居合術、習いませんか? | 平成の侍 町井勲オフィシャルブログ『居愛道』Powered by Ameba

居合術、習いませんか?

常々このブログでも記述しておりますが、僕の中では居合道と居合術は異なる存在なのです。

居合道は精神鍛錬、健康管理のために行う武術色褪せた居合で、居合術は血生臭い武術色濃い居合、というのが僕の見解です。


先日、道場見学に来られた元某流派の方がこう仰って下さったそうです。


「駅前居合とは違う」



近頃は技術を学ぶために足を運ぶ方が少なくなった…



これは僕も思うところですし、極真会館松井章圭館長も同じことを仰っておられました。


極真空手の世界でも、昔は「強くなりたいから本部道場へ」と、寮に住み込んで修行される方が多々おられたそうですが、近頃は身近な支部道場に通われる方の方が多いのだとか。



僕の居合は僕からしか学べません。

他所では絶対に学べません。


僕独特の理合と体捌きがそこにあるからです。



健康管理が希望なら、身近な道場で良いでしょう。

しかし、僕の居合術を学びたいのであれば、遠くとも、時間を割かれようとも、是非、僕の道場に通われてください。


今年の年度更新で、在籍のみで稽古に積極的に参加しない門弟を篩にかけました。


残念ながら数名が退会の道を選択しましたが、やる気のある門弟は残りました。



これで良かったのだと思っています。



教える側としては熱意ある者に伝えたいですからね。


少人数ではありますが、着実に腕は上がってきています。
彼らの成長を見るのが今の僕の楽しみの一つです。


今月21日、東京恵比寿で行いました稽古には、北海道在住の門弟も馳せ参じてくれました。
遠い北海道の地で一人、しっかりと反復して稽古していた様子が、その日の稽古を見るにしっかりと現れていました。


常々門弟に言うのですが、道場の稽古日にだけ稽古しても腕はあがりません。

日々の鍛錬をしっかりとし、道場はその鍛錬の仕方に間違いがないか、形を修正する場なのです。



今現在、右腕になる門弟をと、数名特に目をかけて育てています。

いずれ彼らに支部を持たせ、広く流派を発展させたいと願っています。