いま読んでいる経営の指南書で「ABCの法則」ということが書かれていました。
「ABC」というのは我々医療にかかわる人間なら、誰でも知っていないといけない言葉です。
いわゆる「救命処置のABC」
A=Airway(気道確保)
B=Breathing(人工呼吸)
C=Circulation(心臓マッサージ)
というやつですね。
経営における「ABC」とは
A=当たり前のことを
B=馬鹿になって
C=ちゃんとやる
だそうです。
確かに本質ですよね。
中でも、特に「B=馬鹿になって」が難しい。僕もそうですが、自分の過去の経験からなまじ屁理屈をつけて「もっと効率よく・・・」とか「それは無駄だろう・・・」とか考えてしまうものです。
これは経営の世界だけに限りません。
整骨の世界でも「包帯10年」と言います。
それくらい包帯法は奥が深いということです。
仮に師匠から「毎日10本練習しなさい」と指示を出されたとします。
今の時代、それを馬鹿になって毎日やれる人間がいるだろうか?
「何のために?」
「本当に役にたつのか?」
「俺は怪我は整形に紹介するから・・・」
こういうことを考えずにひたすらやる人間が強いのでしょうね!
以前にも「凡事徹底が大事」ということをこのブログで書いたことがありましたが、これからは完全にパクリですが格好よく「ABCが大事」と言わせてもらいますね。