ダイエットは運動と食事制限だけでは成功しない
生活習慣病の予防と治療に欠かせないのが肥満対策です。
肥満の人は中性脂肪やコレステロールの数値が高いので、糖尿病、心臓病、高脂血症、痛風、高血圧、肝臓病など、すべての生活習慣病は肥満さえ解消すれば治るかのように伝わっています。
そういう人に対して病院では食事制限や運動を薦めていますが、何故肥満になったのか、原因を考えていないのです。そこが、表面に現れている症状から判断して治療する対症療法の盲点でしょう。
食べ過ぎている人や運動不足が明らかな人は考える必要があるでしょう。
食べ過ぎている原因はストレスです。ストレスを解消するために食べているのです。ストレスがある人は交感神経が緊張している人ですから、食べることで消化器官を働かせてリラックス作用のある副交感神経を優位にしてストレスを解消しようとしているのです。
無意識に知らず知らずに食べることでストレスを解消しようとしているのだから太るわけです。
そういう人は、太っているのはストレスからなんだということを理解しないかぎり、食べる量だけで痩せようとしても無理な話なのです。
続く