当然と言えば当然なんですが・・・


まだまだ多くの方に、弊社の新事業「CJ-LINX」の説明をすると



驚かれる(  ゚ ▽ ゚ ;)



ま、驚くならまだしも、表情にアリアリと不信感を見せる人もいる・・・



「冗談でしょ・・・」


って顔に大きく書いてある・・・ハハハ



そういう反応は・・・至極当然と言えば当然なんですが・・・そういう反応を
する人には、確実に共通点がある。


昔のターボを知ってる人


そういう人はみな一様に驚くし、反応が悪い。


思うに・・・(考えずともわかるか・・・) それって、つまりは

ターボはITの、オープンソースの会社で、それが何でよりによってECサイトなの?

とか

ターボの強みはITでしょ・・・なのに何でファイナンスなの?


といった反応なんですね。


つまり、自分の持っているターボのイメージと、今進もうとしている方向にギャップ
があるので、そこを埋める反応が

そういう表情になるんですね・・・

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確かに、昔のターボの強みはオープンソースだったわけです。

それは認めます。

しかし、今やそれは強みではなく足枷になっています。

もはや、日本にはオープンソースをソフトで提供する市場自体が無くなっているのに

いつまでもそこにしがみついてても・・・仕方ないでしょ・・・

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昨夜、テレビで前原国土交通大臣が、ゼネコンは日本という狭い市場に群がって
価格をたたき合ってても仕方ないでしょう・・・もっと海外に出て行かないと!

と言ってましたが、まさにその通りだと思います。

今日、あるメディアの人と話しましたが、日本の小売りは本当に今、冗談抜きで
厳しいそうです。


かつて・・・日本は世界第2位の内需市場が強みだったわけです。

それが無い韓国企業は、仕方なく 海外市場に乗り出して行く中、日本はこの
世界第2位の内需市場に甘んじていたわけです。


そして、今や、それが足枷になってるわけです。

まだまだ市場が伸びるとは言え、すでに中国のアパレル市場において、低価格
ゾーンは韓国が驚くべきシェアを持っています。

あるレポートからの抜粋ですが・・・例えばタオバオという中国最大のコマース
サイトがあります。

ここに出品している海外企業の商品点数の割合ですが、100元(1500円)の
価格帯だと、韓国の商品が


約96%(!)



なんです・・・

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何が言いたいかと言うと、2つ。

ひとつは、強みは一歩間違えれば足枷になること。

もはやTLホールディングスにとってOSSは足枷でしかない。

そこから解き放たれない限り、TLホールディングスに未来はないこと。

それから中国市場は、大変魅力的ではあるけれど、行き場を失った日本企業が
そうそう、易々とビジネスができる甘い市場ではないこと。


最近、とくに多いのですが

「売れない商品が在庫であるので、それを中国で売りたい」

「ネットを使って、ノーリスクで在庫を処分したい」


こういう問い合わせは・・・


全てお断りしています。


そんな生ぬるい考えでは、どうせ中国で手痛い失敗をするからです。

もはや 貧しい中国 ではありません。


前にも書きましたが、ほぼ全ての著名ブランドは進出しているわけで、昔の
中国では無くなっています。


真剣に中国で、成功したいという、強い信念を持っている企業と、ぜひぜひ
これからはしっかりと付き合っていきたい・・・


そう思うのでありました・・・・