いただき日記 (re-start)-酵素瓶


会社の入り口に弊社の代表的な商品が展示してある。

永らく、そこにはソフトウエアのパッケージしか飾られていませんでしたが・・・


とうとうここに、この会社の歴史上初めて、IT関係以外の商品が並びました・・・


今回私が中国から持ち帰った、万源酵素(オープンエコの商品名)です。

まだまだサンプル品なので、最終デザインではないですが、とにかくこれを
見るたびに、歴史が動いていることを実感します。



さてさて・・・

中国ビジネスに関わって、その濃度の違いはありますが、かれこれ9年になります。

今日から、少しシリーズもので、私の中国ビジネスに関する考えなどを書いて
みようかと思っています。 (何回続くかはわかりませんが・・・)


まず今日は、正直に今、私がどういう気持なのか・・・




極めて密度濃く、この国と付き合いを始めたのはここ2年程度なので、私などは
まだまだ駆け出しですが、とにかく多くの方がそう感じるように、私もこの国は可能性の
固まりだと思っています。


よく「しかし中国経済の先行きを危ぶむ声もありますが・・・」と聞かれますが・・・


もしそうだとしたら世界経済に暗雲が立ちこめる話で、もはやそこまで心配してたら


何もできなくなってしまう・・・


ですから、今の私は、とにかくCJ-LINXが立ち上がるまでは、盲目的にこの国と
がっぷり四つでやってやろうと考えています。


さて、今回、弊社の増資 に百連が応じてくれたことには、大いに安堵しているし、
この先彼らの協力を得、事業も大いに伸ばしていきたいと思っている。

実際、EC事業に関しては当初はB2Bで始めて、決済も中国電信の電話財布から
スタートしたのだが、なかなか中国電信のこの決済が広まらない、という問題に
直面し、苦労した。

こちらとしては、「あの中国電信だから・・・」

と、期待していたのだが、やはりなかなか難しいようだ・・・

メジャーな地区への展開が始まらないのがとくに致命傷である。

ここではその難しさの解説は控えるが・・・いずれにしてもその展開をただただ
待つという体力は、こちらには無いし、かといって待つ以外にこちらが、あの天下の
中国電信にもの申せるわけじゃなし・・・


で、今回の「東流」 の決済はメジャーなアリペイ決済 を先行させた、というわけだ。

もちろん中国電信には事前にそれは言ってあるし、彼らがメジャーな都市でも
電話財布を使えるようにしたら、喜んで東流でも彼らの決済を扱えるようにします。

武漢市のやっている漢正街というサイトでも渋谷網を展開していたが、東流が
始まったので、先方に断ってリンクを東流に差し替えた。
これで、こちらもサイト運営の負荷が大いに減ったわけだ。


こうやって、少しずつ少しずつ、しかし確実に前に進んでおり、その結果が
今回の百連からの出資につながっている。

彼らも本気で弊社を日本商品を仕入れる窓口と考えている証だからだ。

そういう意味で、win/winの関係が事業提携のみならず資本提携(出資)の形でも
強化され、非常にやる気が出ていますし、そして、彼らには深く感謝しています。

もちろん、人に頼らずに、自分の両足で立ち、きちんとその中で利益を上げていく
ことが基本中の基本であることに何の異議もありませんが、このビジネスモデル改革
の途上で、彼らの支援が無ければ、弊社は本当に厳しいことになっていたのも、


また事実ですから。


私が今、彼らやこの会社を信じて投資をした全ての方にできることは、とにかく一刻も
早く、弊社を黒字にすることのみです。

もちろんスタッフも、その強い信念を持って日々の業務に当たっています。


その金額も、もちろん重要ですが、正直言って、例え1円でも良いから、まずは
その一線を越えること・・・そこに意義があると思っています。


これが今の私の最大の関心事であり、必達すべきことと考えています。


何だか初回は決意表明みたくなってしまいましたが・・・また明日。