今宵の稽古

本日より新たに大学生男児一名が末席に加わりました。

同じ川西市在住ということで、稽古後帰宅の際に助手席に乗せて途中まで送ってあげたのですが、車中で

「前に見学に来てから結構時間が経ってるけど、かなり悩みました？　見学後即入門したら見学・体験費が無料になったのに。」

と尋ねたところ、

「すぐに入門したかったのですが、学生なので金銭面の都合から時間が空いてしまいました。」

とのことでした。


自分の趣味のことなので、自分で金銭を用意するのは当たり前のことなのですが、話を聞いていて

「偉いなぁ～」

と思った次第です。


やる気もあるようですし、前述のように立派な心がけをされていた彼に対し、何かしてあげたい気持ちになったので、週1の教授で月謝7,000円のところ、

「じゃ、今月は何回稽古に来てもいいよ。」

と言ってあげましたら喜んでくれました。



さて、今宵の稽古ですが、阪神高速池田線のリフレッシュ工事（通行止め）に伴い、自宅を出たところから大渋滞。

稽古場についたのが午後8時を過ぎていたので、稽古を楽しみに来てくれている門弟達に申し訳なく、終了時間を30分延長し、21：30迄稽古をつけました。


僕が到着する迄の間は柳原君がしっかりとサポートしてくれたので、ありがたいことです。


形稽古は初伝形を五本目まで柳原君中心に行ってくれていたので、僕の指導は形稽古ではなく、以下に掲げる組居合の稽古に充てました。

・臑囲
・柄留返
・柄留切先返

たった三項目の稽古ではありますが、いずれも奥が深い実戦的な稽古です。


丁寧に解りやすく術理を物理的観点からも教えるのですが、皆、頭では理解できていても、身体がついてこないもどかしさと格闘していました。














関西（大阪豊中・兵庫川西）で古流居合術を学ぶなら、『修心流居合術兵法 修心館』

居合刀・武用刀剣から価値ある美術刀剣まで、日本刀・刀剣・古武具に関することなら『美術刀剣 刀心』