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子の曰わく、千乗の国を道びくに、


事を敬して信、用を節して人を愛し、


民を使うに時を以てす。

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【いたる訳】


先生が言っていたのは、こういうことだった。



「大きな国をちゃんと動かしていくためには


 ひとつひとつていねいにして人に嘘をつかないで


 お金を大切にして、沢山のひとにやさしくして


 頼みごとは、ちょうどいい時期に人に頼むことだよ。」