住宅塗装レポート21~屋根下塗、タスペーサー設置~ | 地元密着の住宅塗装のお店「プロタイムズ小山店」

地元密着の住宅塗装のお店「プロタイムズ小山店」

日々是勉強 
昭和6年創業~おかげさまで84年~
小山市の石塚塗装㈱が運営する
「プロタイムズ小山店」の
住宅の塗替えブログ日々更新中!

さて、屋根は下塗り(写真で白く塗られた部分)が完了致しました。




ちなみに、写真で白く塗られたスレート瓦部分と、トタン部分の材料は素材が違う為、それぞれの素材に合った別々の下塗材を使用します。見た目は全く分かりませんが、下の写真の①番(トタン部分)と②番(スレート瓦部分)に塗ってある塗料は異なる塗料です。①番は錆止め塗料が塗ってあります。②番はスレート瓦用の下塗材です。塗料は素地の種類にあったものを使用しなければなりません。


この後塗る塗料は日本ペイントのサーモアイSiです。

この塗料は紫外線に強く、また、遮熱性があります。遮熱性とは、太陽の光を反射させる事で、家の中に入ってくる熱量を軽減させる性質の事です。屋根下の部屋内の温度低下が期待出来ます。

※遮熱塗料の注意点
部屋の温度が低下すると言っても、屋根のすぐ下の部屋が1~2度程度低下するくらいかと思います。例えば、真夏に部屋の温度が5℃も10℃も変化するかと言ったら、それは言い過ぎかと思います。
但し、塗った瓦の表面温度はそのくらいの温度変化は充分に起こり得ます。
また、遮熱の性能は色により変わります。
例えば、黒色に比べ、白色の方が遮熱性(=光を反射する力)が高くなります。
もっとも一般住宅で白色の屋根を選ばれる方は殆どいらっしゃいませんが。


作業に戻りまして、
屋根は下塗材が乾燥したら、次にタスペーサーを挿入します。
もちろんスレート瓦1枚に付きタスペーサーを2箇所挿入するダブル工法です。
タスペーサーの役割は、屋根の漏水防止です。

※タスペーサーに関する直近の過去記事はこちら
  ・住宅塗装レポート(7月2日)
  ・タスペーサーの続き(7月8日)
  



上の写真の、指で押しこんでいる茶色のものがタスペーサーです。