続きです。

 

仙川の遊歩道を祖師谷方向に上っていく。ここも東宝前と同じく桜の樹が遊歩道に被っていて、桜の時期は見事だろうが、枝が折れて事故につながらないか気になります。

成城7丁目を抜け、かつて区道との境界の件で陳情を頂いていたUさんのお宅の前を通る。一人住まいだったUさんは自宅で亡くなって、(Uさんが喧嘩別れしたと言っていた)娘さんが古家を処分、小規模なアパートを建てていた。はためく洗濯物が町の風景に馴染んでおり、Uさんはあの世で喜んでいるだろうと思いました。

 

 

観世音堂にお参りして、その後背地にある広大な空き地を金網越しに見学。ここはかつて個人の邸宅があったところで、東京都の所有になっている。自治会で樹木を植える候補地にここはどうかーというお話でした。松の木が立ち並び、今でも豪邸だった頃の面影があります。

そう、故郷の海老名では、空き地・樹林地→住宅という開発工程が普通だが、世田谷に来るとその逆、かつて住宅だったところが空き地になり、緑地公園や自然林のようになっている土地がかなりある。庭だった部分にバラやカラー、芭蕉など園芸植物や、彫刻が今もあるのが一種独特の風景です。人口減になるとこういう場所が増えるのだろうか。

 

他の参加者に教わりGoogleの画像類似検索で植物の名前を調べる方法をマスターし、今後の活動にも役立ちそうです。成城、国分寺崖線の植生を更に研究したいと思います。