医師国試の直前にやるのは
模試のやり直しとその解説集の読み込みでよい。
基本方針に変わりはありません。
その直前反復暗記にベストな条件設定について書いてみます。
私は最後の数日間は一切の音楽なしで、締め切った4畳半の部屋で座ったり立ったり歩き回ったりしながら問題を解き、解説を読み、それらをそらんじていました。
他の情報をシャットアウトして、そのための部屋に一人でこもりました。
これはこれで集中力も持続するのですが、最近はいろいろ便利なものも出ていて、これ、聴きながら暗記モノを入れ込むのは意外や意外に効果的です。
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集中力を高める音源:脳内アップデートどんな音源かというと、心拍数が高まる(私個人的には)音源です。
明らかに交感神経優位になっているなというのが分かるもので、たぶん心拍やEKGモニタリングしたら統計学的な有意差を持って心臓バクバク言ってると思います。
その状態だとほんとにテンション高いんです。
国際学会での英語での発表前に発表内容を頭に叩き込むのに重宝しています。
ただね、実際に臨床医になってみるとわかるのですが、これは、ある診療科の人々はふだんから耳にするような音で構成されています。
何かと言えば、ICUのモニター機器の作動音と警告音、それらに近いです。
それも、患者さんの状態がよろしくないのを知らせてくれるような音階と音調ですね(笑)。
経験的に作られてきた電子警告音、あれは交感神経を作動させて緊張させる音源でもあったのですね。
そんな音源が連続してずっとなり続けています。
テンション高くなって、集中力、高まります。
あまり大きな音で聴くと疲れるので、BGM的に、息を殺して耳を澄ませば明快に聴こえているぐらいの音量で流しながら勉強してみてください。
音がぴったりはまる人は、頭に入り込む知識量が2~3割増しになるんじゃないかと思います。
私からの注意点が一つあります。
中には、この音源を聴き続けると、息苦しくなる人もいるかもしれません。
ICUの電子音はそのせいで精神的におかしくなるという患者さんもいますので、そういう人は無理に聴き続ける必要はないです。
(まあ患者さんの場合は状況が状況ですから基本的に不安なところにこれで交感神経系が亢進して不眠になるってことがあり得ますけど)。
個人の感覚の問題ですからね。
でも、これで息苦しくなる人は、将来的にERやNICUでの勤務も避けた方がいいかもということで進路判断にもいいかもです(笑)。
集中力が切れそうだったら手に入れてみてください。
mp3ファイルとしてダウンロードできますので。
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集中力を高める音源:脳内アップデート