夕まずめ Torrente Pioverna
8月2日
仕事を4時半に上がって夕方のPIOVERNA川にテンカラに行った。
この川はグイドに連れて行ったもらった事のある彼のホーム。
ミラノから90km、1時間半で来れる。
先月グイドは、夕マズメに35cmのブラウンをかけている。
尺オーバーのブラウンを目指して...!
またしても夕まずめ...!
(イタ妻と娘がミラノにいないことを言い訳にして...いつもできない夕まずめ)
PIOVERNA川に着いたのは6時過ぎ。
水量は4月にきたときに比べるとかなり少なめ...
誰もいないと思っていたのに、フライマンが3人ほどすでに竿を振っている。
仕方がないのでフライマンの後をテンカラで攻めていく。
フライで苦労しているなかテンカラなら小さなブラウンがたまに遊んでくれる...
先行者がこれだけ多いとちょっと困る。
釣り上がったところはこんどはゆっくり釣り下がる。
フライマンが ”なかなか釣っていいるみたいだけどフライは何?この釣り方は?”
まだテンカラはイタリア人の間には広まっていないようでTENKARAというセジア谷の釣りに良く似た釣法だと教えた。
8時を過ぎて瀬でもライズするの中、ぼちぼちとブラウンをかけながら釣り下がっていくと
な、な、なんと...
テーモロが......!!!!!
グイドの話で数年前にテーモロの稚魚を放流されたとこは聞いていたが...
テーモロ(Thymallus thymallus サケ科 )ヨーロッパの渓流に生息するサケ科の淡水魚。
酸素の多い澄んだ水の清流に住む背びれの大きい魚で、その魚肉は TIMO ティーモ (タイム・thyme しそ科のハーブ) の香りがし珍重されたいた。
職業漁師がセジア谷で釣っていたのはこのテーモロ。
http://www.thymallus.it/StudiTemolo.html
英名 Grayling
http://en.wikipedia.org/wiki/Grayling_(species )
念願のテーモロ、まさかこんなところで会えるとは!
ブラウンよりも引く引く。
背鰭が大きいからかな、よく引くのは...
その後もブラウンにまじってテーモロが2尾。
大物は釣れなかったものの予想外のテーモロ3尾。
...サイズは小さかったけど