今年は花粉症がひどい。小学校時代からこの症状(当時はアレルギー性鼻炎と言った)には悩まされているが、最近罹患する人が増えてきた。大人になってからも、ある日突然なるものらしい。離脱した人は聞かないので患者は増える一方。“花粉症撲滅党”など作り、公約に「2030年までに花粉飛散量を80%削減」など掲げると絶大な支持が集まるかもしれない。

完治しないにしても、長年付き合っていると対処法は身についてきました。

・薬は前年のうちに少し多めにもらっておけば、「来た!」という日にすぐ使える。だいたい保存期間は2年以上あるようです。

・原因物質を洗い流す鼻うがい。塩をひとつまみ入れたぬるま湯、ちょうど塩分も温度も涙くらいのものを鼻から吸って喉から出す。冷たかったり塩分なしだと鼻にツーンと来るので、面倒がらずに自分のあった塩分、温度を工夫してみてください。

・甜茶を煎じて飲む。高価なものではないので大鍋ややかんにいっぱい作って、残ったら冷蔵しておいて水がわりに飲む。ほんのり甘くて飲みやすいです。常飲していると、自分の場合は3日で症状が軽くなってきます。

・シーツやタオルは当分室内干しに。

 

ベランダで物干しざおを拭くと、ぞうきんにきなこのように花粉がつく。水たまりが渇くと、水の縁がうす黄色く跡になる。スギの木も必死に花粉をまき散らしている、生命力を感じます。子供を持つことに夢が持てないなんて言ってる場合じゃないのでしょう、自然界は。スギのバイタリティにやられないよう、しっかり対策して春を乗り切りましょう。