翌日の訪問は白山市役所と、行善寺にある社会福祉法人 佛子園。ここのコンセプトは“ごちゃまぜ”。高齢者も子どもも障害者もともに過ごせる施設であり、日帰り温泉やマッサージサロン、介護施設、保育園、レストランがあります。地域住民の憩いの場であるとともに障害者の就労支援の場にもなっている。設立時に借り入れが14億円(うち補助金は2億円)、年間売り上げ8億円あるということで、補助金頼みでない運営に好感が持てます。また設立時には地域住民との合意形成に8年?かけたということでした。

“ごちゃまぜ”がどんな具合かというと、例えば私たちが説明を受けている会議室に20歳くらいの青年が入ってきて名刺をねだる。彼はこの議員団が気に入ったのか、あとでそば処で昼食しているところにも来ててんぷらを素手でつまんでいったり、説明を受けている男性議員に抱き着いたりしていました。

「こういう共生社会は素晴らしい」と絶賛している議員もいましたが、受け入れられる人とそうでない人がいるでしょう。

自分が気になったのは、その彼が他人のお皿から天ぷらをつまんでいっても誰も注意しないこと。議員団は悪い顔をしないと向こうもわかっているのだろうが、障害者だからと見逃すことが共生社会のルールなのでしょうか?

 

まあ、私だったら一言言うので(注意されそうな)私の皿からは取らないし、女性や小さい子に抱きついたらさすがに問題になるから男性に抱きつくのでしょうが。

ぎりぎりのところで世の中バランスは取れているということでしょう。

スマホで撮った画像をアップすると向きがさかさまになるのはなぜでしょう?次回からガラケーで撮り直します