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障害年金の診断書は、医師と患者の共同作業

障害年金の診断書は、医学的な診断書としての性質のみならず、社会的な障害をも反映する必要があると言われています。


「社会的な障害を反映する診断書」とは、いわゆる日常生活上の困難さ等、医学的な数値で表すことができないものです。


例えば、「膝の角度が90度までしか曲がらない」と書くのは医学的な診断書になります。


それを日常生活レベルまで落とし込むと、「外出時に靴紐が解けた時、その場にしゃがみ込んで靴紐を結び直せない」となります。


しかしながら、医師が書く診断書の内容は、ほんどが医学的な診断書に偏りがちです。


障害年金を申請するときは、医師の診断書の他に、本人または代理人は病歴・就労状況等申立書 を作成しなければなりません。


医師の診断書に書いていないことを、いくら本人が病歴・就労状況等申立書 に書いて訴えたところで、それは単なる戯言と捉えられかねません。


だからこそ、診断書と申立書の内容に整合性を持たせる必要があるわけです。


医師は患者の日常生活や労働能力について徹底的にヒアリングする。


患者は、診断書に漏れなく書いてもらえるように、根気強く医師に説明する。


障害年金の診断書は、医師に頼めば解決する問題ではなく、医師と患者の共同作業になります。


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