期間工3日目 | 栃木のいすず期間工

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栃木工場のいすず期間工報告

気持ちのよい朝。


本格的に朝から工程に入る私。


工程に入るのは実質今日が初日だったので、見学だと気を抜いてました。


が・・・


そんな甘い期待はどこへやら、いきなりこれやってとラインに入れられましたw


配属された詳しい場所は割愛させていただきますが、エンジンのとある組み立て工程に配属。


栃木工場はエンジンの製造が主な作業、今だと比較的多くの工員がエンジン組み立て工程に配属されてるみたいです。


あとは鋳造(めちゃくちゃ暑いところ)とかいろいろあるらしいけど、詳しくは認識していません。


ちなみにエンジンの組み立てはどんなのかって言われると困るけど、簡単にいうなら大きな鉄製のプラモデルをUX(ナットを締める電動工具)やトルクレンチ(ナットを指定された力で閉める工具)、クレーン(重たいものを運ぶ補助道具)等を使って組み立てる工程です。


このエンジン組み立て工程、かなりきつい。


土木作業や工場労働等の肉体労働したことない人にはおすすめしないです。


何がきついかって、常に動いてないといけない。


工程によっては重いものの持ちますし、ゴム長手袋をして動きまくってあせも出来たりします。


その上でテキパキ動かないといけないわけです。


接客業関係の人ならわかると思うんですが、忙しいピークタイムってありますよね?


そのピークタイムが1日中続くと思ったらどうですか?


毎日そんな作業に強いられるわけなので、体壊す人も少なくありません。


作業に慣れてくれば力の使い方も覚えて楽になるわけですが、最初の1ヶ月は苦しむこと間違いなしです。


もちろん人によっては1週間ですぐ慣れますし、工程にも因りきりです。


私の場合はこういう肉体労働は初めてだったので、体の至る所が筋肉痛になりましたw


そして一番の痛い場所が手。


手で重い部品持ったり、打ちつけたり、ナット締めたり、トルクかけたり・・・


1日約300台のエンジンを製造するんですが、同じ作業を何百、何千回も繰り返し。


手がおかしくなりそうです。


腱鞘炎っぽいし、痛くてたまりません。


朝とか手が固まって他人の手みたいですよw


慣れたらこういうの治ってくるはずと信じながら仕事してます。


もしも自分はこの工程に合わない、負傷して作業出来なかったりする場合は他の工程へ行くことも可能です。


1,2週間ぐらい頑張っても駄目そうなら、遠慮せずにチームキャプテン(ヘルメットに青いテープで1周巻いてる人)やチームリーダー(ヘルメット横に赤いテープ)等と相談してみてください。


自分に合わないからってすぐ辞めなきゃいけないというわけでもありません。


長く安全に働くことが一番大事なので。


もちろんしんどいからってダラダラやってたらそういう配慮はしてくれないので、そこは悪しからず。



それと人間関係ですが、意外と普通な感じ。


通常の仕事場と比べれば話す回数は少ないというか、話してる暇がないというかw


休憩時間も約2時間ごとに10分ありますが、ラインは時間通りに動くので実質8分ぐらいしか休めません。


昼休みも45分しかない。


昼ご飯食べて体を休めること優先だから、休憩時間中にあんまりバカ笑いしながら話してる人は少ないですねw


この仕事で大事なことは水分補給体を休めること


じゃないと持たないので、コミュニケーションよりもそちらのほう優先になってしまうわけで・・・


まぁ、期間工だからって変な人ばっかりではありませんので、そこは安心していいと思います。(中には個性が強い人いますが、こちらから関わらなければ絡まれることもほとんどないです)


とまぁ、こんな感じですね。


人間関係はそこまで心配される必要はないかも。


一人でごはん食べてる人も少なくありませんし、ぼっち体質の人でも十分生き抜けますw


それよりも仕事の速さに慣れるほうが大変。


他から来た期間工の人によると、いすずはスピードが速いそうです。


実際に私もこんなスピードで作業を求められるとは思っていませんでした。


だってエンジン組み立てですよ?


車の機関部分なんですから、正確さ優先でラインの流れもゆっくりだと・・・


工場見学されたらわかると思うんですが、みんなテキパキ動いてます。


これから面接を受けようか検討されてる方、これから入社される方は慣れるまでが地獄ということを覚悟してくると気が楽なのでそう思っててくださいw


工場・肉体労働未経験の私もなんだかんだで働いてるので、お互いに頑張りましょう!