑑定してもらわなければならないし、鑑定料も馬鹿にならない上に、もし鑑定書がニセモノだったら、、、なんて考えると、あまり体調が優れない状態での精密検査のようで、ちょっと怖いものがあります。


最近は、そんなこともなくなったけど、サラリーマン時代の健康診断を受けると、必ずと言って良いほど、肺のレントゲンで白い影が有るといって、再検査をさせられてました。


shiroikage-tamiya.jpg
田宮二郎白い影が観たい!


結局は、僕がウェイトトレーニングをやってたために、その頃の胸囲が125cmを前後してたこともあって、普通の人用のレントゲンだとちゃんと写らないらしい。


で、毎回と言って良いほど、同じ結果になるので、何度目からかは気にもしなかったんだけど、最初に言われた時は、実際に再検査をしに行くまでの何日間は、いろんなことを考えたよね。


まず考えてたのは、喫煙しない僕が肺ガンで、しかも末期で余命僅か、、、なんて言われたら、まず最初に、社内で同じ室内の喫煙者を全員ぶっ殺してやる!って思ったよ。爆弾


ということで、今日は、このへんで辞めておこうかな。


そうそう、何時も今日の花言葉なんぞを書いてきたんだけど、考えてみれば、何時頃から、なんで書き始めたのは、自分でも判らないんですよね。


別に僕が書かなくなって、今日は何の日とかを散策知れば、だいたい載ってるし、何も僕が書かなくなっていいんじゃねーのか?、、、って思うんだよね。


まあ、僕の周囲は、割と花が一杯有ったし、それに関わる話も一杯有ったから、結構、話の引き出しを引っ張り出す材料としては、役になってたように思います。


そんなわけで、今日は、書きませんが、明日は、どうするか決めてません。


その時の気分でどうするか決めたいと思います。