★新刊情報★

高橋いさを最新戯曲集

①『海を渡って~女優・貞奴』(論創社)

表題作に加えて朗読劇「父さんの映画」「和紙の家」(村松みさきとの共作)「母の法廷」の四編を収録。定価¥2000

2015年5月、全国書店にて発売中!

②『交換王子』(論創社)

マーク・トウェイン作「王子と乞食」を翻案した表題作に加えて、駆け落ちカップルの逃避行の顛末を私立探偵が回想するコメディ『旅の途中』を収録。定価¥2000

2015年9月、全国書店にて発売中!

③「I―note②~高橋いさをの演出ノート」(論創社)

1991年から2012年まで、著者か演出した舞台の稽古の際に俳優、スタッフに配られた演出ノートを公開する。定価¥2000(予定)

しばらくお待ちください。

★公演情報★

L&L企画公演
「フクロウガスム」

●作/えのもとぐりむ
●演出/高橋いさを

●2017年2月22日(水)~26日(日)
●中野劇場HOPE

詳細は追ってブログに掲載します。






























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2017-02-21 07:39:56

明日から

テーマ:演劇
明日からL&L企画舞台公演「フクロウガスム」が始まる。この一ヶ月を写真で振り返る。なぜ文章ではなく写真で振り返るかと言うと、忙しくてブログを書く暇がなかったからである。

●台本。


●イメージ図。


●舞台平面図。


●稽古。


●進行表。


●劇場。


●劇中に登場する木彫りの梟。


この続きは劇場の客席で!

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L&L企画舞台公演
「フクロウガスム」
●作/えのもとぐりむ
●演出/高橋いさを(劇団ショーマ)
●日時/2月22日(水)~26(日)
●場所/中野劇場HOPE

お席にはまだ余裕があります。

ご来場を心よりお待ちします。
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同じテーマ 「演劇」 の記事
2017-02-20 08:04:59

諜報戦

テーマ:エトセトラ
街を歩いていて、かつて友人のWが「ジェイソン・ボーンはオレのことだ!」と熱く語っていたのを思い出した。ジェイソン・ボーンとはアメリカ映画「ボーン・アイデンティティー」(2002年)シリーズに出てくるマット・デーモン演じる記憶喪失の殺し屋のことである。Wがなぜそこまで熱くジェイソン・ボーンについて語ったのか、当時のわたしにはよく理解できなかったが、だんだんと理解できるようになった。

Wはわたしの幼なじみで、現在は会社の社長である。仕事の内容はよくわからないが、たぶん情報サービス関係の仕事だと思う。ともあれ、彼は社員を何人も抱える会社の長なのだ。そんな彼がなぜ「記憶喪失の殺し屋」に感情移入するのか?    彼は記憶喪失でもないし、もちろん殺し屋でもない。

つまり、彼はサラリーマンの世界を一種の「諜報戦(ちょうほうせん)」(すなわちスパイ活動)と考えて仕事している人間なのだ。もちろん、サラリーマンの世界には殺しはないし、拳銃も出てこないし、爆弾の爆発もないし、窓ガラスを破って階上から他人の部屋へ転がり込むこともないだろう。しかし、「相手を出し抜く」ことが会社の利益を上げることであると考えれば、ジェイソン・ボーンの秀でた頭脳と機敏な行動は、サラリーマンの世界に置き換え可能である。自分を亡き者にしようと追跡してくる殺し屋をいかにして返り討ちにするかという問題は、そのままライバル会社をいかにして潰して自社に利益をもたらすかを考えるサラリーマンの問題に置き換えることができる。その意味で言えば、サラリーマンの世界だけでなく我々人間の世界はすべからく「諜報戦」であるとも言えるが、わたしは少なくとも自分の生きている世界を「諜報戦」に見立てて生きていないので、そのへんが今一つWの「ジェイソン・ボーン好き」を理解できなかった要因だと思う。そして、ジェイソン・ボーンが人気を呼んだ要因の一つは、このように日本のサラリーマンを感情移入させる魅力を持っていた点である。

ここ数年、Wに会うことはめっきりなくなったが、たぶん今日も東京のオフィス街を舞台に彼は熾烈な「諜報戦」を繰り広げているにちがいない。


※ジェイソン・ボーン。(「FASHON PRESS」より)

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「フクロウガスム」
●脚本/えのもとぐりむ
●演出/高橋いさを(劇団ショーマ)
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2017-02-19 08:27:59

細菌パニック映画~「FLU 運命の36時間」

テーマ:映画
DVDで「FLU 運命の36時間」(2013年)を見る。韓国製の細菌パニック映画。

ソウル郊外で、新型鳥インフルエンザに冒された中国の密航者が発見される。発病すると36時間で死に至るそのウィルスは瞬く間に地域全土に広がる。対策に当たる大学病院の女医イネは事の収拾に尽力するが、一人娘と彼女に好意を持つレスキュー隊員のジグとともに感染者が集められた封鎖地区に追いやられてしまう。果たして、彼らは封鎖地区から脱出し、生き残ることができるのか?

細菌パニック映画と言えば、ダスティン・ホフマン主演の「アウトブレイク」(1995年)を思い出す。古くは「暗黒の恐怖」(1950年)というペスト菌を宿した殺人犯を警官と保険局員が追跡する映画もあった。最近見た韓国映画「ヨンガシ」(2012年)もそのような種類の映画だった。大掛かりな映画で、群衆パニック場面など相当に金がかかっていて迫力があるが、ヒロインの女医が娘を助けるために医師としての倫理を顧みず行動するのが気になって感情移入しずらい。娘役の子役も巧いのだが可愛くないので途中から応援する気持ちが失せる。

興味深いのはこの有事に対する韓国政府の対応場面である。フィクションとは言え、こういう事態は起こりうるわけで、韓国政府はアメリカの首脳陣と対立する様が描かれるのだ。韓国におけるアメリカの政治的発言力がどのくらいあるのか、わたしはまるで無知なのだが、最終的に韓国大統領が「韓国の国民は我々が守る!」と啖呵を切ってアメリカ側の意見を退けて難局を乗り切る。しかし、これは他人事ではない。わたしはまだ話題作「シン・ゴジラ」(2016年)を見ていないのだが、細菌=ゴジラ=地震=戦争と考えを拡大していくと、有事の際に日本政府がどのように事態に対応するかをフィクションとして描くことは意義深いことであると思う。「シン・ゴジラ」では日本政府はどのように描かれるのだろう。 アメリカは一緒に戦ってくれるのだろうか?


*同作。(「Y!映画」より)

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2017-02-18 08:22:36

ロシア製の戦争映画~「オーガストウォーズ」

テーマ:映画
DVDで「オーガストウォーズ」(2012年)を見る。ロシア製のSFの要素を取り入れた戦争映画。まったく知らない映画だったが、ネットの情報を通して知り一見に及ぶ。

南オセチアの平和維持軍の任務についている父親の元へ息子のチョーマは遊びにやって来る。しかし、折り悪くグルジアとロシア軍の間に紛争が勃発。父親は敵の銃弾の前に倒れる。母親は息子を救うために戦場へ。ロシア兵の助けを借りながら母親は息子を探すべく戦場を奔走する。負傷したチョーマを勇気づけるのは、彼が幻想する巨大ロボットだった。

本作で描かれる戦闘は2008年に勃発した「南オセチア紛争(別名オーガストウォー)」である。劇中に登場する兵器はロシア軍の全面協力の元、本物を使用しているという。戦闘場面の迫力がハンパないのはそのせいか。戦場での人探しというと「プライベート・ライアン」(1998年)を連想するが、あちらは探索者が複数の兵士だったが、こちらは単身の若い母親である。しかも、彼女はミニスカ姿である!   このミスマッチ感覚がユニークであるが、これだけなら「迫力ある戦争映画」というような感想しか持たなかったかもしれない。本作がそれにも増してユニークなのは、少年がロシア軍を巨大ロボットに、グルジア軍をロボットが戦う敵に見立てて幻想し、それがビジュアル化されて描かれる点である。リアルな戦争描写とファンタスティックなロボットSFの融合。その試みに作り手の創意を感じる。

ところで、ロシア映画はわたしたち日本人には馴染みが薄い。わたしたちが多く見ているのはアメリカ映画であり、ロシア映画を見る機会はほとんどないと言える。だから、現代のロシア映画がどのくらいのレベルなのか判断しずらいのだが、本作を見る限り、映画作りの技術は相当に高いと思う。


※同作。(「Y!ブログ」より)

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2017-02-17 08:26:48

師匠

テーマ:ドラマ
「そうさ。なんだっていいんだ。なにかを好きになって、細かな味も分って来るということは、とても大切なことなんだ。そういうことが、魂を細やかにするんだ。マンガでもロックでも、深く好きになれる人は、他のものも深く好きになれる」

「なにかを好きになり、夢中になるというところまで行けるのは、素晴しい能力なんだ。物や人を深く愛せるというのは誰もが持てるというものじゃない、大切な能力なんだ。努力しなければ持つことの出来ない能力なんだ」

テレビ・ドラマ「早春スケッチブック」の中で沢田竜彦が息子の和彦に言う台詞である。改めてこのように書き出していい台詞だなあと思う。「魂を細やかにする」などという言い方はほとんど詩である。「物や人を深く愛せるのは能力なんだ」というのも卓見である。このドラマを見ていなかったら、あるいは、山田太一さんの書いたこの台詞を知らなかったら、わたしの魂はもっと干からびたものになっていたかもしれない。そして、わたしに子供がいたら、こういうことをキチンと伝えたいとも思う。

ところで、先日、「沢田竜彦はわたしの人生の師匠だ」ということをこのブログに書いたら、ある人が「山田太一が師ってことではないんですね」とコメントをくれた。そのコメントにこの場を借りて答えれば、その通りである。正確には山田太一が師匠なのである。沢田竜彦の言葉は山田太一の言葉であるからだ。しかし、山田太一さんがわたしの家にやって来て、上記のようなことをわたしに言ったとしても、失礼ながら「何言ってんだ、このオヤジは」と思ったかもしれない。山崎努扮する竜彦が、あのカラスが鳴く古びた西洋屋敷で死期が近いという現実の中で、最期の言葉として訥々と語ってくれたからこそ、これらの言葉はわたしの心を貫いたのだ。震えるように突き刺さったのだ。まさにフィクションの力である。


※山田太一さん。(「Folwerブログ」より)

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2017-02-16 08:06:23

寺山修司の思い出

テーマ:エトセトラ
テレビ・ドラマ「早春スケッチブック」に登場する山崎努さん扮する沢田竜彦は死期が近いカメラマンである。彼は今は再婚して平和な家庭を営む元妻の前に現れて、自分の実の息子に影響を与えようとする。

作者の山田太一さんのエッセイで知ったが、山田さんの盟友・寺山修司さんはこのドラマを毎回楽しみに見ていたという。寺山さんは当時、病に犯されて余命いくばくもない状態だった。寺山さんは自分を竜彦に重ねているフシがあったと山田さんは言う。確かにさまざまな分野で常識を覆す実験を試み、異才を発揮した寺山修司の姿に破天荒な沢田竜彦の姿は重なるところがある。また、同じエッセイに山田さんの自宅を訪れたからだの具合の悪い寺山さんが「本棚を見せろよ」と言って山田さんの書斎の本棚を丁寧に見て回ったというエピソードが印象に残っている。

わたしは一度だけ寺山修司さんを直に見たことがある。確か1970年代の終わりのことだ。渋谷にあったジァンジァンという小さな劇場へ「観客席」という芝居を見に行った時だ。その舞台は高校生のわたしには相当に衝撃的なものだったが、帰り際にロビーに寺山さんがいるのに気づいた。黒いコートを着ていたと思う。わたしにとっては神格化された人だったのでドキドキしてその姿をチラチラと盗み見た。心の中で「テラヤマ・・・」とつぶやきながら。すると、一緒に芝居を見に行った友人のWが無謀にも寺山さんに話しかけた。「わっ!」と思ったが、Wは普通に寺山さんとしゃべっていた。Wは寺山さんに名前を聞かれて嬉しそうに答えていた。

寺山さんが亡くなるのは「早春スケッチブック」が放送された1983年である。47才の若さだった。思うに、この人が実践した常識破りの演劇作りを越えるスケールの演劇人は未だにいないように思う。


※寺山修司さん。(「寺山修司記念館」より)

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2017-02-15 08:18:31

朝の珈琲店にて

テーマ:エトセトラ
ある日の朝、仕事先の駅前にあるドトール・コーヒーで珈琲とパンを頼んだら、わたしが注文したパンを差し出した若い女性店員がニコニコして名前を名乗った。わたしは「え?」となって、彼女の顔を見直した。「なぜドトール・コーヒーの店員がわたしに名前を名乗るのだ?」ーーすぐに名前と顔が一致せずに戸惑ったが、しばらくしてその女性店員が誰だか思い出した。彼女は、三月に公演する専門学校の卒業公演「淑女のお作法」(わたしの作・演出)でヒロインを演じるMさんだったのだ。わたしは奇妙な出会いに驚きながら、珈琲を飲んで店を後にした。そして、朝の街を歩きながらなぜか胸がいっぱいになった。大袈裟に言えば、「人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある」という東野圭吾の「容疑者Xの献身」の〈石神〉的な心境になったのである。

わたしは自宅近くの店を含めてドトール・コーヒーへほとんど毎日行くが、わたしに珈琲を出してくれるその店員が何者かということに関して想像力を働かせることはほぼない。だから、彼女との偶然の出会いは、そんなわたしの想像力にちょっと刺激を与えてくれたわけである。「そうか、ドトール・コーヒーの店員には役者志望の若者がいたりするのだな」と。ということは「ピアニスト志望の若者」も「漫画家志望の若者」も「カメラマン志望の若者」もドトール・コーヒーの店員として働いているかもしれないわけだ。

ちょっと説明不足だったかもしれないが、ドトール・コーヒーの彼女を見て、わたしが「容疑者Xの献身」の〈石神〉的な心境になったのは、役者になることを夢見る彼女がこうして社会人の一員として清潔に生きていることを知り、そこに彼女の健気さを感じたからである。もしも、わたしが彼女と出会ったのが朝のドトール・コーヒーではなく、彼女が客引きしている夜のキャバクラ前だったら、このような気持ちにはならなかったにちがいない。ともあれ、まだ何者でもない若い役者がアルバイトをしている姿はとても美しい。わたしの心を彩った日常の一こま。


※ドトール・コーヒー。

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2017-02-14 08:41:20

国民参与裁判制度~「依頼人」

テーマ:映画
DVDで「依頼人」(2011年)を見る。韓国製の法廷サスペンス映画。聞くところによると韓国映画史上、初の本格的な裁判劇らしい。

映画の現像技師であるハンの妻が自宅で何者かに惨殺される。ハンは殺人罪で逮捕され裁判にかけられる。彼の弁護を引き受けることになったのは腕利き弁護士のカン。証拠は状況証拠のみで、被告人は犯行を否認している。しかし、カンはハンがかつて起こった女子高生殺人事件の重要容疑者だったことを知る・・・。

しっかり作られた法廷サスペンス映画である。そういう意味では「韓国映画史上初の本格法廷劇」の名に恥じない堂々たる法廷劇であると思う。意外な結末もよく考えられている。びっくりするのは主舞台になる法廷の立派さ。わたしが今まで見たどんな法廷よりも豪華である。傍聴席の数はそんなに多くないのだが、検察官と弁護人が弁論を振るうエリアがやたらに広く、天井も高い。机やテーブルなどの調度品も高級感に溢れている。被告人はハ・ジョンウ、検察官はチャン・ヒョク、弁護人はパク・ヒスンという配役。みなイケメンなので、法廷にちょっと「華やぎ」があるが、わたしにはプロットがちょっとややこしいところがあり、検察官と弁護人の攻防の歯切れが今一つ悪い。

興味深いのは、本作で描かれる裁判は陪審員による裁定である点である。調べたら、韓国では被告人が望むと一般市民が裁定を下すシステムがあるらしい。

「韓国では民主化を目指す盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の意向を受けて、2008年から〈国民参与裁判制度〉が施行された。これは、殺人や強盗などの重大犯罪を対象とするなど日本の裁判員制度と共通する点もあるが、大きく異なるのは被告人が国民参与裁判か、裁判官だけによる裁判かを選択できること」(「映画評論家・弁護士の坂和章平の映画日記」より)

初めて知る事実である。



*本作。(「こんな日は映画を見よう」より)

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2017-02-13 07:43:30

ダッダッダッダンダン

テーマ:エトセトラ
ある日、「ターミネーター」のテーマ曲をエレクトーンで奏でる黒髪の少女の姿をYouTubeで見た。「ダッダッダッダンダン、ダッダッダッダンダン」というイントロに「チャララ~ラ~ラ~ラ~ラ~」という悲しげなメロディが重なるあの曲である。あの曲は一人で演奏できることに驚いたが、それを中学生くらいの少女が一人で演奏しているのも意外だった。そして、演奏し終わった少女に拍手を送りたいような気になった。

第一作(1984年)のオープニングは、この曲にのって「TERMINATOR」という文字が画面いっぱいに映り、その文字が右と左からゆっくりスライドしていく。それを背景にコンピューター・グラフィックのような文字で出演者とスタッフの名前が出ては消える。そして、音楽が最高に盛り上がった時、大きな文字は画面後方にぐーんと後退し、「THE TERMINATOR」という全体が表れるというものだった。

第二作のオープニングは、鉄の板のような盤面に「TERMINATOR 2 JADGEMENT DAY」という文字が表れ、炎に包まれ燃え上がる公園の遊具の風景がいくつか重なる。そして、炎の中から骸骨のようなターミネーターの頭部が表れ、音楽が盛り上がり、カメラはぐんぐんと頭部に近寄り、赤々と光るターミネーターの眼を強調する。そこに画面の上下から鉄板が合わさるように金属が下りてきて「ゴン!」という金属音が響き物語が始まる。

映画が面白かったせいもあるが、この「ターミネーター」のテーマ曲はカッコいい。名曲と言っていいのではないか。内容が近未来SFということもあるが、この映画にはギターとかピアノとかそういう人間的な温もりを感じさせる楽器でなく、シンセサイザーという人工的な電子音楽で奏でるのが相応しい。哀感のある主旋律が過酷な運命を強いられたヒロインの悲しさを表現しながら、同時に基調音にある「ダッダッダッダンダン」という低い音が忍び寄る抹殺者の不気味な怖さをよく醸し出している。全体の印象は荘厳。つまり、機械と人間の熾烈な戦いを見事に音楽として表現している。作曲はブラッド・フィーデルである。因みにわたしが見たYouTubeのの女の子はテレビにも出演したちょっと有名な人らしい。


※YouTubeのエレクトーン少女。(「Y!ブログ」より)
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2017-02-12 09:28:01

児童虐待

テーマ:社会
L&L企画舞台公演「フクロウガスム」という芝居の演出をしている。この芝居は間もなく中野劇場HOPEで上演される。本作は児童虐待が殺人事件の引き金となる物語である。わたしにとって児童虐待はまったく身近な題材ではないが、わたしの知らぬところでこういうことはたくさん起こっているにちがいない。「NAVER まとめ」による記事によると、児童虐待は「無職の父親」による事件が多いということらしい。

○生後 4ヶ月の長女の頭を殴り、意識不明の重体にさせたとして、北海道警西警察署は 傷害の容疑で父親( 26 )を逮捕。「 職を失い、むしゃくしゃしてやった 」と動機を説明。

○生後間もない長男に暴行を加えたとして、大阪府警高槻署は無職の父親(31)を傷害容疑で逮捕。「虐待していたのは事実」と容疑を認めている。

○小学2年の長男(8)を鎖で柱につないで拘束したとして、滋賀県警長浜署は無職の父親(32)と母親(27)を逮捕。

○生後8ヶ月の長女の顔に熱湯をかけてやけどを負わせたとして、警視庁町田署は、父親である東京都町田市常盤町、無職の男(23)を傷害の疑いで逮捕。

○警視庁捜査1課はAちゃんの腹を踏みつけるなどして死なせたとして、父親の無職の男(33)=暴行容疑で逮捕=を傷害致死の疑いで再逮捕。

こうして並べてみると、無職であると同時にみな一様に若い父親が犯行に及んでいることがわかる。たぶん仕事を失くした二十代~三十代の若い父親の有り余るエネルギーが、歪(いびつ)な形で噴出する結果がこういう児童虐待事件に発展してしまうのだと思う。まったく憂うべきことだが、この問題は社会における雇用の問題と密接に関連していると感じる。


※赤ちゃん。(「akanbo」より)
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