うーん…

なんか、こんな伏線がとか、こんな描写がとか、映像がとか

っていう風にはいろいろ言えるかもしれないけど、

やっぱ映画って見た時の直感が大事ですよね…


テーマは、非常に興味深いです。

てゆーか面白いです、それだけに残念…

食品メーカーが新たな宣伝?販売?戦略を実行します。

それは消費者をナノサイズのウィルスに感染させるというもの。

感染すると、ある商品しか欲しくなくなり、最後には商品名を連呼してしまう。

でもそれは実験段階だったので、感染した人は死んでしまいます。

うーん、そんな戦略されたらばか売れですよ…

サブリミナル効果的な、無意識のうちにイメージを植えつけられてるみたいな、

もっと直接的ですけど。


この映画では、空の箱が届けられるとこから始まるわけですけど、

箱は空なのではなくウィルスでいっぱいだったわけです。

それが、ナノサイズの目に見えない恐怖…的な宣伝でした。

でももともとウィルスなんて目に見えないですからね、カビだって見えないし

今に始まったことじゃない…


全体として、非常に暗い映像で、雰囲気はばっちり作ってました。

でもオープニングの法則にはばっちり当てはまり、

これはB級っぽいというオープニングでした…

なんとなく、黒地に緑の文字とかの一昔前のコンピューターのイメージ的な

オープニングの映画はあまりいけてないような気がします…

全体的にだらだらしてて、盛り上がりもないし。

斬新さやおしゃれさを狙ったような部分もあったりするけど、

それがストーリーに対してたいした意味もあるようには思えなくて微妙でした…


最近、こういった不条理系なサスペンス映画が流行ってますが、

不条理なだけあって作るのもなかなか難しいのかもしれないです。

ストーリーしっかりさせた上で見る側に驚きや恐怖を与えないといけないから。

不思議なことばっか並べてちゃだめってことですね。

監督新人みたいなんで、今後に期待です。

雰囲気は結構好きな感じなんで。


★☆☆☆☆


いろいろ分からんことが残ってます…

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