子供たちの発熱 | 石井外科院長のブログ

石井外科院長のブログ

新宿区曙橋にある石井外科の院長ブログです

この数日、真ん中の子が風邪を引いたのをきっかけに下の子、上の子と感染が拡大しております。

やっと、真ん中は落ち着いてきたのですが、一番下が37~39度の発熱を繰り返していてこれが夜中睡眠が浅くなり、妻と自分が交代で相手するとはいえ寝不足はこたえますね・・・

真ん中が熱性けいれんを起こしているので下の子もならないか、ハラハラしながらの数日。自分の子供は妻の手前、小児科の先生に見ていただいているのですが、抗生剤を飲ませてもウイルスが原因の風邪なら効果でないんだろうしなと思いつつも自分が医者ながら、やはり現在の医療では厳密な意味で治せるものは3~4割くらいだなとしみじみと実感します。

 

3,4割しか治せないのかと言われそうですが、現段階の医療では正直なところ病気の原因がはっきりしていないものも多く、それに伴い治療法がないものや、風邪のようにウイルスが原因の場合には対処療法しかできないものがあります。

厳密に3,4割といったのがこの対症療法は治しているのではなく、自分自身の免疫力で治す手伝いをしていると自分は認識しているので、これにより軽快したものは、医者が直したというカウントにしておりません。

癌に関してもある程度癌になるメカニズムは分かっていますが、ではなぜその癌変異が起きてしまうというはっきりとした要因が突き止められていないんです。

 

こんなことを書くと病院にかかるのをやめようと思ってしまうかもしれませんが、3,4割は治せるものがありますし、風邪などでも症状を和らげ自己免疫力を高めるお手伝いは出来ますので、体調不良で迷った際には受診をしてください。

 

そしてこの気温変化が強いため知らないうちに体力を奪われて風邪などの症状が出る方が多くなっています。みなさまお体ご自愛ください。