梅雨時なんで衣類に発生するカビについてです。
おはようさんです、『のぼっち』です毎度~♪
はい、以前にも何回か書いた記事ですが、カビの季節なんで再度お知らせいたしますね。
カビは、必ず水分のある所で発生致します。
ようするに湿、気のある所にしか存在いたしませんので、水蒸気などの、すぐに消えてしまう様な、霧の状態ではカビは発生致しません。
カビってどうして、出てくるのでしょう?
先ほど冒頭で説明したとおり、霧の状態ではカビは発生致しませんが、結露で水滴になると、カビが出来るんです。
それは、水にカビが酵素をかけて、栄養分を取り入れるからなんです。
酵素は水に濡れていないと、反応出来ないからなんですね。
ちなみに、着物を湿気の多いタンスに、ずーーーっと仕舞ったままにしていると、茶色の星の様なシミが発生します。
まあ実際に、このシミの事を、『ホシ』、と言いますが、これもカビなんですね。
じゃあ、生えない様にするにはどうしましょう?
これよく聞きますよね、王道です!
湿度を下げる事は、もっとも有効な手段です。
100%抑える事は出来ませんが、発生を少なくする事は可能です、こまめに換気いたしましょう。
お洋服も環境によってカビ対策の方法も変わる
お洋服も、クローゼットやタンスなどの、構造や配置や環境によっては、やり方を変えないといけませんね。
地面が元々沼地で、埋め立てられて、作られたお家等は、比較的湿気が多いと、お客様からお伺いした事があります。
そんな、換気しにくい湿気の多い場所であれば、扇風機やクーラーなどを利用して、空気の対流を作るのも方法だと思います。
② 温度差を発生させない。
結露が出るような、急激な温度の差を出さず、湿度を60%以下に保つ事。
フローリングに、敷きっぱなしのマットで寝ていると、人間の体温で温度差が出来て、マットを裏返してみると、人型にカビが生えている事もあります。
これは、笑いごとではありませんよね。
マットを敷きっぱなしで、使用している方は、時々敷布団の裏をご確認下さいね。
お風呂の場合
お洋服とは関係ありませんが、お風呂なんかはカビがよく発生致します。
お風呂から上がる時に、お水をシャワーで、お風呂内にまんべんなくかける事で、お風呂の温度を低くして、カビを押さえる事が出来ます。
これも、温度を利用したカビの予防策ですね。
逆に、お湯をかけて早く乾かしたのちに、タオルで水分を拭き取る事で、カビを防ぐ方法もあるようです。
コチラは、水分や栄養分を取り除く方法ですね、両方理にかなっていますが、お風呂場の構造や環境により、方法は変えないといけないようです。
③ 乾燥剤を使用して定期的に交換する。
はい、置いて見てビックリ!すごく水が溜まります。
こんなに湿気が沢山あったんだと驚くかもしれませんね。
乾燥剤に溜まった水は、塩化カルシウム(路面が凍結しないように撒くやつです)と言う水になり、強アルカリ性なので、皮製品等に付着すると、収縮させるのです。
取り扱いには、注意大です。
すぐに溜まるので、定期的に交換しましょう。
ホームセンター等で、水取り○○ってネーミングで売ってます♪
④ クリーニングして直す時にビニールカバー等は必ず取る。
クリーニングや、シミ抜きは、直す前には必ず終わらせておきましょう。
そうする事で、カビが好む栄養源を、少しでも少なくする事が出来ます。
クリーニング後には、袋に入っていますが、これは運搬時に汚れない様にする一時的なカバーなので、長期保存に向いていません。
この袋も、お洋服に温度差を作り、湿気を作る原因となるので、必ず取って下さい。
もうすでに生えてしまっている場合には。
もし、カビがすでに生えちゃった場合は、ご家庭のお家洗いでは、まず漂白する事でしか取る事は出来ません。
表面に乗っているだけなら、クリーニング屋さんの通常のドライクリーニングで取れるのですが、大概カビの根が残っており、これが生地を傷めたり、色を傷めたりする原因となります。
出来れば、クリーニングプロショップに、『カビのしみ抜きで!』、とお願いして下さい。
別料金がかかると思いますが、勉強しているクリーニングプロショップなら、落とせます♪
色は痛んでいても、ある程度修正できます。
でも、生地の痛みが激しいと、完全には戻らない事もありますので、そこはご了承くださいネ♪
ではでは~
ウチにカビは生えねえよ!と言う方も
そういえば粉っぽいかも♪と言う方も
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