では今日の本題です。
LenovoのAndroidタブレット YOGA TABLET 8をお借りすることが出来たので、手持ちのiPad シリーズで比較検討したいと思います。まず一番手はMini Retinaディスプレイ。
既に両者とも様々なサイトで情報が出尽くしていると思いますが、逆に言えば新しい書き込みも少なくなっているかと。一周近く遅れてのレポートがかえって新鮮に感じられることを期待して書きましょう(笑)。
基本的なスペックはそれぞれのサイトを参照して下さい。
Lenovo YOGA TABLET 8
http://shopap.lenovo.com/jp/tablets/lenovo/yoga/yoga-8/
Apple iPad Mini Retina ディスプレイ
https://www.apple.com/jp/ipad-mini/
大きさ、重さ共に乱暴に言えばほとんど同じで良きライバルとも言えるのかな、なんて個人的には思います。
特筆すべきはYOGA TABLET 8の形状です。表から見たらフツーのTABLETですが、裏から見るととてもユニークな形をしているのです。
この手前に盛り上がった円筒状の部分にバッテリーが入っているとおもうのですが、この部分の膨らみや持った時の重心のバランスがとても良く考えられていて、けっこう心地よい感触なのです。
しかもこの部分は切り込みが入っていて、爪を引っ掛けて引き出すとスタンドに早変わり。これがけっこうしっかりしていて、加減は必要だけれども本体を押さえずに画面をTouchして操作ができます。机が滑りにくい加工になっていたらもっと安心して触ることが出来そう。
スタンドの角度を自由に決められないのが残念だけど、角度も適切で見やすいし何よりも手で持ったりカバーの力を狩りなくても、机に座って画面を見る事が出来るのがいいですね。これはiPadにはない大きなメリットなのは間違いありません。
ただカメラの位置はいただけないですね。手に持って撮影する分にはいいけど、スタンドモードにしてしまうと地面しか映りません。これはやはり上部にあって欲しかった。
Xperia Z1がカメラのすぐ近くにあるのに、こんな感じにしか映りません。
TABLET下部の丸い部分には画面向かって右側にイヤフォン用のコネクターが装備されています。
反対側は電電ボタンです。個人的にはこの配置は逆にして欲しかった。右利きなので右手で電源ボタンを押したい。
ちなみにiPad Mini Retinaディスプレイは本体下部右側にイヤフォン用のコネクターがついています。電源ボタンは本体上部右側です。
YOGA TABLET 8の形状は一言で言うと下膨れなんですけど、その効果が一番わかるのがこのアンクル。iPad Mini Retina ディスプレイが出た時はその薄さに驚愕したものですが、YOGA TABLET 8の方がより薄くなっています。
薄くなっていても写真下の丸みのある部分を握ればしっかりホールドできます。その点iPad Mini Retinaディスプレイはまんべんなく薄くてしかもツルツルなので、持つのに苦労します。ほぼ全ての人がカバーを使用しているのも、その持ちにくさ故なんだろうと思っているんですけどね。
大きさの比較でいえば、YOGA TABLET 8 の方が一回り大きいです。もっとも10インチクラスのTABLETから見たら気になるほどではありません。
正直なところ、今の時点ではやはり使い慣れていることもあってiPad Mini Retinaディスプレイの方が操作感、レスポンスともに優れているように思います。全体のホールド感はYOGA TABLET 8の方が一枚上手で裸でも持ち歩きたくなるのはYOGAです。
と言うあたりで今日はこれくらいにしておきます。気になるカメラの性能やアプリの使い勝手は追ってレポートしていきます。