感謝感激アメアラレ | 大フクムライッセイ展

感謝感激アメアラレ

リマに到着。
新年4日目。
中央郵便局に向かう。

遅ればせながら皆様にお願いしていた『自分勝手なお遊び』を受け取るため。

ロンドンの時同様に向かう足取りは軽やか。
それでもその裏には不安も。
ロンドンでの『お遊び』も結果、半分も受け取れなかったから…
せっかく送って頂いたのに今回も届かなかったら…
今更ながら不安を感じる。

一国の首都リマの中央郵便局と言ってもコロニアル時代の大きな建物の中に1つの小さな空間があてがわれているだけ。

カウンターに座る局員の女性にパスポートを見せ、私宛の『届いているであろう』郵便物を受け取りたい旨を伝える。

『あぁ、あなたね。待ってなさい。』
笑顔で親切丁寧に対応してくれる局員の女性。

私の事をわかっている。
届いてるんだ。
不安が吹き飛び、期待が一気に膨らむ。
背中を向け郵便物が並ぶ棚を探す係員の動きに釘付け。
アルファベット『I』の棚から取り出されるハガキと手紙。
奥からは大きな箱も運ばれてくる。

『ムーチョムーチョ』

局員の彼女が驚いたように私の目の前にひとつひとつの郵便物を重ねていく。

なんて嬉しいことだろう。
こんなにいっぱい届けてくれた人がいる。
一つ一つの郵便物の記録にサインをして受け取る。

ロンドンの時とは異なる安心感いっぱいの受け取り作業。
しっかりとシステム化され、ごく自然に郵便物を受け取る。
この国の郵便制度は各個人宅まで配達は無く、自分宛の郵便物は自分で郵便局に受け取りに行く。
つまりは私のこの作業もこの国では普通の作業。

レストランに入り朝食を頂きながら1つ1つ熟読。

皆様からの想いがビッシビシ伝わる。

友人からの手紙の中に『インターネットってすごいね』と。
本当にその通りだと想う。
アナログの楽しみを味わうべくのお願いをインターネットを通じてこのblogで告知させてもらった。
そして届いた人間の暖かみ、愛情たっぷり沢山の手紙。
アナログ変換の成功。

沢山の人がこのblogを読んでくれているという事実。
blog開設時は、読んでくれる皆様と少しでも一緒に旅をできればと意気込むも更新不足は否めず…
やきもき心配をおかけした事もあるでしょう。
それでも心がけている事は、毎回丁寧に書こうと。
手紙を読んでいて、上手く伝わっている事を実感できる喜び。

何よりも皆様から
『このまま続ければ良いんだ。』
応援メッセージにこの後の旅に向け大きなエネルギーを頂きました。

皆様、本当にありがとうございます。
一度にたくさんの宝物を受け取った日。
感謝感激雨霰。

沢山頂いたお手紙にはもちろん返事を書かせて下さい。

こんな時代ですから、まずは一報『届いたよ。ありがとう。』とメールででも伝えるべきなのかもしれませんが、これも手紙にて返信させて下さい。
少々時間がかかるでしょうが、どこかの国のどこかの町からの便りを楽しみに待って頂ければと想います。

本当に皆様ありがとうございました。
$大フクムライッセイ展