ヨルダンの超巨大リゾート開発 | イスラム経済Now!

ヨルダンの超巨大リゾート開発

アブダビ政府系投資会社ムバダラ開発公社とアルダー不動産(アブダ
ビ上場)が出資するデベロッパー、アル・マアバル・インターナショナル
が、ヨルダンのアカバ湾で開発を進める超巨大リゾートプロジェクト

Marsa Zayed

(開発費100億ドル)の開発工事が順調に進んでいる。

http://www.almaabar.com/en/project/our-projects/jordan/marsa-zayed.html

photo:01



アル・マアバルによれば、第1期工事は予定通り2014年中に完成する
見通しであるとしている。

アル・マアバルのユシフ・アル・ノワイス(Yousif Al Nowais)会長は、

「アカバ湾でのリゾート開発事業は複雑な地形という事もあり、数々の困
難に直面してきましたが、巨大プロジェクトの開発は計画通り進んでいま
す。

2000人の参拝者を収容できるシェイク・ザーイド・モスクも2年以内に
完成します。」

とのコメントを発表している。

2014年中に完成予定の第1期工事には、450軒のタウンハウス、アパート
メントなどが含まれる。

Marsa Zayedプロジェクトの開発面積は320万平方メートル(全長2kmの
ウォーターフロント含む)。

ヨルダン史上最大の観光開発プロジェクトとなる。

マリーナの開発も進み、大型ヨットの一大停泊地となる事も予想されている。


最後にヨルダン史上最大の観光開発プロジェクトを請け負うアル・マアバ
ルであるが、2009年末にリビア投資開発社(LIDCO)と合弁を設立し、リビア
の首都トリポリで「Al Waha」という複合不動産施設開発を手がけていたが、
リビアで発生した混乱により開発が一時停止となっている。


アブダビの不動産デベロッパーといえば、アルダー不動産、ソロウ不動産
という2大上場企業が有名であるが、本日御紹介したような大規模な不動
産開発を手がける未上場企業も存在するということを知っておいて頂けれ
ばと思う。


Twitterボタン