スパイ映画としての展開とアクションの両方が十分に楽しめる映画。
この映画は、なんといっても超有名なアクションシーン。
やはりCIAの本部へ忍び込んでデータを抜き取るシーンでしょう。
アクションシーンとしてはとても静かで、不思議な雰囲気…
映画館で観たときも、あの静かさが観客のドキドキをかきたててくれます。
上から見た映像では蜘蛛の巣のような模様、スパイダーマンといった感じ。
その部屋も白で統一された密室で、
今見てみると「CUBE 」にも似ているような気がしました、考えすぎか…
トム・クルーズが落ちる汗を手で受け止めるシーン、
映画館で観客が声を上げていたのを覚えています。
この侵入シーンはかなりいいと思います。
こんなアクションのイメージも強いですが、ストーリーもしっかりしてます。
罠にはめられたり、濡れ衣を着せられたり、仲間が裏切ったりと、
スパイ映画らしいストーリーです。
本当の裏切り者はってことは、なんとなく始め方で気付いてしまうけど
それでもストーリーにはあまり影響がないので良いです。
結構登場人物同士の会話の中で真実が語られていく感じがあるので、
会話をぼーっと聞き流してしまうと途中分からなくなります。
それでもアクション映画として楽しめるので、
やはりストーリーとアクションが別物で映画になってるんでしょうか…
でも面白いですよね。
最期のトンネル除けばそこまでど派手なアクションってわけでもないけど、
スパイの戦いってことで、質の高いアクションだと思います。
おなじみのマスクも意外と二回だけです。
この映画のトム・クルーズはとてもかっこいいです、短髪がいいです。
★★★★☆
ジャン・レノがとても微妙なポジション…