天使:「ダービー馬ワンアンドオンリーの登場や。セントライト記念でイスラボニータ、トゥザワールドのワンツーもあってか、断然人気。単勝1.4倍やで」

悪魔:「確かにワンアンドオンリーを除いたらセントライト記念より実績の落ちるメンバーやけど、よう見たら、結構手強そうなんがいてる。1.4倍の人気はないんちゃう?」

 僕:「そうなんだよ。元々素質を高く評価されていた馬など、さすがに菊花賞トライアルといえるメンバーがいる。ワンアンドオンリー1強じゃないと思うよ。ワンアンドオンリー自体も、成長プラス勢いでダービーの頂点まで行った馬。単勝1.4倍の抜けた実力馬とは思えないんだけどな。トライアルから全力でくることはないし、中心にするほどの安定感はない。このレース、意外に難しいよ」

悪魔:「そしたら中心は、なし?」

 僕:「結果的に固い配当になるかもしれないけど、予想の段階では波乱含み。中心馬はいないね。2歳時は池江厩舎の素質№1といわれたサトノアラジン。勝ち損ねたようなレースで重賞3着、結局、クラシック不出走で夏に条件連勝。本格化のイメージだけど、あれだけの素質をいわれてた馬を夏場条件を2走させたのが気になるね。勝てるうちに・・・賞金取りに出た上り馬のやり方だよね。ドッシリ構えてトライアル3着以内で権利取り。トライアルで来ないようでは本番云々は言えない。それが素質馬の意気ごみじゃないかな。厩舎は実力に自信がない? そう思ってしまう」

天使:「なるほどな。一見して、ワンアンドオンリーとサトノアラジンの中心かと思たけど、波乱も十分あり、やな。ま、中心にはせえへんけど、この2頭を選ぶのは間違いないやろ」

 僕:「それはね。勝利に近い2頭であることは間違いないからね。あとはダービーで惨敗したハギノハイブリッドとサウンズオブアースの巻き返し。京都新聞杯の1,2着馬。あと、父ディープインパクトに母父が長距離血統リアルシャダイという珍しい組み合わせのヤマノウィザード。芝ではオール1,2着というキネオペガサス。ダービー3着もあるダート王・ベルシャザールの半弟。素質はある」

天使:「そんなとこかな。ほな、買い目いこか」

 僕:「馬連ボックス、⑦⑧⑨⑩⑪⑮、15点×100円。3連複ボックス、⑦⑧⑨⑩⑪⑮、20点×100円。3連単は、あえて冒険でサトノアラジン、ハギノハイブリッド2頭軸マルチ⑧⑨-⑦⑩⑪⑮、24点×100円」

天使:「ホント、3連単は大冒険やな。(笑) ほな、これでいこか。ではでは」