さてさて精神論ばかりの学力アップ方法も具体的な科目へ。


最初は日本史です。



日本史は、もう暗記としか言いようがありません。



どうやったら点数が取れるんだろう!と言われても、


覚えてしまいなさいとしか言いようがないのです。



以上!!
























なんて終わってどうする。


そうじゃないですね、ちゃんとしないと。



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日本史嫌いの人っているんでしょうか。


覚えるのが億劫で、嫌になる人もいるかもしれませんね。



でも、これはすべて昔あった話なんです。



今の日本になるために、太平洋戦争なども経て参りましたし、


太平洋戦争になるまでに、大正デモクラシー、明治維新、


徳川政治がつながっていて、それまでに戦国時代、室町幕府、


鎌倉幕府、平安時代、飛鳥時代、弥生、縄文、旧石器時代、


と嘘のように歴史はつながっています。



全部、先祖のストーリーなんだという認識が大事だと思いました。



教えてくれたのは、当時の講師でした。



当時は東進衛星予備校という、サテライト専門の授業でしたので


すべて録画授業でしたが、逆にこれがとても良かったです。



分からなかったら何度も聞けるし、ペースも自分次第だからです。



そこで、とにかくストーリーをいーっぱい教えてもらいましった。



「へえ、なるほどなー。そこで生きている人がいたんだな。」



そう、それは事実の集大成であって、何ら不思議な事ではない、


けれども余りにもドラマチックな展開に溢れていることだと分かります。



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ちょっと余談ですが、そういうドラマチックなのが人生だと思います。



もちろん小さな、地味な、些細な人生の集まりが、歴史として刻まれる


のであって、それぞれは大したことないとしても。



昔の凄い人たちが、どんだけ凄かったのか、今は想像できます。



遣唐使とか、信じられないチャレンジ精神だと思います。


明治維新は輝かしく語られるけれど、人が死にまくっています。



命をかけて行ったことだからこそ、輝いたのだと感じます。


歴史に名を刻むのは、命懸けで生きる人です。

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で、そういったことを想像し、それが誰だったのかを記憶する。



日本史で大切だなと思ったのは、何度も何度も何度も何度も復習する。


特に物覚えが良いと思えない僕ですから、繰り返しまくる。



地味です。だから非常に面倒です。


でも覚えたら勝ちであり、非常にカンタンな勝負ともいえます。



だから、徹底的に覚えては、忘れ、思いだし、忘れ、思い出す。



重宝したのは、書き込み型の日本史ノートっていうやつ。


2冊やりました、2冊。意味があったかは分からんけども。



確か70テーマぐらいあって、1テーマに30個くらいは覚えることが


あったので、さすがに、3テーマくらいが限界だったと思います。



でも何回やっても忘れます。



ただ、それでも覚えやすいモノはサッと覚え、覚えにくいものは


なかなか覚えられないので、チェックをしておきます。



とくにチェックしたものは、2倍覚えるように努力します。



そうすると自然と苦手なことが消えていきます。




ノート復習を何周もやりましたし、最後には70テーマをほぼすべて、

1日でさっくりと復習できるくらいにはなりました。



そういったわけで。


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1.ストーリーを頭に入れてから覚えるようにする。


2.まとまった暗記ノートを使って繰り返し覚えまくる。


3.得意なところ、苦手なところをチェックしておく


4.苦手なところを徹底的に覚える


5.早く2周目に到達して、繰り返し繰り返し、周回する。

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あれ、意外とありきたりだな。


というか、ありきたりということは、極めて王道ってことか。



地道な努力だということですなー。