福祉保健領域では、久々にコロナ対策を離れ、まだまだ知名度が低い梅が丘の保健センターの稼働率アップ、ついに東京23区で未実施の区最後になった「学童保育の19時すぎまでの延長」について質問しました。

1) 保健センターの決算と今後の展開

コロナの影響を受けた昨年よりは稼働率が上がったものの、まだ計画値未達成です。働く世代をターゲットにがん検診のお報せはメールにする、最近流行の“脳ドック”をキャンペーン価格にする、一般誌や自治会報への掲載、スーパー、病院、駅構内へのポスター掲示など提案しました。

 

久々にホームページを見たら、建物はグッドデザイン賞を取っていた。

https://www.g-mark.org/award/describe/54247?token=TzUdrm43bt

建築のお仕事の方、視察を兼ねていらしてくださいね!

 

2) 新BOP学童保育の19時までの延長

2011年に初めて区議選に出たとき、自分をはじめ会社員出身のママさん議員は「学童保育延長」を公約にしている人が多かった。文教領域かと思っていたら保育は福祉保健で、しかも世田谷区のみ対応が出来ていなくて驚きました。この10月から2度目のモデル事業を経て開始できる見込みですが、以前のトライアルでは利用する人が少ないことがネックで実現に至らなかったらしい…そりゃそうだ。世田谷区の学童は18時までとわかっているから、必要な人は民間学童に申し込むなり手当てをしていますから、急にモデル事業されても使わないわ。会社員出身の女性議員が少ないとそういう想像が出来ないようですね。

あと、学童保育支援員は、非正規でも、そのための研修を受ける要件に大学時の学部指定がある(教育、体育、社会福祉など)。法、経済、商、文、理工などをなぜ除外するか、人手不足が問題だと言いながら応募者の出身学部を指定している余裕はないのではと追及しました。

 

以前、息子が通ったこともある民間学童に、東大法学部を出て司法試験準備中の若者がいたそうな。将棋を教えてくれ、子どもたちにも人気があったらしい。合格して学童を去ったそうだが、こういう人は世田谷区立小の学童には勤められない(来ない)。

良い人材を集めるにはどうしたらよいか、いま一つ区にノウハウがない気がします。