館山市議会議員「石井としひろ」のブログ

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※発言は個人的見解であり、 所属組織等の見解とは一切関連がありません。


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公民館の統廃合の検討

今日の午後は、公民館再編計画検討委員会で、神戸地区公民館、富崎地区公民館、西岬地区公民館分館と本館を見学してきました。その後に委員たちで、自由な意見交換もしてきました。




西岬地区公民館分館は、中に入ると、鉄筋コンクリートで広さもあり、思ったより立派な建物でした。しかし、土石流の危険エリアであり、ここを使い続けるのは困難だと思います。利用者がいるので、申し訳ないとは思いますが。







神戸地区公民館と富崎地区公民館の統合ができるかというと、現時点では、そのような煮詰まった議論を委員会でできているわけではありませんが、個人的には難しいと思います。富崎地区では、廃校になった小学校も老朽化でもう使えません。富崎地区では、現公民館を限界まで使って、その後は、空き家などの活用を考えてもいいと思います。

なお、小学校再編で、神余小学校の廃止に地元が反対しているのは、(地元の意見ではありませんが)公民館がそもそもないからなのかなと感じました。小学校も公民館もないとなると、地域の人々の集まる場がありません。

「小学校なし・公民館なし」だと地域にとって酷かなと思います。高齢者は車に乗れない方も多いですし。小学生も地域にコミュニティが存在しないと、ローカルエリアに住むことに誇りを感じられないのではないでしょうか。

◾️

午前中ですが、市議会全員協議会がありました。館山市の決算など9月議会の議案説明があり、物価高騰の影響で財政状況は更に悪化しています。行財政改革も行われていますが、根本的な打開策は見えません。

今回からの議会の取り組みですが、各議員が委員として参加している行政の審議会について、概要説明をすることになりました。例えば、私ともう1名で公民館再編の審議会委員をしていますが、12月議会で今回の内容を他の議員たちに説明することになります。全議員と情報共有をする良い取り組みだと思います。

安房・平和のための美術展

富浦枇杷クラブで開催されている「安房・平和のための美術展」を観てきました。出展者が多く、「多様」な作品があり、純粋に美術として楽しめます。




また、主催者挨拶文の最後の方にある「単に戦争がなければ平和という訳でもありません。…」というのは、その通りだなぁと感じました。




◾️

1963年にケネディ大統領が、アメリカン大学の卒業式典で行った演説に「平和への戦略」というものがあります。

キューバ危機で核戦争により人類滅亡かという恐怖の13日間を、ある意味ナァナァと曖昧に妥協して、なんとかソ連と和解した後のことです。

演説では「ソ連とは埋められない溝がある」としつつ、「だが、お互い差異を認めながら共存することはできる」と述べ、平和への自信を示しました。この演説は、ソ連でも全文が検閲なしで、新聞に掲載されたと言われています。

差異を忍耐強く認め合うことが、寛容であり、多様性であり、平和への戦略だと思います。

館山市の台風7号被害は、西岬地区の一部に停電があったくらいか

台風7号は、東にそれて、館山市に関しては、拍子抜けに終わりました。お天気ニュースを見るたびに、少しずつ東へ、東へそれていくので、警戒する必要あるのかなとは思っていたのですが、突然、西へと進路変更する可能性とかは、素人にはわからないので、行政など公的機関の注意報の解除を待つのみです。そして、23時頃に大雨警報と高齢者等避難も解除になって、無事に終わりました。




西岬地区の一部に停電があったくらいです。この地区は台風があると停電が起きやすいです。

あと、避難所は100人以上の利用がありました。半数はコミュニティセンターです。広いし、建物が頑丈そうですし、エアコンもあるので、有事には人気になるわけです。

なお、こうした通常の避難所では、避難生活に不安を感じる高齢者は、高齢者福祉課に電話をして相談をすれば、身体の不自由な方も対応できる福祉避難所を案内してくれるかも知れません。福祉避難所は協力してくれる介護施設にあるものですが、そんなに大勢は受け入れられない課題があります。

台風7号に備える

台風7号が近づいてきて、風が少し強くなってきた午後5時近くです。急ぎの用は今日中に済ましておきました。

 

 

 
5年前(2019年9月)の房総半島台風では、我が家も瓦屋根の一部がやられ、落下した瓦によって、私の車の前方ガラスが割れて、車を走らせなくなりました。(ちなみに、私と同じような目にあいながら、ガラスをテープで貼って、車を運転しているツワモノもいた…)
 
もともと瓦も劣化していたので、瓦を使わない屋根に変えました。近年の瓦屋根は進化していて、新しいタイプであれば、房総半島台風クラスでも瓦は飛ばないので、瓦という選択肢もありましたが、費用など総合的に考えて現在の屋根になっています。 
 
一応、停電にも備えて、モバイルバッテリーの充電も確認しています。氷もたくさん作っております。ガソリンは充分に入っています。通院している病院の薬は足りています。これから雨戸も閉めます。放し飼いにしている猫3匹も収容しないと駄目かな…仲が悪いのでメンドーだけど…
 
ところで、館山市は避難所の開設しています。ペットの同行避難もできます。房総半島台風の時に、「ペットが心配で逃げられない」という声があり、急遽、受け入れ可能にしました。
 
ただ、当時は、大きい犬だと他の避難者に悪いということで、車の中でペットと一緒に避難した人もいました。車中避難という手もあります。注意すべきは、強風による飛散物がぶつかるガラスの破損なので、車中避難の場合は停める場所も大事です。
 
今回は、学校の避難所では、エアコンのある図書室や音楽室も利用するようです。ただ、飛散物があり得るので、窓際は気をつけた方がいいかも知れません。
 
予報だと、房総半島台風ほどではないけれど、強烈な台風が来るという感じでしょうか。
 
忘れ去られていますが、2017年10月にも、それなりに強烈な台風が来て、館山市の一部の地域では甚大な被害が出たこともあります。記録は当時のブログに残しましたが、想定外の被害もあり得ます。
https://ameblo.jp/ishiitoshihiro/entry-12323426883.html 台風7号が近づいてきて、風が少し強くなってきた午後5時近くです。急ぎの用は今日中に済ましておきました。
 
5年前(2019年9月)の房総半島台風では、我が家も瓦屋根の一部がやられ、落下した瓦によって、私の車の前方ガラスが割れて、車を走らせなくなりました。(ちなみに、私と同じような目にあいながら、ガラスをテープで貼って、車を運転しているツワモノもいた…)
 
もともと瓦も劣化していたので、瓦を使わない屋根に変えました。近年の瓦屋根は進化していて、新しいタイプであれば、房総半島台風クラスでも瓦は飛ばないので、瓦という選択肢もありましたが、費用など総合的に考えて現在の屋根になっています。 
 
一応、停電にも備えて、モバイルバッテリーの充電も確認しています。氷もたくさん作っております。ガソリンは充分に入っています。通院している病院の薬は足りています。これから雨戸も閉めます。放し飼いにしている猫3匹も収容しないと駄目かな…仲が悪いのでメンドーだけど…
 
ところで、館山市は避難所の開設しています。ペットの同行避難もできます。房総半島台風の時に、「ペットが心配で逃げられない」という声があり、急遽、受け入れ可能にしました。
 
ただ、当時は、大きい犬だと他の避難者に悪いということで、車の中でペットと一緒に避難した人もいました。車中避難という手もあります。注意すべきは、強風による飛散物がぶつかるガラスの破損なので、車中避難の場合は停める場所も大事です。
 
今回は、学校の避難所では、エアコンのある図書室や音楽室も利用するようです。ただ、飛散物があり得るので、窓際は気をつけた方がいいかも知れません。
 
予報だと、房総半島台風ほどではないけれど、強烈な台風が来るという感じでしょうか。
 
忘れ去られていますが、2017年10月にも、それなりに強烈な台風が来て、館山市の一部の 地域では甚大な被害が出たこともあります。記録は当時のブログに残しましたが、想定外の被害もあり得ます。
 
 
 
あと、5年前の房総半島台風の復旧に関しての「反省点・改善点」を、市に対して議会として提出したわけですが、私が記載したものの記録が残っています。日付は2020年1月6日です。被災から4ヶ月が経ち、「復旧から復興へ」という時点での振り返りです。キツイことがたくさん書いてありますが、「罹災証明」「ペット避難」については評価しています。
 

墓参りと家制度

お盆なので墓参りに行ってきました。「石井家之墓」




私の父方のおじいさんは、秋田生まれで、旧姓は「門馬」でした。長男ではありません。結婚した時も門馬でしたが、絶家になりそうになっていた「石井家」の家名と土地・建物を引き継ぐために、夫婦揃って養子縁組制度を使ったようです。

「ようです」という伝聞の推測形を使っているのは、私は元の石井一族と全く面識がなかったからです。そして、おじいさん本人にも、そのことを聞いたこともありません。ただ、この成年養子縁組がなければ、私は「門馬」姓だったと思います。

これは戦後に民法が改正(昭和22年の大改正)された後の話です。つまり、日本は未だに「家制度」。そして、「氏」とは「屋号(家名)」です。

「戸籍」とは「家」の形そのものであり、家制度のデータベース。「単独親権」とは、「一つの家」を子どもが継いでいくための制度。「夫婦同姓」とは「一つの屋号」を夫婦と子どもで揃える制度。

ただ、この家制度は、戦後憲法による個人主義の原則、男女共働きの進展、未婚率の上昇に伴う少子化によって崩れてきました。今年は「共同親権」が導入されました。共同親権になると、離婚などにより子どもにとって「家が2つ」になることも増えます。となると、親子同姓制度も崩れます。

「選択的夫婦別姓」とは言い換えると、「選択的親子別姓」です。親子同姓制度は実は既に崩れたので、いずれ「夫婦別姓」も認められます。もはや、単に時間の問題だと思います。

最近、「個人主義」「自由主義」の考えが、急速に社会に浸透してきているように感じます。そして、この考えを支えるのは、「合理性」であり「明文化」なので、「暗黙の当たり前」は通らなくなります。

この流れに反する国政の政策は、ことごとく失敗すると思います。よく「子育て支援」と言われますが、この思想は「親中心主義」です。子ども本人を支援する「子ども支援」にすべきです。そう考えると、子ども支援なのに、親の収入により、「所得制限」があるのはおかしいというロジックになります。

最初は「こども庁」だったのに、名称が「こども家庭庁」になってしまったのは、相変わらず発想が「家制度」なんだなと思います。私も「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」の世界観で育ったので、伝統的家族観は嫌いではありませんが、これを制度として強制するのは、もう無理なのです。あの朝ドラの「虎に翼」は、伝統的家族観の欠点をテーマにしています。

ただ、地方政治というのは、国政の枠内でやらざるを得ないので、国政が変わらないと、地方だけでは少ししかか変えられないものです。その「少し」のために、地方政治家は汗をかいているわけです。

ごちゃごちゃ書きましたが、原理はシンプルなものです。一言にすれば、「イエから個人へ」という意識と制度の変化が急速に進んでいるということです。

成年後見制度と人手不足

菜の花ホールで開催された「成年後見人制度」に関する勉強会に参加しました。内容は制度全般の基本的なものです。




認知症の高齢者・知的障害者・精神障害者で、判断能力がなくなっていると、契約に支障をきたします。間違った高い買い物をしてしまうこともあります。




それを避けるために、親族・専門職(弁護士・司法書士・社会福祉士)・社会福祉協議会など法人が「成年後見人」になり、判断能力がなくなっている人の財産の安全を確保するのです。その選任と監督は裁判所が行います。




安房地域の相談窓口は、鴨川市社会福祉協議会が3市1町から委託されており、場合によっては、身寄りのない人のために、「法人後見」を引き受けることもあります。



ただ、親族だと「えっ、自分は無理」と感じてしまい引き受け手が少なく、専門職も人手不足、社会福祉協議会の引き受けも限界ということで、厳しい状況になっています。また、制度が発展途上のこともあり、専門職後見人と親族のトラブルもありえます。




それらの対応策も検討されていますが、人手不足もさらに進むので、なかなか難しい現実があります。

なお、専門職に頼む場合には、報酬も発生します。報酬に関しては、条件がありますが、3市1町の報酬助成制度(補助金)もあります。

南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」対象地域に「館山市」も入っています

南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」対象地域に館山市を含む南房総エリアはすっぽりと入っています。直ちに逃げろという意味ではなく、「逃げられる準備」を怠らないでということでしょう。


私の場合は、災害に関係なく、ペットボトルの水などを買い込んでいて、よく飲んでいます(環境に悪いので、せめてラベルレスにしていますが)。それが災害備蓄を結果的に兼ねています。

房総半島台風の後からですが、車のガソリンをなくなるギリギリに入れていたのを、少し余裕があるうちに満タンに補充するようになりました。高血圧など慢性病の薬も、全部なくなる1週間くらい前に通院するようにすべきです。

ささやかですが、寝室にスリッパを用意して、有事に裸足でガラスを踏まないようにしました。メガネ・スマホ・財布を置く場所も定位置にしないと。

我が家は、海からも川からも離れているので、津波リスクは低いと思います。ただ、南海トラフ地震は、富士山噴火を引き起こす可能性が高いと言われ、灰が降ってくるので、こちらの対応も困難です。マスクは、灰を吸い込まないために、風邪・コロナ対策も兼ねていますが、常備しています。メガネかゴーグルも必要です。

南海トラフだと、館山市内でも被害甚大な海辺と内陸で、被害の程度に差が出ると思います。特に、平砂浦は危ない感じがします。災害規模の想定により対策は異なってきますから、地区ごとの被害想定を館山市でも行った方がいいと思います。




南海トラフだと地震の大きさは、西日本を下回るでしょう。一方、津波はそんなに変わらないのかなという感じです。ここいら辺も、しっかりシミュレーションをして、市民に情報提供をした方がいいでしょう。また、関東から九州まで、太平洋側がどれほど甚大な被害が生じて、日本が壊滅的になるかの情報提供も。

ちなみに、地震自体は首都直下型の方が強烈だと思います。我が家も古い建物であり、もともとは水田の埋め立て地なので、一階が潰れる可能性があります。本当は耐震工事をした方がいいのです。とりあえずやれることは、家の余計なものを捨てて、家具を固定することかなと思います。

「30年以内に70%の確率」とずっと言われ続けてきているわけですから、いつかは必ず来るわけです。若い人は必ず遭遇しますし、高齢者は来てしまったら若い人よりも避難が困難です。災害対策の重要性は増すばかりです。

下水道使用料と浄化槽使用料。そして、下水道の将来は

今日の午前中は、館山市の「下水道審議会」を傍聴してきました。会場は下水処理施設(イオンの隣にある鏡ケ浦クリーンセンター)の会議室です。スペイン風の建物で、一見すると処理施設のイメージはありません。ただ、中に入ると、「外から見るより広く感じるなぁ」と思いました。






下水道は人口密度の高い都市部向きです。館山市のような過疎の田舎には向きません。経済成長していた平成初期の計画が現在の重荷になっています。下水道の利用者は人口の約1割に過ぎません。残りの約9割は浄化槽です。

この処理施設が耐用年数を経過した場合には、更新せずに廃止という選択肢もあり得ます。全て浄化槽に切り替えた方が、コストが低くなる可能性もあります。これは将来を見据えた検討課題として残りますが。

さて、審議会のメインの議題は「下水道使用料の値上げ」についてです。市民の多数派である浄化槽利用世帯は、使用料として月に平均5,100円くらいを払っています。一方、少数派の下水道利用世帯は約2,660円くらいです。館山市は長年、値上げをしてこなかったので、安くなっているわけです。

本来であれば、浄化槽と同じくらいの費用になるべきです。ただ、下水道エリアであれば、利用を強制されるので、少しは安くてもいいと思います。無理やりなので。となると、8掛けでざっくり、4,200円くらいに値上げすべきでしょう。

ただ、いきなり約50%の値上げも、利用者の生活を圧迫するおそれもあることから、段階的に上げた方がいいと思います。審議会の現時点での検討は約28%の値上げで3,410円。私もここいら辺が落とし所だと思います。また、5年後くらいの値上げを検討すればいいでしょう。

ちなみに、千葉県内で下水道料金が最も高いのは、大網白里市の約3,630円と言われています。将来的に館山市が追い抜いてしまうかも知れませんが。

なお、下水道も使用量が増えると、料金単価が高くなる「累進性」を取っています。上水道と考え方は同じで、資源と自然環境を大事にするためです。今回は、その累進性の高さを変更する予定はありませんが。

値上げ値上げで、暗い世相です。ただ、値上げをしないと、館山市の財政はパンクしますし、公平性も保てません。





事業仕分け(午後)。独自の奨学金・放課後の子どもの居場所・ふるさと納税

事業仕分けの午後は、会場のコミュニティセンターに行って、生で見てきました。同じ発言内容でも、会場の方が説得力を感じるものです。




③ ふるさと創世奨学資金貸付金
館山市独自の高校・大学などの奨学貸付金です。地元に戻ると3分の1の返済が免除されます。古くは竹下政権のバラマキである「ふるさと創生1億円」からはじまりました。

当時の館山市は立派で、教育投資に使ったわけです。ただ、現在では国など他の奨学金の方が使い勝手が良いことから、利用者は右肩下がりです。もはや役目を終えたと言えます。

事業仕分けだと、担当課は事業の廃止には抵抗することが多いのですが、むしろ廃止を提案してきました。学童保育で待機児童がいたり、通学支援の充実など他に教育投資をしたいことがたくさんあるからです。予算の組み替え希望というわけでした。

④「学童保育」と「放課後子ども教室」の統合について
他の自治体では両事業とも、放課後の子どもの居場所として似通っているところもあり、統合でいい場合もあります。

しかし、館山市の場合は、学童保育は常在の「居場所」であり、子ども教室は月2回(それぞれ1時間程度)くらいの「地域体験学習」の場であり、目的も内容も明確に異なることから、統合はないという結論でした。そして、それぞれの事業は評価され、改善的拡充というのが事業仕分けの結論でもありました。ただ、人手不足という課題が残っています。

⑤ふるさと納税
これは廃止や縮小という話ではなく、いかに金額を増やすかというアイデアを出す場になりました。

担当職員たちからは、「PRの強化など、金額を増やせそうな余地は多いにある。ただ、人件費を含めた総経費が寄付金の50%までというのが国のルールなので、人も増やせず、人手不足で困っている」という話でした。

「ビジネスとして、目標と期限を決め、逆算して組織を作る。民間の協力もカギ」という意見がありましたが、その通りだと思います。寄付を増やせる見込みがあるなら、先に人を増やして、寄付金も増やせば、50%内に収まります。ここは民間の発送で、少し荒々しくやって欲しいところです。

今年の時期仕分けは1日で終わりです。無理のない範囲で続けて欲しいと思います。もちろん、カットする場合にはクレームもあり、その意見ももっともな面もあり、板挟みに苦しみますが。

事業仕分け(午前中)。公共交通について

館山市の事業仕分け(行政評価)が本日(丸1日)行われました。






仕分け人という外部有識者5人が市の担当課に、事業の意義・課題・改善点などを質問し、そのやり取りを見て、無作為に選ばれた市民たちが「廃止・改善・拡充」などの判定をします。1事業につき1時間程度です。ただ、今年はその市民判定人が15名くらいで、少ない感じがします。昨年は30人以上いたのに。

さて、午前中は2つの事業が議論されました。
①市街地循環バス
②福祉タクシー利用助成チケット(心身重度障害者に600円タクシー券を24枚など)

・循環バスに3千万円使うなら、1万人の公共交通必要者に3千円のタクシーチケットを渡した方がいいのではないか?
・600円チケット24枚よりも、1万円カードの方がいいのではないか?
・デマンドバスやバス事業者補助金など全ての公共交通を含めて、議論すべき
・もっと利用者の声を聞くべき

などの意見が出ました。

ただ、はっきりした結論は出ずに、「要検証・要改善」止まりでした。

個人的には、障害者や免許がない高齢者に対して、3割〜5割のバスやタクシー割引をできるようにするのが制度的に優れていると思います。
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