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2016-11-27 10:26:46

館山市政かわら版~館山市政の危機的な財政~

テーマ:ブログ

1、財政破綻「寸前」か?

①房日新聞の展望台で財政破綻に言及

11月2日付けの房日新聞の展望台において、「市の財政は破綻寸前と、筆者は憂慮する」とありました。また、それを読んで危機感を持たれた読者から「館山の財政問題を市民に説明して」という11日付けの投稿もありました。

個別の要望に対応することが多い議員は、市全体の財政に弱い傾向があり、財政を詳しく語る議員が少ないものです。ゆえに今回は「財政」という観点から、様々な問題を検証してみます。



②財政破綻とは何か?

民間企業の場合、破綻とは資金がショートした状態を言います。具体的には、手形の不渡りや破産です。

国の場合は、借金(国債)を返せなくなった場合を言います。その時、国はハイパーインフレに見舞われ、紙幣は紙くずと化し、年金・医療・介護などの社会保障が崩壊し、多くの病死者が出ます。

現在、国の借金は千兆円を超える天文学的数字になっています。国がなぜ借金を増やし続けられたのかというと、未来の納税者、簡単に言うと子や孫が、借金を返済できると信用されているからです。

ゆえに、国の財政破綻が起きるのは、外国から「信用」を失った時なので、それがいつ起きるのかは読みづらいのですが、無制限に借金を積み重ねれば、いつか信用を失い破綻します。今後、増税と福祉の削減、また地方への予算の削減を進めてくることが予想されます。


市町村の場合は、赤字や借金が国で定める基準の数値を超えたときに「財政再生団体」と指定されますが、その状態を財政破綻と言います。

財政破綻で有名なところは、夕張市です。破たん直前の人口が約1万3千人だったのが、10年間で約3割の4千人が減り、現在は約9千人です。しかも、減った人口は、若い世代を中心としており、さらに人口流出は進んでいます。

一部税金の値上げ、下水道使用料など各種使用料の値上げ、一方、合計9校あった小中学校が2校に統合されたように各種市民サービスの切り下げが行われました。公務員数は6割減って残り4割になり、給与も4割カットされました。

市町村には、自己破産という借金棒引き制度はありませんから、前の世代が作った借金を次の世代が払い続けることになります。

ですからアンケートによると、子供たちは、中学生の時点から、夕張市から転出の希望を多く出しています。人口を増やす必勝法はありませんが、財政破綻すれば必ず、人口は激減します。ゆえに、財政破綻は論外であり、財政破綻一歩手前の「破綻寸前」の状態も避けなくてはなりません。



③2年前に財政破綻寸前になった富津市

2年前に、富津市が財政破綻寸前であると大騒ぎになりました。資金がショートし、そのままだとあと4年で「財政再生団体」という状態でした。

その時に、よく私も「富津市はどうなっているのか?」と聞かれまして、「富津市は、全体的に高コスト体質になっていますが、税収が多く、つまり地力があるので、真面目に行財政改革に取り組めば、財政破綻することはありえません。」と答えていました。

現に、富津市は、改革に取り組み、2年間で「寸前」という状態を脱しています。まだまだ油断は禁物ですが、富津市は大丈夫だと思われます。



④5年前から『財政はヤバイ』と言い続けた私

私は議員になる前から館山市の財政についてよく聞かれました。「市長は、市長選になると“財政は大丈夫”というが、普段、市役所に行くと“予算がない”の繰り返しだ。いったい、館山市の財政は良いのか悪いのか?」といった問いです。

その時は、「2~3年で財政破綻ということはありませんが、かなり状態は悪く、10年~15年とか一定の期間で見ると、破綻はありえます。」と答えていました。

2年前の富津市財政破綻騒動の時も、「富津市は館山市よりはるかに税収が多いので、地力で劣る館山市の方が、本当はもっとまずい状態です。ちなみに、南房総市はさらにまずい。」と答えていました。



⑤破綻「寸前」ではないが、やはり「危機的」

市が11月1日頃に回覧で、1枚(A3両面)のチラシを配布しました。表面が「ごみ処理事業を館山市単独で実施する方針について」、裏面が「館山市の財政状況について」です。

裏面の財政状況では、「
市の貯金である財政調整基金が5年後に無くなることが見込まれています」とさらりと記載されています。

市民に伝わっている情報はそれだけですが、実は議員には5年以上先の推計がある書類も渡されています。その書類には恐ろしい現実が記されています。

 

その後ずっと7億円くらいの果てしない赤字が続くのです。正確な予測はできませんが、今後10年以内の財政破綻も十分にありえます。


2、甘かった館山市の財政運営

①平成21年決算までは危機感があったが…

小泉首相による地方切り捨て政策により、国が地方への仕送り金(地方交付税等)を激減させ、館山市も含む地方は危機的状況に陥りました。

小泉首相は平成18年に任期を終え、地方切り捨て政策は見直され、徐々に国からの地方交付税等も増え、平成22年決算は館山市にとって良いものでした。

平成23年には東日本大震災があり、館山市の経済も打撃を受けましたが、市としての財政にはさほどの悪影響もありませんでした。

平成24年にも、市内から大手2社が撤退し、雇用・経済の面で市民に大きな影響がありましたが、これも市の財政にはさほどの悪影響はありませんでした。

 

意外かも知れませんが、数値として財政に大きな影響はありません。 
   
結果として平成22年から25年決算までは、財政的には良い状態でした。

 

それゆえ、平成21年決算までの財政に対する危機感が薄れてしまいました。


②大型公共事業を乱発した平成24年度予算

財政危機が一息ついた平成24年の当初予算は、当時も反対しましたし、未だに理解できません。約15億円が見込まれる船形バイパスの設計予算が入っており、これを認めたことにより船形バイパスの建設計画がスタートしてしまいました。

また、渚の駅にある商業棟の設計予算も入っており、商業棟の建設には約1億5千万円がかかりました。

 

高齢化と人口減少の時代に、バイパス道路を通せば景気が良くなるという発想は明らかに間違っています。

また、商業棟も本来、民間資金で建設するものです。公設民営というモデルは、民間事業者にとっては、商売が苦手な行政や議員に色々と口を出されるので、やりづらいものです。もし、民間事業者の業績が悪くなり撤退されたら、賃料も入って来ず、税金で作った建設費が無駄になります。

その後、船形バイパスについては、国が新規建設より維持補修を重視する方向に切り替えたため、補助金が大幅に減らされました


資金がショートしつつある館山市の財政にとって、これらの大型公共事業は悪影響を与えています。


③血税2億1千万円をドブに捨てた安房広域

広域ごみ処理施設の予定地であった千倉町大貫地区の用地買収を、入会地問題でミスって、計画にかけた2億1千万円をパーにしてしまった安房広域組合ですが、計画が頓挫して1年くらい経ちますが、未だに責任の所在すら明らかに出来ず、あやふやなまま幕引きになりそうです。

頓挫した後、安房広域の説明を館山市議会全員協議会で2度聞きましたし、安房広域の内部監査報告書も読みましたが、率直に言って、職員の証言には矛盾があり、またポイントとなる事実関係が十分に情報公開されていません


その不十分な情報をもとに私が判断するならば「入会地という団体の土地なのに、団体相手に買収をせず、団体の構成員である個人個人に買収を行ってしまった」となります。

つまり、買収相手について団体と個人をはきちがえた単純ミスだろうと思いますが、真相はヤブの中です。

館山市議会議員が、議会で真相究明することができるのは、館山市の仕事に限られ、安房広域の仕事には及びません。真相を追及できるのは、安房広域組合の議員になりますが、私と考えが違うようで、これ以上の追及はなさそうです。

小池百合子都知事は豊洲問題について、「誰が、いつ、どこで、何を決めたのか。何を隠したのか。原因を探求する義務が、私たちにはある」と述べました。

しかし、さながら「安房の豊洲問題」ともいえる安房広域の入会地問題は、「誰が、いつ、どこで、何を決めたのか。何を隠したのか」原因を探求する義務はほったらかしのまま、なぁなぁと終わりそうです。

2億1千万円も穴を開けて、あやふやにしてしまうところにも、財政に対する緊張感の欠落があり、この体質では財政危機になるのも当然です。



④安房広域と館山市の過去の試算はズサン

これまで、安房広域および館山市は、ごみ処理を館山市が単独でやるより、広域でやった方が安いと述べてきました。しかし、館山市で独自に試算した最新の結果では、単独でやった方が安いと言い分が変わりました。

平成22年の試算ですと、館山市が単独で建設する場合に74億円かかるとなっていたわけですが、最新の試算では32億円に変わっています。

新しい試算が正しいとすると、広域でやるより安上がりということになりますが、過去のぼったりくりのような価格は、いったい何だったのでしょうか。

5年前から、私は過去の試算について、金額が高過ぎるのではないかと思って、市議会で何回か質問しましたが、焼却炉の相場などわかりませんから、安房広域と館山市が「妥当な金額」をしてきたおかしさを、具体的にほとんど指摘できませんでした。

しかし、1点だけ、人口推計が過大であるというのはわかって、今年3月の館山市議会で指摘をしています。

 

なぜ、わかったのかというと、自分で気づいたのではなく、昨年6月に千倉町で講演を行った環境問題の専門家である関口鉄夫氏が、あっという間に見抜いたからです。

関口氏は、全国のごみ処理施設の問題に精通しており、人口推計を多めに見積もって過大な施設を作って儲ける業者の手法を知っていました。



⑤館山市の離脱方針について

広域ごみ処理計画は、平成8年から20年間かけましたが、2度の用地買収の失敗によって頓挫しました。つまり、20年間も費用と労力をかけて、結果はゼロです。

仮に次も広域でやるにしても、10年から20年かかります。


となると、20年間は館山市のごみ処理施設を延命させないといけませんが、老朽化著しく、おそらく10年持ちません。
 

32億円かけて大規模改修をやれば20年間持ちます。
 

ゆえに、これからの20年間、館山市が3市1町の広域の枠組みから外れるのはやむを得ないと私は考えています。

しかしながら、老朽化で困っているのは、2市1町も同じであり、一緒にやって行こうと今まで言っておきながら、「自分だけは20年間やっていける見込みがついたから出て行きます」というだけの言い分は自分勝手であり、批判されても仕方がありません。

まずは、2市1町の理解を求める必要があります。また、近隣市町のごみ焼却炉が故障した場合は、その間は館山市が一部引き受けるとか、3市1町がお互いに協力・助け合う関係を作った方がいいと思います。

そして、ごみ処理計画において、前の20年間は成果ゼロだったことからも、今から20年後のことを同時に検討しないと、また間に合わなくなります。

20年後は広域でやるのか、それとも館山市単独でやるのか、ごみの量の削減を進め小さく安い施設計画にするとか、そういう問題です。



⑥いすみ市より10億円高い給食センター

ごみ処理施設の過去の試算が高過ぎたことを前述しましたが、現在、館山市で進めている新給食センターの計画は、約23億円となっており、これもかなり高いのではないかという心配があります。

先日、昨年完成したいすみ市学校給食センターへ視察に行きました。いすみ市は館山市より人口がやや少ないくらいで同規模です。いすみ市学校給食センターは、費用は約13億円でした。

いすみ市の提供食数は3500食、館山市の提供食数は4000食なので、規模の面から館山市の方が高いのはわかりますが、10億円も差があるのは疑問です。

また、いすみ市の給食センターはご飯が炊けます。一方、館山市の計画ではご飯を炊けません

鴨川市にある業者の施設で炊いて、館山市内の学校に配送する方針です。給食センターが、主食であるご飯を炊けないというのも変です。

館山市の場合は、検討中でまだまだ煮詰まっていない面があって、また設備も色々、いすみ市とは異なるので、単純比較はできませんが、あまりに金額差が大き過ぎます。

いすみ市の給食センターで、試食させて頂きましたが、おいしく、何の問題もありませんでした。

 

単純化すると、いすみ市学校給食センターの規模を少し大きくするだけでもいいのでは、と思ってしまいます。

今後は、館山市に対して、計画と積算の再検証を求めていきます。



⑦ペットボトル処理の過去における高額委託
 

平成24年に、市議会の決算質疑で、ペットボトル処理の委託金額が、近隣の南房総市や鴨川市より著しく高額ではないかという指摘が市に対してありました。

当時、館山市では、1社との随意契約で、他の業者から見積もりをとらず、近隣市との比較もしていませんでした。


その指摘を受けた後、市は随意契約ではなく競争入札に切りかえた結果、約2500万円だったのが、約1200万円と、およそ半額になったということもありました。


⑧青柳大賀線計画は廃止を

館山市は、船形バイパスが完成した後は、青柳大賀線というさらに莫大な金額がかかる新たなバイパスの建設を計画しています。

私はこの計画に一貫して反対しつづけていますが、計画を見直すつもりは、市にありません。

しかし、これだけ財政がメチャメチャな状況では、どう考えても無理です。

 

また、今まで多くの大型道路を開通させてきましたが、館山市の衰退は止まりませんでした。つまり、大型道路の開通は、地元経済を上向きにしていないのです。

大型道路ができると、大型商業施設が道路沿いに立つこともあります。買物をする消費者としては、とても便利ですが、地元の商店は厳しくなります。

また、大型店はたいてい都市部の資本によるものであり、利益は都市部に吸収され続けます。例えるなら、地域外への貿易赤字が延々と続く状態で、衰退に拍車をかけます。

 

そして、衰退し切った後、これらの大型商業施設は撤退し、最終的には地元に何も残らず、買い物難民だけになってしまいます。


⑨公務員給与・市長ボーナス・議員ボーナスを2年連続で増額

私は議会のなかで唯1人、2年連続でこの増額に全て反対しました。いわば議会の中では、変人なのですが、ここまで館山市の財政が危機的なのですから、値上げするのが変だと思うのですが、皆さんはどう思われますか?


⑩大きなコストカットはもっとできる

小さい個々のコストカットには一生懸命取り組んでいる館山市ですが、これまで列挙したような「大きな金額の事業」に対するチェックが甘い傾向があります。大規模事業の見直しは、声の大きな方々の強い抵抗が予想されますが、そこから逃げていては、館山市の財政は持ちません。


3、行財政改革のキモ

①財政を改善させる方法は主に4つ

1 コストカット(予算カット)
2 徴収率の改善(未納者を少なくする)
3 ふるさと納税を増やす(手法は主に、返礼品の工夫)
4 使用料の値上げ(ごみ処理料・施設利用料など)

一般論として、「地方財政」の主だった再建方法はこの4つしかありません。



②地方財政の再建では増税はない

ところで、地方が取る財政再建の手法には、国の財政再建における手法である「増税」はありません。
 

まず、増税ですが、地方の税率は、実質的には国が細かくきめており、市町村で独自に増税することは現実的には難しいものがあります。

一部の増税は可能ですが、それをすると全国的に珍しい事例となり、税金が高い町として悪い意味で有名になってしまいます。



③地方財政の再建では税収アップ策はない

そして、多くの皆さんが期待している「経済対策による税収アップ」という方法もありません

 

これはやればやるほど、財政は悪化します。ちなみに、この方法を徹底的にやって、逆に財政破綻したというより、自明の理で破綻したのが夕張市です

なぜなら、国が作った地方財政制度ですが、税収がアップすれば、その金額の75%は、国からの支援金(地方交付税と呼ぶもの)が減ります。

例えば、税収が1億円増えたら、国からの仕送りは7500万円減り、実質的には2500万円の増収にしかなりません。

ですから、経済対策に1億円使って、その結果1億円の税収を増やせば、国家財政においてはトントンになりますが、地方財政においては、支出1億円、収入2500万円ですから、7500万円の大赤字になります

1億円の費用をかけても、1億円の税収増があれば本来、財政はトントンで、経済規模が大きくなり雇用が増えますから、大成功のはずです。しかし、地方財政では、致命的な大損失となってしまうのが、現行の国による法制度です。

 

ですから、「経済対策による税収アップ」というのは地方財政においてはありえません。これを知らない人がほとんどだと思いますが、厳然たる事実です。


逆にメリットもありまして、税収がダウンした時も、減額分の25%のダメージですみます。

ですから、不景気で税収が1億円落ちても、75%は国から地方交付税が来るので、25%の実質2500万円のダメージですむのです。


だから、館山市内から大手2社の撤退があっても、財政的なダメージは少なかったのです。


④ふるさと納税は推進するしかないが、要注意

4つの財政再建手法の説明をします。

1のコストカットは、今年度は補助金を減らされた団体も多いはずです。

2の徴収率は、市職員の努力と市民の協力で、コツコツと向上しています。

3のふるさと納税は、館山市は返礼品を工夫して、寄付金を増やしてきています。

 

しかし、これは国政の視点で見れば、「日本中で、高額返礼品で寄付者を釣って、金を奪い合うチキンレース」「寄付の目的が自分の儲けに変わり、寄付者が高額返礼品のある自治体を物色している奇怪な現象」であり、国家衰退を招く最悪の政策です。

公正さや道徳観が欠落した仕組みというのは、いつかは破綻します。ゆえに早晩、「返礼品廃止」という形で、国にハシゴを外される可能性を常に意識しておくのがポイントだと思います。

また、タダで返礼品をもらっていた寄付者が、制度が終わってから自腹で購入することは期待できず、産業振興としても持続性がありません。

一過性の「特需」と割り切って、制度終了後の落ち込みも想定しておいた方がいいと思います。



⑤ごみ袋代や体育館利用料などが値上げに

4 使用料の値上げ(ごみ処理料・施設利用料)に手を付けざるを得なかったのは、上記3つの方法だけでは財政危機を乗り越えられないからです。

45リットルごみ袋代や体育館利用料をはじめとする各種値上げがなされるわけですが、詳細は「だん暖たてやま11月1日号」をご覧下さい。

各議員がどの値上げに賛成し、または反対したのかは、「たてやま議会だより11月号」の最終ページをご覧下さい。

ちなみに、ごみ処理料と老人福祉センターの風呂利用料は、議会が市長提案の値上げ案を修正して、値上げ幅を小さくし、過度な市民負担の抑制を行いました。



⑥料金値上げの場合は、市民の声を聞くべき! 

公共料金の値上げというのは、実質的には「増税」であり、「税は政治なり」と言われるように、極めて重要な問題であり、市民を巻き込んだ激しい議論が必要だったと思います。

しかし、市民アンケートも取らず、意見募集(パブリックコメント)もせずに、市長と市議会は値上げを決めてしまいました。

館山市内の次の値上げは、水道料金の可能性が十分あります。

これは、行政組織としては、館山市役所の管轄ではなく、三芳水道企業団の案件です。審議会という一部の人達だけでなく、多くの市民の意見を聞いて欲しいと思います。



4、経済活性化の方法の見直しを!

①補助金を使わない起業家。補助金の見直しを!

起業家には、「行政の補助金を使わなかった」という人が多いものです。
 

理由は、「補助金を使うと、当初の計画通りにやらないといけないが、起業間もない商売は日々刻々と状況が変化しそれに対応しなければならない。計画通りにやったら逆に潰れる」「補助金の交付を決める審査員が、事業を成功させた経験がない。レベルの低い審査員を相手にしているなら、さっさと仕事を始めたい。」というもっともなことです。
 

経済活性化に、補助金が役に立っているか、改めて再考する必要があります。


②補助金よりも、ルール(規制)の見直しか。

(1)規制緩和による産業振興

ロケの撮影ですが、5年くらい前は、公共施設の貸し出しなどが認められないことが多かったのですが、現在は規制がゆるやかになり、多くの撮影が行われています。

これは多くの業界に当てはまると思いますが、事業者は障害になっている規制の緩和を具体的に要望し、行政や議会はそれを真摯に検討することが必要ではないでしょか。

(2)規制強化による産業振興

館山市坂田の残土処分場では、得体の知れないところからの残土搬入と、360キロもの大量の産廃混入がありました。

 

一般住民に公開のもと、残土を埋立てた地中を無作為に掘り起こす調査をすれば、さらに大量の産廃がでてくる可能性が十分にあると思います。

また、発生元がはっきりしないと、豊洲のような場所の汚染土壌が持ち込まれかねません。

 

豊かな自然を誇り、観光立市をうたっている館山市は、このような残土ビジネスはもっと規制した方が、観光産業という経済的観点からもプラスだと思います。

このように、いらない規制を緩和し、必要な規制は強化していくルールの見直しの方が、補助金による景気対策より有効ではないでしょうか。


(3)民間の事業活動の障害を取り除く

また、いらない規制と同じく、民間の事業活動の障害となっているものは政治が取り除く必要があります。例えば、農業の障害となっている有害鳥獣の対策はもっと拡充した方がいいと思います。

 

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2016-11-13 22:30:57

統合失調症と心の病

テーマ:ブログ

 

今日、14:15からの講演会に行ってきました。

 平成28年度 安房地域心の健康のつどい
講演 「心のリカバリーストーリー」~私と家族の回復物語~
講師 夏苅 郁子氏(精神科医)

というものです。

 

昨日の房日新聞に出ており、館山市役所のHPにも掲載されています。

http://www.city.tateyama.chiba.jp/shafuku/page100055.html

 

主題は、統合失調症など精神病についてです。

統合失調症は、だいたい100人に1人がかかる精神病です。そうすると、日本だけでも100万人の患者がいて、家族も含めれば関係者はかなりの人数になるわけですが、あまり実情は知られていません。

 

患者も家族もひっそりと暮らしているからです。また、政治的にも注目されていませんし、患者・家族からの政治的主張も少ないものです。

 

私は、たまたま少々の知識があるので、この分野に関心はあります。ただ、地方議員なので何ができるかというと、あまりないのですが、やはり統合失調症ほか精神病は、多くの人が知らないがゆえに、偏見を持っている分野ですので、まずは多くの人に知ってもらいたいと思います。

 

今日の集まりに来ている方は、患者と家族が主で、そして医療や施設などの関係者でほとんどだったように感じました。私のように、患者や家族でもなく、関係者でもない人は珍しいと思います。

 

ゆえに、夏苅郁子医師も、患者・家族・医師向けの話をしていました。

 

夏苅さんは、自身が子供の時に母が統合失調症を発症し、また本人も医学部と研修生時代に、うつ病や自殺未遂を経験し、そして精神科医になった方です。精神病において、家族・患者・精神科医の全てを経験しているのは、もしかしたら日本に1人かも知れません。ゆえに、内容がわかりやすく、そして深い。

 

今回の夏苅さんの話は、主に患者・家族・医師向け、つまり関係者向けの話だったわけですが、私はこのブログで、関係者ではなく、ほとんど知らない人向けに、自分の知っていることを書いてみたいと思います。だから、今回の講演とは別で、私見ということになります。

 

知らないがゆえに偏見の多い分野なので、「精神障害に対する正しい知識の普及・啓発」が必要なわけですが、この分野は、まだまだ解明されていないこと、仮説であることが多いので、正確さを期すのは難しいのですが、簡潔に、そして敢えて踏み込んで書いてみます。

 

 

●統合失調症:一般的に、精神病と言われるもの。幻覚・幻聴・妄想などに悩まされる。有史以来、不治の病であったが、1950年頃に薬が開発されて、治るようになった。また、2000年頃には副作用の少ない薬も増えてきた。ただ、治っても、発病前に比べると気力が落ちてしまうことも多く、社会復帰はなかなか大変。また、無理をすると再発のおそれが高い。

 

原因は不明だが、脳内物質のドーパミンが過剰分泌されているのではないかと言われている。つまり、精神論の話ではなく、脳の病気。誰でもなりうる。近親者に精神病患者のいない私でも、例えば明日、発症することもありうる。ただ、統計的には40歳を過ぎての発症は少ない。

 

本人が置かれた環境よりも、本人の体質的なものが大きい。なぜ、発症するのかは不明であり、簡単に言えば、運が悪かったということになる。いつの時代もどこの場所でも、1/100という確率はほとんど変わらないからだ。これは、生活環境の影響が少ないことを意味する。つまり、本人の責任や、親の責任はない。

 

発症とストレスの因果関係は基本的にないが、治って再発の場合、ストレスが大いに関係するので、発症とストレスが全く関係がないとも言い切れない。

 

基本的に、薬を飲まないと治らない。(自然治癒が100%ないとは言い切れないが、基本的には自然治癒しない。)だから、通院が必要だが、患者を通院に持っていくのが難しい。

 

幻覚・幻聴・妄想というのは、他人が見ればわかることであり、本人にとっては、「現実」であるとしか思えない。例えば、このブログを読んでいるあなたが、「今、見ている画面は幻覚で、あなたは統合失調症が疑われるので、通院して下さい。」と身近な人に言われても、「何わけのわからないことを言っているんだ。おかしいのはお前だ(怒)」と対応すると思います。同じように、統合失調症の患者というのは、自分が病気にかかっているという自覚がたいていはありません。しかし、早期治療をしないと、症状は進行し、治りづらくなります。だから、極力早く、通院する必要があるのですが、患者を精神科につれていくのに、必ず成功する方法はありません。

 

かつては、精神分裂病と言われた。思考にまとまりがなくバラバラということで、バラバラを強調すると分裂という病名になるが、聞こえ方が悪く偏見を招くので、まとまりがないことを強調する統合失調という病名に変更された。ただ、病名にこだわる意味はあまりないし、どういう病名にすればベストかというと議論が分かれ、統合失調症に落ち着いた。

 

 

●うつ病:気力が極端に落ち込む「脳の病気」。原因は、脳内物質のセロトニンやノルアドレナリンの分泌不足ではないかと言われる。誰でもかかる可能性あり。なってしまう原因は不明なのは、前述した統合失調症と同じ。基本的には薬で治す。カウンセリングは基本的に効果が低い。

 

●神経症:悩みがあって、気力が落ち込む状態。病気というより症状。薬はあまり効かない。カウンセリングは効果がある。こころの風邪とでも言うべきか。

 

世の中で、「うつ」と言われているなかには、この神経症が多く含まれているのではないかと思います。神経症であったら薬は効きませんし、またうつ病であったらカウンセリングは効きません。ただ、実際には両者が混ざり合っているものが多く、それで治療法の選択が難しい面があると思います。

 

●そううつ病:そうとうつが繰り返される脳の病気。薬で治します。

 

●人格障害:かなり性格が偏っている状態。一例を上げると、いきなり意味不明にキレるが、その数分後にカラッとご機嫌になっている人って、人生で何人か見るでしょう。性格が極端に偏っていると書きましたが、性格は様々であり、ちょっと変わっているからと言って、人格障害とは呼びません。リストカットを繰り返すとか、明らかに社会に不適応を示した段階でなければ、人格障害という言葉を軽々しく使うべきではないでしょう。

 

薬はほとんど効きません。また、カウンセリングは効果はあるのですが、神経症と違って、長期かつ難航し、改善は難しいものです。

 

●発達障害:知恵遅れや自閉症があります。また、コミュニケーションだけ極端に苦手で、あとは普通または高い能力を持つアスペルガー症候群もあります。脳に障害があるのではないかと言われていますが、仮説であり原因は確定していません。

 

 

自分なりの理解で書いてみましたが、間違っていることもあるかも知れません。また、説が色々分かれていて、見解の相違はかなりあると思います。その場合は、コメント欄に書いて頂けると幸いです。

 

こういった話は、デリケートかつ難しいので、タブーになりがちです。また、間違ったことを書いて、炎上も怖いものです。ただ、それゆえ、ある程度知識を持つ人が黙っていたら、いつまで経っても、こういった病気や症状への理解は深まりません。

 

相違点があれば、落ち着いて対話しましょう。

 

 

現状においては、「全く知らないのに、偏見を持つ」人々が多いものです。ですから、まず「多くの人が全く知らない」という現状を変えたいのです。

 

 

 

 

 


 

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2016-11-08 22:41:29

館山市給食センターはなぜ23億円もかかる??

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今日は館山市議会で、いすみ市学校給食センターに視察に行きました。

 

全18議員が参加しました。バスで行ったのですが案外、いすみ市は遠く、2時間弱かかりました。

 

 

お昼に着いたので早速、試食しました。児童への提供価格と同じ270円を支払っています。

 

メニューはご飯、鶏肉、野菜、汁もの、牛乳です。

米はいすみ市産のものを100%使って、給食センターで炊いて提供しています。週4日ご飯を提供しているとのことでした。

 

私の感想ですが、おいしくてヘルシー、腹八分目で適量でした。満足です。

 

 

ところで、なぜ視察に行ったかというと、現在の館山市学校給食センターが老朽化しており、来年から建替える予定になっているからです。

 

タイミングよく、いすみ市の給食センターは昨年3月に完成していて、館山市が見習うべき点は大きいからです。

 

議員の誰が行こうと発案したのか聞きそびれましたが、これこそ視察のあるべき姿だと思います。

 

最初に、行くべき「目的」があり、日帰りできる「近場」に、全員で行く視察だからです。目的が先にあるから、視るのと説明を聞くのと質疑応答に熱が入りますし、そしてすぐに見てきたことを、館山市の計画に反映させることも可能だからです。また、近場なので、それほど費用もかかりません。そして、全員が見ているので、議員間で課題の共通認識が持てるからです。

 

いすみ市の人口は約4万人、館山市は約4万7千人で、面積はいすみ市の方がやや広い程度、同じく農産物も海産物もあるところで、つまり同規模・同類であり、見本とするのにはうってつけです。

 

 

さて、ここからいすみ市と館山市の給食センターの比較に入りますが、いすみ市の職員から聞いたことは、なるべく正確に書いたつもりですが、聞き違いやニュアンスの違いがあるかも知れず、不正確な点があれば、私に文責があることを先におことわりしておきます。

 

また、館山市の場合は現在、いろいろ検討中段階のものであり、変更もまだまだ有り得ることも申し添えます。

 

        

              館山市        いすみ市

提供可能食数     4000食       3500食

建設費         約23億円      約13億円

炊飯設備        なし          有り 

災害時対応       有り          なし

 

 

比較すると館山市の方が提供食数が多いので、少々高いのならわかりますが、10億円も高いというのは不思議です。

 

高い要因としては、館山市では災害時に、ガスで自家発電することができるという点があります。いすみ市では、災害時の自家発電はありませんが、なくても災害には対応できるとシミュレーションしているそうです。館山市の場合も必須なのか疑問が残ります。

 

一方、いすみ市はご飯を給食センターで炊いています。現在もそうなのですが、館山市の今後の計画においても、給食センターでご飯は炊きません。鴨川市にある民間業者が炊いたものを、配送します。調理はできても、ご飯が炊けない給食センターというのは違和感があります。

 

ご飯も炊けるのに、なぜ安いのか、いすみ市の職員に聞いてみました。

 

そうしたところ、「安いかどうかはわからないが、必要最小限で最新設備にはこだわらない方針で建設した」という旨のことを話してくれました。

 

館山市の場合は現在、設計中かつ積算中という途中の段階ですし、細かく比較していかないと一概に高いとは言えませんが、10億円の差というのはやはり違和感があります。

 

館山市もさらに詳細に、もっとコストダウンができないのか、精査する必要があります。

 

 

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2016-11-06 23:18:54

TPPと安房広域ごみ問題の類似点。それは、無責任と隠ぺい体質。

テーマ:ブログ

http://notppaction.blogspot.jp/2016/11/tpp-2-minutes-movie.html

 

「国会議員はその内容をほとんど知らずに審議しています。」って動画にあるのですが、その通りです。8356ページを読めというのは無理ですが、ポイントをつかめている議員も10人に1人もいないと思います。


これじゃあ、相手が悪徳組織だったら、簡単に騙されますよ。国際間オレオレ詐欺に引っ掛かったら最悪です。

 

だいたい、選挙目当てで、あっちこっちの式典・イベント・宴会などに顔を出して挨拶することにうつつを抜かしていて、じっくり資料を読む時間なんかないってのは、国会議員を身近に見たことがある人はわかるでしょ。それだけ、いいかげんな人達なのです。


ただ、重要な内容が多く、一度締結したら変更するのが憲法改正と同じくらい難しいのが条約というものですから、少なくとも、もう1年くらいは審議した方がいいんですけどね。

 

TPPの交渉過程が秘密なのは、公開が原則である国家間のルールというより、秘密が原則である企業対企業の「契約書」のように見えます。約款は、小さい字でごちゃごちゃ書いてあるけど、よく読まないと、後でとんでもない落とし穴が待ってます。


おそらくTPPは、様々な多国籍企業からアメリカ政府に出向した人達が書いています。アメリカでは、大企業から政府に天上りして、企業に有利なルールを作って、その功績を引っさげて、また大企業に天下りをするのが常套手段です。


企業は利益を目的としますが、利益は相手より多く情報を持つことから生まれます。(例えば、企業は仕入れ値を教えないでしょう。仕入れ値が安いことがもれたら、もっと値下げしろと言われてしまいます。)だから、企業は秘密主義が基本なのです。一方、政府というのは、私利私欲ではなくみんなの利益(公益)を目的としますから、公開が原則なのです。

 

国会議員はちゃんと読んで下さい!

 

でないと、国民国家が国籍不明の巨大企業に支配されるようになります。国家は基本的にみんなの利益を目的とし民主主義ですが、企業は基本的に、私利私欲を目的とし独裁です。だから、国家が企業より下になってはならないのです。

 

 

さて、グローバルな国政の話から、ローカルな安房の地方政治の話に移ります。

TPPのことを書いていたら、安房広域のごみ処理施設問題と同じ構図を感じました。

 

共通点は、本当は「誰が」「なぜ」決めたのか、意思決定の過程が意味不明で、やらかしても責任の所在が永遠にはっきりしないことです。

 

3市1町の広域で、見積もりを大企業に出したら、200億円というとんでもない額をふっかけられて、本当は「誰が」「なぜ」決めたのか、意思決定の過程が意味不明なまま、ぼったくられそうになりました。

 

一見、3市1町がばらばらにやるより、1つにまとめた方が効率的で安く上がりそうなのが、そうならずに、館山市単独で見積もりをとった方が安上がりという不思議なことが最近、判明しました。


国家間でも、自治体間でも、意思決定の過程が「秘密主義」になると、大企業にぼったくられます。


どうも、安房広域には、「無責任」「隠ぺい体質」からの脱却は期待できそうもないので、広域ごみ処理については、広域の枠組みから館山市が離脱するのもやむを得ないと考えています。


「無責任」「隠ぺい体質」のTPPも、安房広域の入会地問題のように、なんかでずっこけて欲しいものです。


日本の国会議員は、言っちゃ悪いのですが、無責任で無能な人も結構いますので、両候補者がTPPに反対しているアメリカ大統領選挙の結果により、TPPがずっこけるのを期待するしかないのでしょうか・・・

 

 

 

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2016-11-06 22:48:52

11月28日(月)の夜に市政報告会を行います。

テーマ:ブログ

「石井としひろ市政報告会」を行います。

 

日付:11月28日(月)

時間:19:00~20:30頃 

場所:菜の花ホール1F 第1集会室

https://goo.gl/maps/enpmd3RmsYP2

 

入場無料・予約不要なので当日、お気軽にお越し下さい。

質疑応答の時間を十分に設けます。

 

市内・市外も政治的立場も関係ありませんので、

どなたでもご参加の程をよろしくお願いします。

 

 

~館山市政の課題について~

 

詳細は未定というか考え中ですが、

 

・ごみ袋を値上げするほどの財政危機

・2億1千万円をどぶに捨てた広域ごみ処理施設問題と館山市の離脱

・観光立市なのに残土問題

・いじめ問題

・地方創生。地域は活性化するか否か。

などなど、様々な課題と自分の考えを提示し、来場して頂いた方から色々なご意見を伺いたいと思います。

 


海外や先進的な市町村では夜間議会というのがあるので、試しに平日の夜にしてみました。

 

とはいえ、実際にやってみると、たいてい傍聴者は少なく、出席する職員の残業手当が相当な負担になり、日中議会に戻るのが関の山です。

 

ということで、人数が少ないことが予想されますので、ふるってご参加をよろしくお願いします。

 

 

 

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