さて今日の本題です。
今年は何を買ったんだっけ?、と振り返ってみるとAppleのiPhone6&iPad Air2がまず頭に思い浮かびます。新型のMacBook Pro Retinaが発売されたら無理して買ったかもしれませんが、恐らく40万円近いだろうから指をくわえて眺めるだけだったかも。まあ出なくて良かったと言えます(^_^;)。
欲しいと思ったものの購入に至らなかった筆頭格は液晶ディスプレイです。EIZOから発売されている
・4K 31.5インチのFlexScan EV3237 価格コム最安値176,359円
・27インチのハードウェアキャリブレーション付 ColorEdge CX271-CNX 価格コム最安値143,640円
は色々と検討して実物もチェック、ずいぶん心が動いたんですけど購入するだけの強い衝動が出てきません。
これからの時代の液晶ディスプレイは4Kが主流になると思いますが、EV3237を見ると4Kで31.5インチと大型ながらDot by Dotでは文字が小さすぎて目が疲れそうだし、CX271は手持ちのNEC 2690WUXi(25.5インチ)から乗り換えるだけの魅力にやや欠けるような気がするのです。
そんなモヤモヤした気分を軽く吹き飛ばし、心を動かしてくれたのがフィリップスから発売された4K 40インチの液晶ディスプレイ BDM4065UC/11 であります。
http://www.philips.co.jp/c/pc-monitor/brilliance-led-backlit-lcd-display-bdm4065uc_11/prd/;jsessionid=283BE35E7C041432DC1526C1CE1A81D0.app102-drp4
注目すべきはその価格。NTT-Xでは完売の表示が出ていますが、8万円台というよりも限りなく7万円代に近い8万円であります。
http://nttxstore.jp/_II_PH14860646
うまく行けば年内には7万円台になりそうです。ただ、安かろう悪かろうだと困りもの。性能的にはどうなんだろうと思って内容をチェックすると
4K:3840 x 2160ピクセル 40インチ
パネル:VAパネル
入力;VGA(アナログ), DisplayPort, ミニ DisplayPort, HDMI(デジタル、HDCP), MHL-HDMI(デジタル、HDCP)
スキャン周波数:VGA/HDMI:30 - 99 kHz;DP:30 - 160 kHz(H)/VGA:56 - 80 Hz;HDMI/DP:23 - 80 Hz(V)
サイズ:スタンド未使用時(mm) 904 x 512 x 88 mm
重量:スタンド未使用時(kg)8.50 kg
マウント:VESA 200×200
家にあるデジタルテレビよりデカイ(^_^;)のが長所でもあり難点でもありますが、それ以外は普通に使えそうな性能です。大きく見やすい画面とそこそこの性能で費用対効果は高いです。
うん、コレはいいかもしれない。
気になるのはMacBook Pro Retina15で 4K60Hz表示ができるかどうか。自分のMacはLate2013なので4Kディスプレイは対応しています。
Mac コンピュータで 4K ディスプレイと Ultra HD TV を使う
http://support.apple.com/ja-jp/HT6008
ただ、30Hzは対応しているものの、60Hzはこの液晶ディスプレイが
・MST (マルチストリームトランスポート) ディスプレイ
に対応している必要があります。
Macで4K60Hzが使えなければ買う意味が無いので人柱になるのではなく、きちんと情報収集をしてから購入するかどうか判断したいと思います。
4K28インチ液晶ディスプレイの増殖ぶりから想像するに、このフィリップスと同じパネルを使った液晶ディスプレイも雨後の竹の子の如く、あっという間に各社入り乱れての発売合戦になりそうな気がします。
そういう意味ではボーナスシーズン~年末まで目が離せません。