大晦日のＫ－１「Ｄｙｎａｍｉｔｅ」で、秋山が乾燥防止用クリームを全身に塗って戦った問題で、プロデューサーの谷川が追加処分で、秋山に無期限出場停止の厳罰が科した・・・と言うのだが、期間等を特に定めたものでなく、今後、秋山の行動を見守りながら、復帰時期を模索するというんだよね。
つまり言い換えれば、Ｋ-１側の考えひとつでは、１年も経たずに復活できるってことだ。
嘘だか本当だかわからないが、いちおう骨折してることになってるんだから半年くらい試合なんて出来ないだろうし、そう考えてみれば、全然厳しくも何ともない。
しかも所持してる王座に関しても、桜庭戦以前の試合で不正はなかったとか言って剥奪もしないというんだけどさ、プロレスじゃあるまいし、何処に反則するような奴を無期限出場停止にしておきながらチャンピオンのままに居座らせる世界があるんだ？
試合の結果を反則負けでなく無効試合にしたのだって、負けにすればチャンピオンの座を失うから強引に無効試合ってことにしたんだろうが、どうもＴＢＳ絡みの格闘技は、亀田といい秋山といい某国人脈が強く働いてるように思えてならないんだよね。
実際にそういう問題かどうか判らないんだけど、何処かからの莫大な金力が左右して、テレビ局や関連団体を取り込み、どんな汚い手段を投じても亀田や秋山をチャンピオンにしなけりゃならないという姿勢が、妙に生々しく浮き彫りになって見えてしまう。
そもそも今回の追加裁定だって、乾燥防止用クリームを全身に塗って戦ったことだけに終始してるけど、単に秋山が不正をしたというだけでなく、審判もＫ-１側も不正に加担してたことが一番問題なわけだし、それに試合前に急遽交換したグローブの中に金属が入ってたのを目撃されてるということについては、全く触れてもいない。
ようするに、バレてしまったことで、名が地に落ちるのを防ぐ為に、最小限に食い止めようと、秋山と審判をトカゲの尻尾の如く切ったということなんだろうが、それだって近い将来に復帰させることが大前提になっている。
無期限出場停止と言いながら期間を設けていないこと、チャンピオンを剥奪していないことが何よりの証拠。
ひとつだけハッキリ言えることは、格闘技ファンだけじゃなく日本中を馬鹿にした最低の団体だってこと。