★新刊情報★

高橋いさを最新戯曲集

①『海を渡って~女優・貞奴』(論創社)

表題作に加えて朗読劇「父さんの映画」「和紙の家」(村松みさきとの共作)「母の法廷」の四編を収録。定価¥2000

2015年5月、全国書店にて発売中!

②『交換王子』(論創社)

マーク・トウェイン作「王子と乞食」を翻案した表題作に加えて、駆け落ちカップルの逃避行の顛末を私立探偵が回想するコメディ『旅の途中』を収録。定価¥2000

2015年9月、全国書店にて発売中!

③「I―note②~高橋いさをの演出ノート」(論創社)

1991年から2012年まで、著者か演出した舞台の稽古の際に俳優、スタッフに配られた演出ノートを公開する。定価¥2000(予定)

しばらくお待ちください。

★公演情報★

品川恵子一人芝居

「海を渡って 女優貞奴」

原作/高橋いさを
脚色/小嶋次郎
演出/大谷朗

●2016年7月17日(日)13:00/17:00

●三越劇場

2013年に初演した芝居の再演です。






























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2016-05-25 07:38:34

非常勤講師

テーマ:エトセトラ
週に何度か大学に通い、講義をする。わたしは大学で演劇を学ぶ学生に非常勤講師として劇作を教えている。わたしの出身校である日本大学芸術学部演劇学科である。つまり、わたしは「大学の先生」である。

わたしが大学生の頃、わたしに何かを教えてくれる先生は、みな一様に「先生」であり、A先生とB先生の特別な区別はなかったように思う。しかし、大学の先生にも階級があることを知ったのはずっと後のことである。大学の教員にはわたしが知る限り以下の三種類がある。

●教授
●准教授
●講師

准教授はちょっと前まで「助教授」と呼ばれていたが、何かの理由で改名された。大学に関係するようになって初めてわたしはこのようなランクがあることを知った。講師には「常勤」と「非常勤」があり、言うまでもなく非常勤講師は一番下位にある。教鞭を執って間もない頃は、「非常勤講師」とは「非常事態」「非常警報」みたいでなかなか格好いいではないかと思ってホクホクしていたが、要するに非常勤講師というものは、大学の都合でいつでも取り換え可能な出入りの業者のようなものだ。大学の運営面に関してはまったく無力の存在。

山崎豊子の小説「白い巨塔」において野望に燃える主人公・財前五郎が獲得しようとするのが「教授」の地位である。彼は権謀術数の限りを尽くして「教授」の椅子を手に入れようとする。わたしには財前五郎のような野心はまったくないので他人事であるが、現実にもわたしの知らぬところで、教授になるべく暗躍する大学教員が存在するのかもしれないと思うと、ちょっと興味深い。しかし、大学とは言え、やはり人間の集まりである。地位や権力を手にするために他人を蹴落として這い上がろうとする人間がいて全然おかしくない。




※初公開! 授業中のわたし。(学生撮影)

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2016-05-24 08:10:56

大好きなもの

テーマ:エトセトラ
演劇の専門学校の演技の授業の一番最初に「あなたの大は好きなものの魅力を語ってください」と学生に言い、その人の大好きなものをみんなの前で語ってもらう。彼らが選ぶテーマは実にさまざまで、猫や犬といったペットはもとより、自分の生まれ育った土地や野球やサッカーのようなスポーツ、酒やギャンブルなど実にさまざまである。

わたし自身がそのエチュードに参加したことはないのだが、わたしなら何をテーマに選び、その魅力について語るだろうと想像した。わたしはたぶん「映画」をテーマに選ぶにちがいない。では、わたしは映画の何にそんなに魅力を感じているのだろう?

わたしが好んで映画を見るのは、自分の現実だけだと物足りないからだと思う。自分の現実に100パーセント満足している人間は、映画=作り物などまったく必要としないのではないか。いや、そんなことをさっ引いても映画は魅力的だ。そこには、わたしが経験できないさまざまな出来事が描かれているから。例えば、わたしはたぶん生涯、原子力潜水艦に乗ることはないと思うが、「クリムゾン・タイド」という映画を見ることで、擬似的にだがそれを体験できる。例えば、わたしはアメリカのマフィアの家族の三男坊ではないが、「ゴッドファーザー」を見ることで、その大変さを擬似的に体験できる。つまり、映画が魅力的なのは、わたしの人生では決して起こり得ないさまざまな出来事を映画を通して体験できるからだ。言わば、他人の人生を旅する面白さ。

そんなわたしの「大好きなもの」の魅力は、こんな言葉で説得的に第三者に伝えることができるのだろうか?


※わたしの所有する映画のDVDの一部。
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2016-05-23 08:04:33

苦悩の銭湯

テーマ:エトセトラ
ある日、たまに行く公衆浴場で湯船に浸かりながら、ふと若い頃に通っていた銭湯のことを思い出した。

今はさすがに滅多に行かなくなったが、若い頃はよく銭湯へ通っていた。学生時代に一人暮らしをしていた時はもちろん、学校を出た後もずっと風呂なしの部屋に住んでいたから銭湯通いは日課であった。銭湯を卒業した後はサウナへよく行った。初めてサウナに行ったのは、確か二十代の半ばくらいだったと思う。入浴から店を出るまでの段取りがわからず、サウナから出た後、汗が引くまで休憩室で過ごすことを知らず、汗だくのまま服を着て店を出てしまったのも微笑ましい思い出である。そんなうぶなわたしも三十代の終わり頃は新宿歌舞伎町のサウナでよく寝泊まりし、横に入れ墨の男が寝ていても平気で熟睡していたのだから、ずいぶんスレたものである。

二十代の頃、しばしば通っていた銭湯のことはよく覚えている。なぜよく覚えているかと言うと、台本に煮詰まるとそこへ行っていたからである。そこは岩風呂で、何という種類の入浴剤なのだろう、湯船は薄く茶色に染められて独特の匂いかした。 夜中に銭湯へ行くのは普通だが、昼間からそこへ行くのはちょっと普通ではない。しかし、精神的に追いつめられたわたしは、御祓(みそぎ)をするような気持ちで一日に何度も銭湯へ行き湯船に身を沈め、ストーリー作りに頭を悩ませたのだった。

あれから三十年ばかりの月日が流れ、そのように苦悩することもほとんどなくなったが、あの頭を悩ませたの苦悩の銭湯は、わたしにとっては忘れられない風景である。


※岩風呂。(「GOIN」より)
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2016-05-22 08:28:37

裁判員になりたい!

テーマ:裁判
「開始から7年を迎えた裁判員制度で、選任手続きに呼び出された裁判員候補者が無断欠席する割合が4割近くにのぼっていることが最高裁の集計で分かった」

昨日のネットの記事である。2009年に裁判員制度による裁判が始まって7年だという。アメリカ映画「十二人の怒れる男」を見ていなかったら、わたしも裁判員制度にたいした関心を寄せることもなく、上記の人々同様、裁判所からの裁判員選任の書類を「めんどくせえな」となおざりに扱ったかもしれない。しかし、世の人々と違い、わたしは心密かに裁判員になる日を夢見ている奇特な人間である。

わたしがなぜ裁判員になりたいかと言うと、裁判員たちによる評議の様子を内側からリアルに体験したいからである。なぜ内側からリアルに体験したいかと言うと、わたしが劇作家だからである。脚本家のレジナルド・ローズは、まったくの空想で「十二人の怒れる男」を書いたのではない。彼もまた実際に陪審員裁判を体験し、その経験を元にあの劇(最初はテレビ・ドラマだが)をものにしたのだ。裁判員法では評議の内容を第三者に口外してはならないと決められている。つまり、裁判員には「守秘義務」がある。だから、内側に入り込まない限り、裁判員による評議の様子を具体的に知ることはできないのだ。

そういう意味では、たぶんわたしのような人間は特殊なケースである。裁判員を積極的に務めたいと思っている人間はそんなにいないと思うからである。だから、4割もいるという裁判員の放棄者たちのことを知ると「何というもったいないことを!」と思う。しかし、こればかりは「じゃあオレが代わりに」という風にできないところが何とももどかしい。果たして、わたしはいつか夢見る裁判員に選出される日が来るのだろうか?  人生は皮肉にできているので、わたしのようなやる気まんまんの男には、決して選任の機会は来ないのが世の常だと考えると、忸怩(じくじ)たる思いである。


※「十二人の怒れる男」(「Y!映画」より)

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2016-05-21 08:31:56

韓国製復讐劇~「復讐者に憐れみを」

テーマ:映画
DVDで「復讐者に憐れみを」(2002年)を見る。韓国製の復讐を主題にしたサスペンス映画。「オールド・ボーイ」「親切なクムジャさん」とともに「復讐三部作」と呼ばれるパク・チャンヌク監督の作品。

聴覚に障害のある主人公の青年は、肝臓の病に犯された姉の手術のために金が必要。女友達に唆されて、働いていた製鉄会社の社長の一人娘を誘拐して身代金を奪う計画を立て実行する。しかし、誘拐した娘が目を離した隙に川で溺死してしまう。復讐の鬼と化した社長は容赦なく青年を追い詰めていく・・・。

主人公の青年に聴覚障害があり、それが仇(あだ)となって誘拐した娘を死なせてしまうという展開が面白い。ここには決して真の意味での悪人はいず、むしろ登場人物は善人であるが、それぞれが自分の正義を行おうとした結果が悲惨な事態を招いてしまうという物語は絵空事ではないリアリティがある。よきパパから復讐鬼に変貌する社長をソン・ガンホ(「殺人の追憶」)が演じていてなかなかよいが、青年を演じる役者さんにもっと陰影があったらいいのにと思う。

「オールド・ボーイ」はインパクトのある映画だったが、「親切なクムジャさん」は途中まで見て挫折した映画である。この監督には観客を煙に巻くような独特の語り口があり、その手法についていけなくなったのだ。本作にもそのようなテイストは漂っている。そして、わたしは映画に対して明晰さを求めているのだなと再認識する。わたしがアメリカ映画を好む理由はいろいろあるが、すぐれたアメリカはとにかく明晰である。ハッキリしていて曖昧さがない。穿ったことを言えば、さまざまな国の人間の寄せ集まりであるアメリカは、他人に何かを理解させることの難しさをよく知り、普段から訓練ができているのではないか。ゆえにアメリカ映画は常に明晰さ=わかりやすさを重要視するのだ。


※同作。(「Amazon.co.jp」より)
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2016-05-20 08:17:18

不可解な自殺

テーマ:事件・事故
「19日午前3時前、江戸川区東葛西のアパートで、「拳銃で2階の人を撃った。自分も頭を撃つ」と110番通報があった。警察官が駆けつけたところ、2階の部屋で住人Kさん(54)が、1階の部屋では男(73)がそれぞれ頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後、2人とも死亡が確認された。男のそばには拳銃があったという。去年12月から「ドアの音がうるさい」といった2階のKさんの生活音をめぐる苦情が複数回あり、警視庁は、近隣トラブルが原因で男がKさんを拳銃で撃った後、自殺をしたとみて調べている」

ネットで報道されたとある事件。内容は理解できる。しかし、一読して様々な「なぜ?」や「どんな?」がわたしの頭を駆け巡る。

●男は自殺する前にわざわざ警察に電話したのはなぜか?
→自首のつもりだったのか。あるいは、発見が遅れて腐乱するのが嫌だったのか。
●男はなぜ拳銃を所有していたのか?
→男は暴力団の関係者だったのか。あるいは、警察関係者か。
●「ドアの音がうるさい」とはどういう種類のものなのか?
→ドアの開閉音ということか。だとするなら、どんな開閉音なのか。
●男は「ドアの音がうるさい」というだけでなぜ殺人行為に走ったのか?
→男は何らかの心の病にかかっていたのか。あるいは、それは口実で、もっと他の理由があったのか。
●男はどういう人間なのか?
→引退したやくざなのか。あるいは妻子に捨てられたリストラ男か。
●Kさんはどんな仕事をしていたのか?
→乱暴なトラック運転手か。あるいは売れない漫画家か。
●事件の起こったアパートとはどんなアパートなのか?
→築25年の安アパートなのか。あるいは、新築のお洒落なアパートか。
●彼はなぜ自殺したのか?
→殺人犯として服役するのが嫌だったのか。あるいは、不治の病に犯されて自分の人生に絶望したからか。

そのように一つ一つの疑問を明らかにしない限り、この事件を理解したということにはならない。ともあれ、現実の事件はまったく謎に満ちている。わたしが裁判傍聴を好むのは、報道だけでは決してわからない事件のディテールによって、事件の全貌が解き明かされていく面白さに満ちているからである。


※拳銃。(「タイコの話」より)
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2016-05-19 09:10:08

戦争とピアノ~「戦場のピアニスト」

テーマ:映画
DVDで「戦場のピアニスト」(2002年)を見る。エイドリアン・ブロディ主演、ロマン・ポランスキー監督作品。何がわたしをこの映画から遠ざけたのか、自分でもよくわからないが、初見である。

第二次大戦下のポーランド。ピアニストとして活躍する主人公は、ナチス・ドイツのユダヤ人絶滅政策の対象となり、ゲットー(ユダヤ人強制居住区)へ連行され、過酷な労働を強いられる。抵抗勢力の助けでゲットーから助け出された彼は、追っ手を逃れて隠れ家を転々とすることに。大戦も終結に近づいた頃、人気のない廃屋に隠れていた彼は、一人のドイツ人将校と出会う。将校に命令されるままにピアノを演奏する主人公。そして、それ以降、将校は彼に食糧を与え、秘密裏に庇護しようとするが・・・。

実話を元に作られた第二次世界大戦外伝である。主人公がユダヤ人のピアニストであるという点に映画としての独創性があると思う。彼は銃を取って戦う兵士ではなく、最初から最後まで逃げ回ってばかりいる非力な音楽家である。そんな彼とドイツ軍の将校との音楽をめぐる友情物語とは興味深い題材だが、2時間30分余りある上映時間中、ピアニストが将校に出会うのは2時間くらい経ってから。だから、二人の交流はボリュームをもって描かれず、その点が物足りないと言えば物足りない。しかし、ドイツ軍の常軌を逸した容赦ない暴力描写と激しい戦闘のために瓦礫の山と化した当時のワルシャワの荒廃した景観は圧倒的で、一見に値する。

戦争と音楽(ピアノ)という主題は非常に興味深く、わたしは「月光の夏」(毛利恒之の小説)を連想したが、そのコントラストがもっと鮮やかに描かれれば、さぞかしすばらしい作品になっただろうに、と思う。


※「戦場のピアニスト」(「Memories of Movie」より)
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2016-05-18 08:45:42

戦友

テーマ:エトセトラ
わたしたちは必ずしも武器を手にしてどこかの国と戦争をしているわけではないが、同じ志を持ち行動をともした人間のことを「戦友」と称することがある。喜びはもとより苦労や辛さを共有した人間は、確かにそのような言い方で表すことができるように思う。

「人間は生き死にをともにしたヤツのことをそう簡単には忘れないもんだ」

拙作「父との夏」(論創社)のなかの台詞である。台詞の主は太平洋戦争末期に少年兵として出征した老いた父親である。書いたのはわたしだが、言ったのは実際に戦争を体験したわたしの父である。直接的に生き死にをともにしていない分、父の言葉ほど重みはないが、確かにわたしにも「戦友」と呼べる人間が何人かいる。父と違って目に見える明確な敵と闘ったわけではないが、ある理想を実現しようと、ともに人生を歩んで来た者たち。わたしたちの敵は、ある意味で目に見えない分、父が闘った敵より手強い。しかし、面と向かってそいつに「お前はオレの戦友だ」と口に出したことはないし、逆にそいつからそのように言われたこともない。第一、そんなことを言うのは照れくさい。

思うに「戦友」とはその人間の死に直面して初めて心に浮かぶ言葉なのではないか。そいつがこの世からいなくなって初めて「お前はオレの戦友だった」と過去形で思い出すもの。わたしは今後もそいつに対して「お前はオレの戦友だ」と口に出すことはないと思う。彼の死に直面し、彼が静かに横たわる棺(ひつぎ)の前で初めて心の中でそっとつぶやく言葉。逆もまたしかり。それが戦争をしていない平和な時代を生きる我々の「戦友」ではないか。


※戦友。(「神風特別攻撃隊」より)
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2016-05-17 08:31:15

義務と権利

テーマ:エトセトラ
義務と権利について考える。わたしもささやかながら納税者なので、国のやることに口出しする権利を持っている。国の代表がとんでもないことをやりだしたら「ちょっと待て!」と言う権利を持っている。わたしがもしも納税の義務を怠っているとしたら、口出しする権利はない。ただ黙って代表がやることに従うしかない。改めてわたしが指摘するまでもなく、義務と権利は背中合わせになっている。義務を果たしたものだけが自分の権利を主張できる。

わたしはなるたけ自由に生きていたいと考えるので、極力、組織に所属しないようにしている。組織は個人を守ってくれる大切な砦でもあるが、同時に組織の一人であるためにさまざまな義務を果たすことを強いられる。だから、組織に所属するとは、権利を主張できる代わりに義務を背負うということである。怠け者のわたしはそれを厭うところがある。

夫婦という人間の最小規模の共同体も、義務と権利のバランスの上に成り立っている。夫としての義務をキチンと果たしている男だけが妻に「もっと美味い料理を作れ」とか「部屋をきれいにしろ」とか自分の権利を主張できるのだ。妻の義務をキチンと果たしている女だけが夫に「新しい服を買って」とか「旅行に連れていって」とか自分の権利を主張できるのだ。そのように考えると、あらゆる局面において人間関係を構築するとは、すべからく義務と権利の所在を明らかにして、それを遂行するということに他ならない。そのように考えると、すべての人間関係とはまったくしち面倒くさい代物であると言わざるをえないが、ギブ・アンド・テイクが円滑な人間関係を作り出す基本であるなら、これはこれで致し方ないことなのかもれない。

余談だが、確定申告はこの上なく面倒くさい。誰かもっと簡単な納税の方法を作り出してくれないものか。


※結婚生活。(「Woman excite」より)
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2016-05-16 07:18:07

「海を渡って 女優 貞奴」再演

テーマ:演劇
ちょっと先の話だが、7月に品川恵子さんの一人芝居「海を渡って 女優 貞奴」が再演される。この芝居は2013年に三越劇場で初演された芝居である。初演時はわたしが演出も兼ね、その後、戯曲集も出版した。以下はチラシの裏面に載せてもらったわたしの口上である。

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近代演劇の革命児・川上音二郎とその妻・貞奴の人生に思いを馳せると、一つの情景が目に浮かぶ。その情景とは、舟に乗って大海原を行く二人の姿である。それは音二郎の一座が海を渡って海外公演を成功させたことのみならず、実際に二人は小舟に乗って無茶な航海をしていたりするからか。川上音二郎という希代の"冒険家"を夫に持った日本初の女優・貞奴の「人生航海」を描きたい。

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わたしが川上音二郎のことを知ったのは大学の演劇史の授業においてである。演劇活動におけるその果敢な挑戦の軌跡を知り、とても他人とは思えなかった人物である。また、わたしとしては初めて実在の人物を主人公に書いた戯曲で、とても勉強になった作品である。今回はわたしは演出ではないが、どんな舞台になるのか今から楽しみにしている。

品川恵子一人芝居
「海を渡って 女優 貞奴」

原作/高橋いさを
脚色/小嶋次郎
演出/大谷 朗

●日時/2016年7月17日(日)
13:00/17:00(2ステージのみの公演です)
●場所/三越劇場
●入場料/¥5500
●チケット予約・問合せ/エ・ネスト  03―5563―0661(4月1日より前売り開始)
三越劇場  0120―03―9354(5月1日より前売り開始)

ご来場を心よりお待ちします。


※チラシ表。

※チラシ裏。

※戯曲集。(論創社)
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