第三回定例会の一般質問が終わりました。こういうのは早く終わらせたいが、今回はくじ運で最後から三番目で「紅白歌合戦なら大御所の域」と自分に言い聞かせて臨みました。

お題は3点。

1.区立小児童生徒の体力向上に向けて

前にブログでも書きましたが、体力テストの全国平均>東京都≧世田谷区であることから、各校の体力向上の取り組みとその結果がどう出ているか、校庭の広さと体力テストの点数は関連性があるか?などデータを取り“取り組み次第で校庭が狭くても体力向上できる”“体力テストとは別に、(児童からの校庭愛に応え)第二校庭の確保を”訴えました

2.世田谷区のコロナオンライン診療について

第7波の感染拡大期に相談センターの電話は繋がりづらく、診てくれる医療機関にたどり着けない患者が多発しました。東京都は「陽性者登録センター」を設立(登録した人が電話健康相談を受けられる)、世田谷区のオンライン診療は医師の診断や検査キットと送付、投薬が受けられるので世田谷区のシステムのほうが機能的に優れている(のに知名度は低い)。東京都の陽性者登録センターと連携し、希望する区民は区のオンライン診療を紹介するよう提案しました。

3.世田谷区の、4年にも及ぶシェアサイクル実証実験について

世田谷区とオープンストリート社「ハローサイクリング」で官民連携、区の交通不便解消などを目標にシェアサイクルの実証実験を開始して2年が過ぎた。この間区は区有地をポート用地として無償貸出し、O社は普通に料金を徴収して売上げとしている。実証実験と通常営業の違いは何か?さらに2年延長するというので何が足りなくていつ本格稼働するつもりなのか追及しました。

実証実験って、通常は無料モニターを動員して調査を行い、数カ月で集計・分析、結論を出すものじゃありませんか?

これは疑問点が多いので、決算特別委員会でも続きを行います。

校庭の広さ、体力向上取り組みに違いがある4校を選び、令和3年=小6の代が小3だった頃の体力測定データから年次変化を追ったグラフ。学校取組みの成果が出ています。

学校関係は優劣をつけてはいけないというが、よい結果を出している小学校は、先生方の努力と児童をほめてあげたいと思った。もう卒業してしまったけれど…

都内の市部、区部ごとの小6体力テストの結果をリスト化した表。市部は区部の約2倍の校庭の広さがあるが、体力テスト上位はむしろ区が多くランクイン。東東京が強い。

西東京では中野区と品川区が上位。なお、この世代は(走ること以外は)女子のが0.5ほど数値が高いです。

データ入力は現役陸上部の大学生インターン、中村さんが頑張ってくれました。