会社の近くにできた二郎系
1月7日 らーめん 二猿 @新宿御苑
時間はちょうど19時過ぎ。この日は連日の泊まりこみで身体がボロボロ。
せめて美味しいものを食べて心を癒したい。そんな事を考えていたら、何故だか無性に大勝軒が食べたくなってきた。
という事で、会社の近くにある十五夜という大勝軒のお店へ行ってきました!
……のハズが? 大勝軒 十五夜は昨年で閉店し、年明けからリニューアルオープン、らーめん二猿という二郎インスパイアのお店になってしまっていたのでした(´・ω・`)
いや、これはコレでありなのか? 歌舞伎町まで出るのはちょっと遠いし、会社の近くにできたのであれば、それはそれでラッキーなのかも??
店内は十五夜の時のママ。どうやらリニューアルしても店員さん等は以前のお店のママのようです。
看板には二郎での修行の経験を生かします…とあるが、一体、どこの二郎で修行したんだろう? つーか、二郎で修行したなら、何故に最初は大勝軒でオープンしたんだ??
ちなみにこちらの写真は、以前の大勝軒の時のもの。
いわゆるありがちな、甘酸っぱいつけ汁の大勝軒ではなく、出汁のきいた美味しいつけ麺だったのだが…。
魚粉が入っている訳でもなく、茨城大勝軒系の味とも微妙に違う。このお店オリジナルっぽい味付けで結構気に入っていたのだけど…。
まさか二郎系にリニューアルしていたとは思いもしませんでしたよ。
でも二郎って味を出すのは意外に難しいハズなんだけど…そんな簡単にリニューアルして大丈夫なんだろうか?
味は…うーん(^^;
二郎を期待して行くと、多分殆どの人が期待はずれに終わるのではないかと。
ただ二郎系ではないのであれば、この味はありかと思います。
二郎は脂があってナンボかと思うんですが、脂が殆ど浮いていない、スーパーライトなスープでした。ちょっと個性の強い醤油ラーメンって感じですかね?
麺は二郎っぽくはない。二郎独特の食感がないので、ちょっと残念かも。ただ太麺として味わえば美味しい部類なのではないかと思います。
一番残念だったのは豚。
赤身の部分で良く言えば噛みごたえのあるボリュームのある豚。二郎として見れば、味のあまり染みていないパサ豚…という感じです。
もうちょっと脂身の多めの柔らかく煮こまれた豚だったら、二郎っぽさが出たと思うんですけどね~。
普通のラーメンとして見れば、まぁまぁ普通に美味しいお店。
ただ…二郎として見ると、賛否両論になるのではないかと思います。
初めての人に食べさせるのであれば、スーパーライトなスープが食べやすいかと思いますが、二郎が食べたい人は二郎テイストを求めているのであって…二郎として見ると、正直二郎っぽさは殆ど感じられませんでした。
二郎としてみるならば、歌舞伎町のほうが全然二郎だし、二郎としては歌舞伎町のほうが美味しいんじゃない? と思います。
せっかく会社の近くにあるので、定期的に通ってみようと思いますが、どうやら以前の大勝軒 十五夜に戻るという噂もチラホラあったり。
この辺りはどうなんでしょうかね? 気になるところです。