パリッと仕上がる理由とは
その理由は、しっかりと効いている糊なんですね。
洗濯糊剤とは、だいたい今から説明するこの2種類かブレンドなんです。
天然糊では、コーンスターチと言われるものが多く、最近ではタピオカ(ジュースに入ってるでっかいツブツブのやつと同じ)等もあります。
合成糊ではポリ酢酸ビニルが最も使用されています。
天然糊とは
コーンスターチはそのままですね。
トウモロコシから出来たデンプンです。硬さや浸透性が良く、糊落ちも良いです。
市販のスプレー等では、天然素材のデンプンを加工して使用した、糊剤が使用されている物もあります。
↓↓↓市販されている、スプレー糊です♪
おはようございます、『三度の飯より、シミ抜きが好き』 でお馴染みのクリーニングISEYA代表 『のぼっち』 こと、おのうえです、毎度!
はい、今回は糊について語ってます♪
合成糊とは
ポリ酢酸ビニル(酢ビとも言われる)です。
少量でも熱によく反応して、硬く仕上がります。
これに水で乳化させたのが、木工用ボンドですね。
そりゃ良くくっ付きますね~、だからもちろん取れにくいです。
その他の糊
CMC(カルボキシメチルセルロース)
パルプを原料として作られた、粉末状の水溶性高分子物質で、再汚染防止効果があり、洗濯物に再度汚れが付着するのを防ぐので、白さが際立ちます。
あと、糊剤としても使用されます、そういう意味ではCMCは天然糊に近いですね。
PVA(ポリビニルアルコール)
ポリ酢酸ビニルを作る時にも、使用されています合成樹脂です。
ホームセンター等の、洗濯コーナーで売っている液体タイプの糊剤は、だいたいが、このCMCかPVA(ポリビニールアルコール)の2種類があります
↓↓↓ホームセンター等で、購入可能です♪
どちらを使った方がいいの?
どっちが良いかは、使用者のお好みになりますね♪
パリッとして硬くて、持続するのがお好きならPVA!
張りはあるけど、ソフトな感じで洗うとしっかり落ちるのが良いならCMC!
ぼくは断然CMCですけど、クリーニング屋なので市販のスプレーや、液体じゃなく、天然糊使用のウチでクリーニングしてます(当たり前やん(笑))
こだわりのクリーニング屋で使うタピオカは、天然なので液体の状態では長時間保存は出来ません。ですので毎回洗う時に、粉を水に溶いて、沸かして作らないといけないのです。
↓↓↓コナ状態の天然糊♪
結構手間暇かけてます
クリーニング屋は、その糊が付いたワイシャツを半乾きの状態で、高温の鉄板でプレスするので、糊が瞬時に固まり、パリッとした硬さをキープ出来るのです。
硬さの持ちは、糊の種類によって変わります。
糊が付いてるのがイヤな方には、糊無しのコースも用意しております♪
ではでは~
糊はガチガチが好きだよ!と言う方も
薄糊がいいよね♪と言う方も
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