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2017-01-15 20:08:12

豊洲市場の検査と坂田の残土処分場の検査

テーマ:残土問題

豊洲市場の9回目検査で、大量の有害物質が検出されたことで大騒ぎになっています。前回の8回目検査でも少量の有害物質が検出されました。これは、小池氏が知事になってからの検査結果です。それ以前の7回で有害物質の検出はありませんでした。

 

9回目の検査が概ね正しいのか、それともそれ以前の検査が概ね正しいのか、今後の検証が待たれます。

 

検査機関が1社だけではなく、複数というのは正しいアプローチだと思います。1社だけだと、他の誰からも検査結果を検証されないわけですから、油断による誤りや癒着による虚偽が出やすくなります。もし1社だけだとしたら、今回の検査機関のみになった可能性があるわけですから、豊洲は有害物質が大量にある場所ということで確定していました。その点でも1社のみの検査でなかったのは正解でした。このように複数の視点でチェックすることは、大きな間違いの可能性を少なくするものです。

 

今回が正しいのか、それ以前が正しいのか、どちらかがミスであり、どちらがミスなのか現時点では不明ですが、真面目にやっていればミスは出るものです。逆に1回もミスがない方が、検査にイカサマがないのか疑うべきだと思います。

 

そして、情報公開されない密室の方がイカサマをやられる可能性が高いことは、歴史上も経験上も明らかであります。

 

 

さて、館山市坂田の残土処分場ですが、再許可により1月11日から、残土搬入が始まってしまいました。

 

【1月11日に坂田処分場に残土を捨てて、戻っていくダンプ】

 

この残土処分場ですが、4年回の検査で1回も環境基準値を超える数値は出ていません。また、事業者である服部グループも、過去約25年間の残土搬入で1度も、環境基準値を超えたことがありません。

 

坂田の残土処分場は、100ヶ所以上の建設解体現場などから残土が持ち込まれていますが、どこから持ってきているのか、搬入経路を含めて、不明な点が多々あるのです。それなのに、全く異常値はありません。見た感じですが、そんなに厳格な有害物質の搬入防止体制が取られているようには思えません。

 

そして、ここが重要なのですが、検査は「事業者による事業者の自主検査」になっています。公的機関による検査ではないわけです。

 

残土処分場の現地検査の手順としては、県職員と事業者立ち会いのもとで、サンプルを採取します。ここまではいいとします。次に、事業者が選んでお金を払う検査機関に依頼します。事業者が選ぶというのは、事業者は検査機関に代金を払っているお客様ですから、これは癒着の可能性を高めるのでよくないことです。

 

それで、最後が決定的に制度として間違っているのですが、検査した結果は事業者に届き、その結果を事業者が県に提出することです。これだと、業者と検査機関が癒着する可能性を高めます。

 

このことについては、20年以上前から、住民団体が「検査機関が先に県に通知すべき」と県に申し入れています。しかし、一向に県廃棄物指導課は改善する気はさらさらありません。

 

私も1度申し入れたことがあるのですが、その時の県職員の回答は、「業者も検査機関も不正をする可能性はゼロ%である」といった旨のものでした。

 

なんというバカげた性善説でしょうか。頭がイカれているのでしょうか。そもそも、生まれてきて1度も嘘を付いたことのない大人は存在しません。

 

検査機関が先あるいは事業者へと同時に、県に検査結果を文書で通知することに、なんら煩雑な手間は生じません。それで、不正の可能性が減り、疑惑を払拭できるのですから、制度改正を断る理由は存在しません

 

実際のところは、それだと有害物質の検出が頻繁に発生し、多くの残土埋立てが中止に追い込まれるからでしょう。現在の検査は、県行政と残土業界の長い癒着の賜物の制度だと思います。

 

豊洲で有害物質が検出されたのは、東京都という公的機関に検査機関から直接、検査結果が通知されたからだと思います。公務員というのは、情報公開が原則の制度のなかにおり、イカサマがバレれば懲戒処分されますから、民間よりは不正の可能性は減ります。(仮説ですが、7回は異常値がなく、直近2回で異常値が出たのは、豊洲の情報公開に執心している小池知事の誕生が影響している可能性があります。現に、盛土のイカサマは暴露され、責任者は処分されました。)

 

 

ところで、坂田の産廃混入ですが、平成27年12月19日の許可終了後から平成28年9月までに、分かっているだけで、3回あったことが明らかになりました。これも、許可終了後に、住民達と県議会議員による情報公開請求と調査によるものです。県廃棄物指導課が、自主的に情報発信したものではありません。

 

それ以前ですが、4年間で10回、約300ヶ所の掘り起こし調査をしたが、1個も産廃はなかったということです。

 

これは明白なウソです。見て見ぬふりをしていたに過ぎません。

 

実際は下の写真のように、残土処分場はコンクリートがらなど産廃はゴロゴロしています。

 

【平成28年9月の県議会本会議で、産廃混入の写真を提示する小宮県議】

 

私もいくつか残土処分場を見ましたが、コンクリートがら、陶器くずなどの産廃が残土にたくさん埋まっているのは日常的な光景です。

 

といった具合で、県廃棄物指導課は「ウソつき集団」なので、私は信用していません。

 

【9月本会議で居眠りをする森田知事】

 

現在の千葉県知事は、議会で居眠りをするだけでなく、公務においても「居眠り状態」であり、職員の公務の執行をまるでチェックできていません。

 

居眠り知事はさっさと選挙でクビになって、残土問題で情報公開と不正職員の処分を行う新知事に誕生して欲しいものです。

 

 

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2017-01-10 17:07:53

ガセネタの類

テーマ:ブログ

今朝の新聞の折込チラシに、「むろあつみのどーんと丸ごと館山 市政報告Vol.7 平成29年新年号」というものが入っていて読みましたが、呆れました。
 

【むろあつみ市政報告Vol.7 平成29年新年号

http://www.awanew.com/pdf-other/muro-hp-vol-7-.pdf

 

室厚美議員が出山教育長に対して、『他市の先進事例についても、あら探しをするだけ』と的外れな誹謗中傷をしていました。

 

 

「あらさがし」と中傷されてしまった出山教育長の議会での答弁については、一見しても、また検証しても、正当なものであり、室議員の発言がガセネタの類だったに過ぎません。

 

まず、室議員がいきなり「9月議会で紹介した本は読んだのか。感想を?」という質問をしました。

 

そもそも、私は「本を読んだか。感想は?」といった相手に負担をかけるような質問をしたことはありませんし、聞いたこともありませんでした。私も質問において、書いたあった引用先や著作物を示すことがありますが、それは自分の意見を補強するためであり、読めなどと強要したことは一度もありません。また、「本を読んだか。感想は?」は上から目線であり、あなた何様?といったところです。小学校の先生と児童における読書感想文じゃあるまいし。

 

さて、そのような失礼な質問に対しても、丁重に対応しなければならないのが、執行部の皆さんの大変なところです。出山教育長が答弁しました。

 

【出山裕之教育長】

 

出山教育長は、本にあったとされる部分で、新潟県三条市の先進事例について所見をのべました。

 

http://www.awanew.com/pdf-other/muro-hp-vol-6-.pdf

 

 

室議員の市政報告によると、新潟県三条市では事前に献立を作っていないということだが、三条市のHPでは、1ヶ月前から献立表が公開されているし、三条市に問い合わせたところ、「安定供給とアレルギー対応のため、事前に献立表を作ることは必要」という回答だった。

 

室議員の市政報告によると、三条市の地産地消は90%とのことだが、三条市で生産されたものでは、重量ベースで23%程度であり、館山市の38%を下回る。

 

とまともな見解でした。

 

 

つまり、教育長は、室議員が先進事例の紹介として議会で述べて、さらに自身の市政報告に載せたことについて、ちゃんと調べていて、それが間違っていることを指摘したに過ぎません。それに、自分から発言したというより、感想は?と言われたから、やむなく述べたに過ぎません。

 

これに対し、室議員は「あらさがし」と逆ギレ。

 

本来なら、「ガセネタでした。すみません。」でしょう。

 

 

「献立表をつくっていない」とか「地産地消90%」と聞けば、「えっ、本当なの?」と驚き、本当ならどうやっているのかと調べたくなる重要部分です。それなのに、情報の裏取りをせず、間違った情報を広めたのは、情報分析力の不足です。さらに、間違っていたのに訂正もせず、その上「あらさがし」と誹謗中傷。

 

能力不足なだけではなく、反省もせず、しかもガセネタの類を流布したのに訂正もしない無責任さ。さらに他の人に「あらさがし」と責任転嫁する卑怯さ。どういう精神構造をしているのでしょうか。

 

 

ちなみに、室議員は質問全体の1時間のなかで、3回以上も執行部の答弁を遮り、しかもそれは議長の許可を得ない不規則発言(ヤジと同じ)だったので、昨年12月19日の全員協議会で議長から厳重注意を受けています。そして室議員は、厳重注意に対して、議長から意見を求められたところ、「以後、気をつけます。」と非を認めています。

 

確かに、執行部側の答弁にも、冗長すぎたり、ポイントがずれているものもあったのですが、意図的に時間稼ぎをするような悪質なものはゼロであり、何回も人の話を中断するのは、社会人としてのマナーがなっていません。

 

 

なお、給食における地産地消は、私が議員になった6年以上前から、「館山産で4千食分を揃える安定供給は難しい」と問題点は提起されており、3ヶ月程度で大きな改善ができるはずがありません。また、給食で地産地消がうまくいっているところは、人口が少ないか、給食センターの数が多く、小回りが利くところというのもすでにはっきりしています。私が2年前の議会質問で南房総市をうまくいっているとして取り上げましたが、それは4つの給食センターがあり、小回りが利くからです。

 

室議員の質問は、先進地の事例の紹介だけで、それが事情の違う館山市でどのように活かせるのかという観点が欠落しています。つまり、自分自身が煮詰まった対案を持っていないのに、度を過ぎた執行部批判をするのは、まさに自分自身が言っている「批判だけでは何も生まれない」ということです。

 

 

あと、チラシには、広域ごみ処理のことも書いていましたが、室議員は「広域に残るべき」なのか、「離脱」なのか、何をしたいのでしょうか?館山市議会としては、昨年の12月議会までに結論を出すという約束だったのに、まだ議論が足りないということでしょうか。あまりに決断力が不足しています。

 

室議員は、一昨年9月の決算委員会(9名)で委員長を決める際にも、4対4なのに、自分が態度を決められず、委員会を少し混乱させました。また、昨年3月に総務委員会(委員長を除く5名)でLED防犯灯設置の補助を求めるかの議論をした際にも、2対2になった時、自分が決められず結局、総務委員会ではその話は廃案になりました。決断力不足は相変わらずです。

 

そもそも、入会地問題の前から広域ごみ処理は問題になっており、一昨年8月頃、安房3市1町の広域ゴミ問題を考える会から、全議員に対して公開質問状が来ています。

http://awa53.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-9ab2.html

 

これに対する室議員の回答は、以下の通りで、

 

 

つまり、勉強不足でよくわかりません、ということでした。しかし、一体いつになったら、その責任ある意見というのは出てくるのでしょうか?あれから1年半が経っているのに、広域に残りたいのか、離脱したいのか、はっきりしないわけです。

 

ちなみに、この質問状の回答締切は平成27年8月15日までで、私は地元の盆踊りなのでよく覚えていますが、8月13日に見かけました。室議員にとっては、「広域ごみ問題より盆踊り」という態度だったわけで、「政策よりパフォーマンス」という政治姿勢が現れていると思います。

 

 

 

 

 

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2017-01-03 20:30:55

地方の生産性

テーマ:ブログ

明けましておめでとうございます。

 

大晦日から新年にかけては地元の神社にいました。

 

【写真は地元の神明神社 12月31日午後 撮影】

 

【神社に展示した神輿】

 

【平成28年12月20日付け房日新聞】

 

房日新聞で告知されている通りなのですが、深夜0時になって年が変わってから、参拝した後、餅投げを行いました。

 

深夜0時の20分くらい前から大勢の人が集まり始め、餅投げの際には100名以上になりました。私は準備と片付けがメインなのですが、今年は初めて、餅を投げるのをやらせてもらいました。案外、思いっきり投げても飛距離が出ないものでして、やはり前の方に陣取った方が得です。また、この餅投げで使っているものは、餅をついてから1日経っていないので、やわらかい状態で良質です。

 

餅投げの前後には、トン汁と温かい飲み物の振る舞いもあり、例年どおり好評のうちに行事を終えました。

 

 

さて、館山市の特徴ですが、こうした地元密着の小さな神社がたくさんあり、各神社で神輿や山車を持っていることも多いので、祭りの回数が多いことです。

 

ただ、近年は高齢化がますます進み、若手不足により、各神社の祭りは存続が難しくなってきています。

 

 

若手が減っている理由は、誰しもが知っている通り、「生活していけるだけの給料を得られる仕事」が少ないことです。

 

民間の仕事自体は、生産年齢人口の減少により求人倍率が1.5を超えていますから、物販・飲食・宿泊などサービス業がたくさんあります。しかし、生計を営むだけの給料を得られる仕事は少ないのです。

 

賃金が低いのは、民間の「生産性」が低い、言い換えると「効率性」が低いということになります。

 

つまり、地方が衰退していくのは、「生産性が低い」という単純な理由です

 

 

地方では、「仕事がない。働き場を作らないといけない。」という嘆きはものすごくたくさん聞くのですが、「民間の生産性を高めなければいけない」という発言はあまり聞かれません。「生産性」の意識は、東京の方が高く、少しでも効率化できるように、今までやって来た業務のあり方を変えるのに熱心です。

 

地方経済は「生産性」にもっとこだわらなくてはいけないと思います。

 

では、地方行政は、地方経済の生産性を上げるのにはどうすればいいかというと、これはなかなか難しいものです。色々考えないといけないのですが、まずは規制緩和と、許認可や申請手続きの簡素化・迅速化だと思います。

 

そして、行政が手がける事業も、効率性が悪いものは廃止していかないと、館山市自体が財政破綻してしまいます。特に、新規の大型公共事業は、きっぱりと諦め廃止するしかありません。もう既存のインフラを維持・管理できない状況にまで財政は悪化しています。

 

しかしながら、介護など福祉分野は、業務の効率性は高めるべきですが、切り捨てをすべきではありません。地方自治法にある通り、地方自治の基本は「住民の福祉の増進」であり、これを放棄することは、地方自治体としての存在意義を放棄することになるからです。

 

そして何より自ら、議会の生産性を高めなくてはなりません。まだまだ、「行政の監視」「政策立案」などの観点から、議会の生産性は著しく低いと言わざるを得ません。率直に、行政・民間と比べて最も低いでしょう。議会の内部の人間として猛省し、今後も議会改革を継続していきます。

 

 

 

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2016-12-30 20:27:15

勉強って何のためにするの?

テーマ:ブログ

勉強をなぜするのか?

 

という問いは誰もが、口に出すなり、心の中で思うなりしたもの、かつ、今の子どもの素朴な疑問です。

 

しかし、誰も納得のいく答えをくれないし、自分も見つからないまま、学校教育を終えているものです。

 

 

似たような問いで、「教育は何のため?」と聞かれれば、答えられます。

 

教育基本法の前文と第1章に書いてあるからです。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H18/H18HO120.html

 

参照できるように、上記リンクを貼りましたが、敢えて転載はしません。

 

すぐ答えを探せるのも教育の成果かも知れません。公務員なり議員なり、政治に関わっていると、該当する法律や国の指針を探して、最初の方にある「目的」を朗読するなり、要約すればいいということはわかります。ただ、こんなものを探せるのは、教育の成果というより、むしろ単なる「マニュアル的対応」です。

 

実際に、該当条文を読めば、確かにその通りなんですけれども、なんかピンと来ません。小さいお子さんに話しても、ピンと来ないままでしょう。

 

 

前のブログで、人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を取り上げましたが、

 

新垣結衣さん演じる森山みくりは、有名大学の文系心理学科を優秀な成績で卒業しながら、就職活動は全滅。それで、大学院に進学して、臨床心理士の資格も取得しましたが、またしても就職活動は全滅。その後、真面目に派遣社員として働いていても、派遣切りに遭い、ひょんなことから家事代行のパートをすることになりました。勉強ができただけではなく、家事も得意で、機転も利き、対人的なコミュニケーション能力もあります。それでも、定職が見つからず、ドラマの最終回では、商店街活動に少し自分の居場所と適性を見出します。

 

ドラマは、家事代行の雇い主である真面目な草食中年と、住みこみ労働のために偽装結婚をして、それが本物の結婚につながっていくという面白いラブコメがメインなのですが、家事労働の金額的対価とか、女性のキャリアとか、ゲイという性的マイノリティーとか、都市と田舎の違いとか、多様な社会問題も扱う社会派作品でもあることが人気の理由だと思います。登場人物に多様性もありました。また、ちょこっと、市議会議員とは何ぞや?という話題もありました。

 

このように、森山みくりは、学校教育の模範生であり、学歴エリートだったわけですが、「学校的価値観」に染まらず、健気に生きています。

 

話は少し変わりますが、「学校的価値観」とは、梅原大吾とちきりんの対談本に出てきた言葉です(敬称略)。この本以外でも、もちろん色々な定義で使われてきた言葉ですが・・・。

 

[ちきりん, 梅原大吾]の悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

 

学校的価値観とは、「先生の言うことを良く聞き、良い成績をとって、難関大学に合格し、大企業(東証一部上場企業)に入社すること」です。

 

梅原(実名)は、授業で寝てばかりいた学校おちこぼれ、しかし、格闘ゲームで世界一になり、それで食っています。

 

ちきりん(匿名)は、学校的価値観のなかを要領よく立ち回り、難関大学に入り、大企業に入社。現在は、ブログや本の執筆、コンサルタントなどで食っています。

 

梅原は一つの物事を極めるタイプ、ちきりんは多くの事を要領よく合格点でこなしていくタイプ。2人とも間逆のタイプですが、共通するのは、「学校的価値観の否定」です。

 

 

ところで、私も学校的価値観を否定するタイプで、高校卒業後に2浪していますが、その間に大学に行く意味を見失って、フリーターを半年くらいやっていた時期がありました。しかし、私は自由気ままに生きていけるほど逞しくなく、また、学歴のないフリーターに対する世間の目は厳しいことから、再び大学入試に挑み突破し、学校的価値観の世界に戻り、大企業に5年半いました。その後、また終身雇用という学校的価値観から脱落して退職し、脱落すると苦労するんですけど、現在は館山市議会議員になっています。案外、政治家とは、学校的価値観から逸脱したアウトローです。

 

そんな私が思うのは、ちきりんと梅原が対談で合意した「学校教育では、幸せに生きる方法を教えるべき」という総論に賛成ということです。

 

では、幸せに生きるために何を学ぶのかというと、

 

(1)常識を覚えること。

(2)常識を疑い、常識を超えること。

 

だと思います。

 

両方大事なのですが、

『(1)常識を覚えること』これこそが、学校的価値観であり、これはこれで必要だと思います。

『(2)常識を疑い、常識を超えること。』は、学校的価値観の否定です。

 

現在の教育に何が足りないかというと、『(2)常識を疑い、常識を超えること。』です。学校的価値観とは、言い方を変えれば「設問の模範解答が間違っているのではないかと疑わない」、さらに言うなら、「自分の頭で考えない」ということです。

 

現在の学校教育では、設問の答えに疑問を抱いても、そんな疑問なんか早く忘れ、速やかに暗記するテクニックを磨き、覚えてしまう方が成績向上につながります。

 

そして、こういう設問の答えに疑問を抱かない人は、公務員に向いています。

 

また、学校で教えている科目も、公務員には必要なものです。議員になって、行政の職員とやり取りするなかで、実感しました。今までは、民間企業にいて、学校教育はほとんど役に立たないことを痛感していましたが、実際のところ役に立つ職業は、「」ではなく「」でした。そもそも、学校教育の頂点である東京大学は、官僚の養成校であり、そこを中心にして、学校制度が作られているわけですから、「官」養成の教育になっているのも当然です。

 

 

視点を変えて、議員という政治家に求められる資質は、

 

(2)常識を疑い、常識を超えること。

 

です。

 

それも当然で、今まである常識であり、最上位の道徳でもある「法令」を変えたり、廃止したり、新たに創る仕事だからです。

 

 

現在の日本の民間企業でも、

 

(1)常識を守ること

 

と同時に、

 

(2)常識を疑い、常識を超えること。

 

が求められています。これを言い換えると「技術革新」です。これは、ものづくりだけではなく、仕事のやり方でも、イノベーションは必要です。

 

 

現在の教育に決定的に足りないのは、やはり

 

常識を疑い、常識を超えること。

 

です。

 

そして、常識を超える人を増やすためには、常識違いのこと、一見トンチンカンなことを言う人を増やすことです。それは、みんな違っていいという多様性を、理念という念仏だけではなく、実際に認めることです

 

 

さて、一定の結論が出たところで、オチですが、学校教育において、丸刈り強制とか、学生服の強制着用とか、バイト禁止とか、本当にバカバカしいと思います。これって、多様性の否定でもあるのですが、そもそも人権侵害ではないでしょうか。

 

このように各論になると、「(学校的価値観に疑問を呈しているとはいえ)、その言い分はなんか違うんじゃないか」という異論は出てくると思いますが、そもそも現状がバカバカしいという異論すら封じられること自体が、思考停止であり、これこそ学校的価値観の弊害だと思います。

 

思考停止の最たるものが、ナチス政権下で、ユダヤ人を大量虐殺したアイヒマンです。彼は、戦後になってイスラエルに逮捕された時、「自分は命令に従っただけで、一切法令違反はない。官僚として当時の法律や命令に反することは不可能」と一貫して主張しましたが、時代と場所が変わった途端に、思考停止のバカとして処刑されました。

 

 

 

 

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2016-12-30 01:04:38

「逃げ恥」と千葉県館山市

テーマ:ブログ

12月20日(火)に放送終了した人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の第8話で、館山市がロケ地として使われていました。

 

布良漁業協同組合の事務所前でのシーン
 

【その掲示板に館山市議会議員のポスター(フィクションなので、野口まゆという議員は現実にはいません)。掲示板前には人気女優の新垣結衣さん】

 

1話目から、「実家は千葉県の館山にある古民家に移住する」という話が出てきて、8話目では、「館山に行く」とか「館山市議会議員になろうかな」など、館山という地名が連発します。この原作は漫画なのですが、そこには「館山」という地名はないので、ドラマ化にあたり館山という地名を入れてくれたのは本当に有難いことです。

 

このドラマは、録画も含めると視聴率は30%近くになります。かなり単純ですが、3千万人くらい観ていることになります。

 

人気ドラマの場合、全編にわたってロケを行い、地名入りで放送すれば、観光客の大幅増が望めます。今回は、限定的に館山という地名が使われたので、劇的な効果とまではいきませんが、テレビを見ている分母が大きいので、それなりに宣伝効果はあると思います。

 

 

さて、ロケ地巡りをしてくれる人が、もしかしたらこのブログを見ていてくれるかも知れないので、お勧めの食事処を紹介します。ロケに使われた館山市布良のあたりには、「相浜亭」という魚料理が食べられるところがあり、量が多い割に金額が安く美味しいです。

 

【相浜亭の参照URL】 https://tabelog.com/chiba/A1207/A120704/12026105/

 

ちなみに、私はこのロケに全く関わっておらず、相浜亭においても常連でも何でもないので、布良では私の名前は全く通じません。私は現職の館山市議会議員ですが、そんな奴がおったっけ、という程度の知名度です。

 

また、ロケで使われた古民家は、館山市にはなく富津市にあります。

【参照URL】 http://u0u1.net/AFlo 

 

 

ところで、何で館山がロケ地になったかというと、以前にTBSのロケで、南房総ロケーションサービス というロケ事業者が仕事を受けたことがあったからです。だから、今回のロケもこのロケコーディネーターが手配を行いました。

 

 

さて、ロケの誘致という政策論ですが、館山市は「都心から高速で2時間くらいで来れて海がある場所」ということで、有利な立地です。だから、館山はロケがしやすいという評判がテレビ業界で立てば、もっと誘致が可能だと思います。

 

館山市では、NHK大河ドラマを誘致したいという活動があります。

 

【参照 里見氏大河ドラマ化実行委員会 URL】 http://satomishi.com/

 

大河を誘致するにはまず、受け入れ態勢を整え、多くのロケを取って、ロケ地としての評判を上げることです。また、大河を取れたとしても、ご当地人気は2年もすればなくなり、元に戻るので、やはり大河だけではなく、色々な人気ドラマを誘致したいところです。地方にとって、大事なのは、一発イベントではなく、収益事業としての継続性です。

 

 

ロケ誘致のポイントは、

◎公民館・学校・市役所庁舎など公共施設を速やかに貸し出せるか。

◎撮影に必要な許認可を、速やかに出せるか。

◎市役所に問い合わせがいった場合、丁寧かつ速やかな協力ができるか。

【参照 館山市役所ロケ担当部署URL】 http://www.city.tateyama.chiba.jp/minato/page100188.html

 

といったところです。

 

行政の職員というのは、前例主義・縦割り主義なので、基本的にロケ撮影など、スピードと柔軟さが求められる対応は苦手です。こういった前例主義・縦割り主義の弊害を取り除くのが、議員や市長といった政治家の役割だと思います。

 

ある意味、他の自治体が前例主義・縦割り主義だからこそ、それを脱すれば、館山市はさらにロケを誘致できるというチャンスでもあるのです。

 

【追記】

「逃げ恥」のロケ地を探索する個人サイトは複数ありますが、そこであまり見つかっていない館山ロケで使われた風景を紹介します。布良の能忍寺という所から見た美しい風景です。現実にも、「ちば眺望100景」に指定されているんですね。天候が良ければ、富士山が見えることもあります。

 

【能忍寺からの眺望 参照URL】 http://tateyamacity.com/archives/2600

 

 

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